放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

嫌われ松子の一生

2006年11月21日 | めっちゃ!おもろい!(^_-)-☆
監督:中島哲也 2006年公開(日本)

予想外の名作です。
ストーリーと映像が一級品です。
中学校の教師だった松子(中谷美紀)が、ある事をきっかけに教師を辞め、転落の人生を辿ってしまうというすごく不幸な話なのに、所々に盛り込まれているミュージカル映画のような映像と、ユーモアが、見る者に笑いを誘います。
とても不思議な作品で、プロローグは松子が殺害されたシーンから始まるという、映画の主人公としては数少ない登場のしかたをし、その後のストーリーも、松子がトルコ嬢(ソープ嬢)になったり、人殺しをしたり、彼氏から暴力を振るわれたりと、言葉だけ並べるとかなりの不幸の積み重ねになるのですが、当の主人公は、そんな中でも幸せを感じているんです、良い意味で観客を無視した不思議なストーリーの展開になっています。
中谷美紀さんの演技が素晴らしい!
この作品によって、演技の幅が広がったのでは無いかと思います。
本当に良い作品です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは♪ (miyukichi)
2006-11-21 21:49:08
 TBどうもありがとうございました。
 こちらからもTBさせていただきました。
 よろしくお願いします☆

 中谷さん、すごく頑張ってましたね。
 私もよかったと思います◎

 観終わってからも、劇中のいろんな曲のメロディが
 しばらく頭の中で回っていました♪
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コメントありがとうございました (管理人tati)
2006-12-12 21:31:51
miyukichiさん、私も頭の中に劇中の曲が流れていますよ!(笑)
♪お腹が空いたら帰ろう♪って。
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