放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

DEATH NOTE 前編

2006年09月11日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:金子修介 2006年公開(日本)

原作のマンガを読んだ事は無いですが、なかなか面白い作品でした。
原作を知らなくても充分に楽しめます。
この作品の主人公である夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の頭脳対決が非常に面白く、最後まで飽きずに観賞する事が出来ました。
ストーリーには多少の無理があるものの、それでも非常に理解しやすく、どんどん引き込まれて行きます。
あと、これから観賞される方、エンドロールの最後まで見ておいた方が良いですよ。
まあ、大した事は無いですが、おまけの映像があります。
後編が今年の11月に公開されますが、絶対に見に行きたいと思っています。

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ウルトラヴァイオレット

2006年09月11日 | めっちゃおんもんない!(--〆)
監督:カート・ウィマー 2006年公開(USA)

CG技術を見せつけるだけの作品です。
映画というよりも、ミュージシャンのプロモみたいな感じです。
で、そのCGの技術もすごいかと言うと、さほど大したこと事も無く、驚かされるシーンは無しでした。
ミラ・ジョヴォヴィッチも頑張ってはいるんだけど、立ち回りのシーンは間が悪く、迫力感は0でした。
今年の初めに公開された「イーオン・フラックス」に似たような作品です。
この手の作品は、感覚が新しいように思えますが、実はもう古い感覚の作品だと思います。

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雨に唄えば

2006年09月11日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:ジーン・ケリー 1952年公開(USA)

無声映画時代からトーキー映画に変わる時代を、面白おかしく描いたミュージカル作品です。
とにかく「素晴らしい!」の一語につきます!
映像の美しさ、ダンスの華麗さ、どれを取っても見る者の心を軽やかにさせてくれます。
監督でありながら主演したジーン・ケリー氏に心から拍手を送りたいです。
「映画って素晴らしい!」と思わせてくれる作品です。

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風と共に去りぬ

2006年09月11日 | めっちゃ!おもろい!(^_-)-☆
監督:ヴィクター・フレミング 1952年公開(USA)

誰もが知っている名作です。
俺も、この作品は名作中の名作と胸を張って他人に勧める事が出来ます。
とにかく面白い!
作品に出てくるキャラクターがすべて個性的で、印象に残る。
その中でも主人公のスカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)が一際光っていて、現在観賞しても色褪せる事は皆無です。
”強く生きる女性”を描いた作品では、後にも先にもこの作品を越えるものは存在しません。
ストーリーも完璧ですし、映像も見事です!

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最終兵器彼女

2006年09月10日 | あかんわ。(ーー;)
監督:須賀大観 2006年公開(日本)

有名アニメを実写化した作品です。
ハッキリ言って、ストーリーは全く理解出来ませんでした。
何故、普通の女子高生が、国の最終兵器に改造されたのか?
その辺の理由が明確化されないままなので、観賞する側は置き去りにされてしまいます。
それに、主演の前田亜紀は、イメージ的に役不足だったのではないかと思います。
「バトル・ロワイヤル」の時に比べると、少し肥えてましたし、可愛いとは言い難い雰囲気でしたしね…。
ただ、特撮の方は頑張っていました。
札幌の街が空爆されるシーンは見応えがありました。
でも、誉める箇所はその部分ぐらいです。

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博士の愛した数式

2006年09月10日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:小泉堯史 2006年公開(日本)

80分しか記憶出来ない元数学博士(寺尾聰)と、そこに雇われている家政婦(深津絵里)の、ほのぼのとした日常を描いた作品です。
特に感動するようなシーンはありませんが、マッタリと心地よい気持ちにさせられます。
また、ほんの少しですが、”数字”というものに対して、違った見方を教えてくれます。
寺尾聰さん、深津絵里さんのご両名は演技がうまいですし、ストーリーも難しくありません。
非常に無難に出来た作品です。

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親切なクムジャさん

2006年09月10日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:パク・チャヌク 2005年公開(韓国)

なかなか面白い作品だと思います。
ただ、回想シーンと現在のシーンの切り替わりが多い事と、急に展開が変わるので、ストーリーが把握しにくいのが難です。
もう少し、落ち着いた感じのストーリーだと良かったのにと思います。
この作品の見所である、連続殺人犯に対して、被害者遺族が復讐するシーンはなかなか面白かった。
今までに無かったパターンだと思います。
この復讐シーンを見るだけでも観賞に値する作品です。

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POSEIDON

2006年09月10日 | あかんわ。(ーー;)
監督:ウォルフガング・ペーターゼン 2006年公開(USA)

1972年に劇場公開された「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクです。
72年版とはキャラの設定や、脱出の手段が若干異なっています。
あと、心理的な描写も違っていました。
今作では”生きる為には他人にかまってられない”といった感じのシーンがいくつかありました。
そのせいか、作品全体が妙に淡泊な感じだし、感情移入が出来ませんでした。
特撮の方も、72年版に比べると、技術的には当然ですが、かなり向上しているにもかかわらず、如何せんカメラワークが悪い為、スケールの大きさを感じる事が出来ませんでした。
残念ながら、72年版を越える作品では無かったです。
72年版は、観賞したあと、余韻が残りましたが、今作では皆無でした。

