放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

SPIRIT

2006年09月04日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:ロニー・ユー 2006年公開 (香港)

格闘アクション映画が好きな方にはお勧めです。
アクションだけではなく、ストーリーも単純ですが良く出来ています。
ただ、ジェット・リーの演技力では、この作品の主役を演じるには無理があったように思えます。
明らかにキャラを生かし切れていませんでした。
表情がマッタリしすぎなんでしょうね。
ミスキャラだと思います。
中村獅童も良いイメージの日本人を演じていたのですが、ただ格闘シーンについては頂けなかった。
これは監督の日本の武術に対する認識不足でしょう、一体なんの流派なのかさっぱり理解出来ない型でした。
空手でもない、柔道でもない、流派を重んじる日本人として、ありえない戦い方でしたね。
まあ、それでも良く出来た作品だと思います。
ジャッキー・チェンのような戦い方をする格闘映画には飽き飽きしていたので、そういった意味ではこの作品は救世主的な役割を果たしてくれたと思います。

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