放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

アポカリプト

2007年06月27日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:メル・ギブソン 2007年公開(USA)

マヤ文明の時代、マヤ帝国が、森の中の小さな村を破壊し、村民を虐待する。
捕虜となった村民は、帝国に連れて行かれ、過酷な運命を強いられる。
そんな中、一人の青年が脱走し、後を追ってくるマヤ帝国の傭兵と、息をもつかぬ攻防を繰り広げる。
かなり痛々しいシーンが多いので、観ていて辛くなる時が何度かありました。
人間は、どうしてここまで残酷になれるのだろう…、そういった事を考えさせられる作品です。
メル・ギブソン監督の作品は「パッション」もそうでしたが、すごく痛々しさが印象に残ります。
でも、その痛々しさは悲しみへと繋がります…。
人は、相手の人生が見えなくなった時、残酷になってしまうのではないかと思います。
この作品は15才以下の方は観賞出来ないようですが、私が思うに、小中学生に観賞させるべきだと思います。
映画を見終わった後、ディスカッションすれば最高に良い勉強になると思うのです。

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