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空中庭園

2006年09月10日 | あかんわ。(ーー;)
監督:豊田利晃 2005年公開(日本)

「何事も包み隠さず、タブーを作らず、出来るだけすべての事を分かち合う」というルールを持つ家族の話。
淡々と流れるストーリーの中で、そのルールが崩壊する様が、面白おかしく描かれています。
小泉今日子の演技が光っていましたし、それを支える板尾創路や大楠道代ら脇役が、良い味を出していました。
ただ、作品が盛上がって来た頃に、ストーリーをまとめきれないままエンディングを迎えてしまうのは非常に残念でした。
もう少し、ちゃんとまとめて欲しかったですね。
いろいろと賞を獲っている作品ですが、審査する人、かなり甘いですね。

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トランスポーター2

2006年09月10日 | あかんわ。(ーー;)
監督:ルイ・レテリエ 2006年公開(USA/フランス)

前作から大した進歩は無いです。
前作同様ジェットコースターストーリーに仕上がっているので、見入ってしまうのは間違い無いですが、大きな盛り上がりはありません。
カーチェスなどのアクションシーンも何だか見飽きた感があり、驚くようなシーンは皆無でした。
仮に”3”が出来ても、もう観賞する気にはなれませんね。

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ダ・ヴィンチ・コード

2006年09月10日 | あかんわ。(ーー;)
監督:ロン・ハワード 2006年公開(USA)

原作を読まずに観賞しました。
結論から言うと、世間で騒がれてるほど大した作品では無かったです。
ていうか、駄作だと思います。
映画を見終わって劇場を出ようとした時、大概の方が「何かようわからん…。」と言っていたのが印象的です。
まず、これから観賞される方は、原作を事前に読んでおくか、あるいは新約聖書を読んでおいた方が良いかと思います。
イエス・キリストに纏わる話なので、予備知識無しで観賞すると、ストーリーについて行けないと思います。

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タッチ

2006年09月10日 | めっちゃおんもんない!(--〆)
監督:犬童一心 2005年公開(日本)

長澤まさみ(南)、斉藤祥太(達也)、斉藤慶太(和也)出演の実写版です。
原作を知るものにとっては良い作品とは言えません。
すべてにおいて中途半端な感じがして、「タッチ」の面白さがすべて壊されているような気がしました。
斉藤兄弟は相変わらず演技が下手だしね。
まあ、早く言えば70年代のアイドル映画の様な作品です。
以前、劇場版アニメで「タッチ 背番号の無いエース」という作品がありましたが、そちらの方が断然面白かったです。
とりあえず今回の実写版は脚本がダメダメでした。

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ピンクパンサー

2006年09月10日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:ショーン・レヴィ 2006年公開(USA)

以前、ピーター・セラーズが主演していた作品のリメイクです。
ピンクパンサー ダイアモンドを巡り、発生した事件を、マヌケな警視、クルーゾー警部(スティーブ・マーティン)がコミカルに解決していくという話です。
今回クルーゾー警部に扮したスティーブ・マーティンですが、ピーター・セラーズと比べると、少し笑いの間の取り方が悪いように思えました。
映画開始から30分程は、間の悪いコメディーが続き、少し白けてしまいましたが、後半からはテンポが良くなり、大笑いとは行きませんが、それなりに笑えました。
あと、スティーブ・マーティンのクルーゾー警部は、ピーター・セラーズをお手本にしているというよりも、チャップリンをお手本にしているような感じに受けました。
まあ、それでも、作品のイメージを壊す感じはなかったです。
あと、クルーゾー警部の部下ジルベール・ポントン役のジャン・レノが良い味を出してました。
コミカルな動きを、何となく照れくさそうに演技しているのがGoodです。
とりあえず、ピーター・セラーズ主演のピンクパンサーが好きだった人が観賞しても大丈夫な仕上がりにはなっています。

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南極日誌

2006年09月10日 | めっちゃおんもんない!(--〆)
監督:イル・ビルソン 2005年公開(韓国)

南極到達不能点を目指すチームが、途中で見つけた80年前のイギリス遠征隊の日誌と同じような経過を辿る。
この作品、サスペンスホラー的な感じを漂わせているが、全く違います。
(サスペンスホラー的な)雰囲気だけを漂わせているだけで、全く内容が無い。
作品の題である”南極日誌”ですが、この日誌が重要なのかな?と思わせるだけ思わせておいて、実はあまり関係が無いという「何やねん!」的な感じです。
正直、詐欺師のような作品です。
このような作品は公開してはダメです!
つまらない作品はどんどん排除しないと…、安易に公開して金もうけをさせるから、つまらない作品は増加するのです。

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南極物語-Eight Below-

2006年09月10日 | あかんわ。(ーー;)
監督:フランク・マーシャル 2006年公開(USA)

高倉健主演の「南極物語」のハリウッド版です。
日本版を知らない方にとっては、そこそこ良い出来の作品に思えるでしょう。
ただ、日本版を観賞した方にとっては最悪な作品です。
日本版とは違い、米国人好みの、完全な冒険映画になっていました。
やたら格好良く見せようという演出が、どうも好感を持つ事が出来ませんでした。
また、真実をねじ曲げてのラストシーンは、愕然とするばかりでした。
ハリウッド映画がダメになる理由がすべて詰め込まれています。

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