放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

ハッピー フィート

2007年04月08日 | あかんわ。(ーー;)
監督:ジョージ・ミラー 2007年公開(オーストラリア/USA)

この作品、米アカデミー賞を受賞したそうですが、賞を獲るほど価値のある作品には思えませんでした。
確かに、CGアニメの技術的なものは素晴らしいものを持っていますが、如何せんストーリーが無茶苦茶で、呆れかえってしまう程です。
子供さんが観賞しても理解出来ないのではないのでしょうか?
タップダンスが得意な皇帝ペンギンの主人公が、周囲からタップダンスを理解されず、いじめに遭いながらも、青春を謳歌するという設定になっているのですが、ストーリーの本質はそこに有るのでは無く、いつの間にか環境問題に発展しているんです。
その環境問題の扱い方も、非常に中途半端で、詰まるところ、この作品は一体何を訴え、楽しませたいのか見当がつきませんでした。
ただ、何となくですが、アメリカ人好みの映画ではあると理解出来ます。

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