女の美しさは首で決まる－と思うひと

 

 

 

何を隠そう、私は首フェチです。

女のひとは首が美しいとそれだけで器量が約三割り増しになる、というのが私の考えです。逆に言えば、美貌なのに猪首だったりすると、かなり残念な気がしてしまうのです（余計なお世話だ）。でもおそらく世の中の大半のひとは首の美しさにそれほど重きを置いていないだろうし、「首がきれいで顔は並み」と「首は無くとも顔きれい」を比べれば、きっと後者を良しとするひとの方が多いでしょう。だけど女性を見るときに首に注目してしまうひとって、けっういるんじゃないのかなぁ。私のまわりでも首にこだわるひとが何人かいるし。ここによくコメントをくれるJuneさん＠樫の木公園も、そのひとりなのですが。

 

美しい首といえば、まず当然のことながらある程度の長さがないと話になりません。細い太いは、好みの問題ね。細い首のほうがたおやかに見えるけれど、少し太めですっくと伸びた首筋も高貴な感じがして良いものです。

また、首というのは頭と胴体をつなげるパーツなわけですが、首が首としてきちんと独立しているというか、つまり首と頭・首と胴それぞれの境目が出来るだけくっきりしているのが望ましい。アゴから首・首から肩が出来るだけ直線的なラインで構成されていることも、美しい首の条件だと思います。とかなんとか、言葉だけで表現しようとしても、全然イメージ湧きゃしない？

 

だから有名人でいうとだね、まず松田聖子。それから最近見かけないけど、篠原ともえ。このふたりの首は、横からみたときにアゴの先端から首までの距離が比較的長めで、しかもアゴから首への横ラインと首筋の縦ラインの交わる部分にきっちりと角（かど）がついているところが非常にビューティフル。この角がついているというのが重要で、ここが角にならずに曖昧な弧を描いていたりすると、とたんに興ざめなのですよ。首フェチとしてはね。－さあ～、どうだ。わかったか。ダメか？わかれ。お願い。

 

ところで私が今まで見た中で最も美しい首の持ち主は、デイヴィッド・ボウイの妻で元モデルのイマン・アブドゥルマジドです。このひとの首は素晴らしい。茶筒のような、というとあまり美しく聞こえないけれど、要するに首の形がほとんど円筒形をしていて、その首に支えられているのがこれまたたぐい希なる頭蓋骨と来ているので、見るたびに見惚れてしまいます。

イマンはマイケル・ジャクソンの「Remember The Time」のヴィデオ・クリップに出演しているので見たことのあるひと多数だと思いますが、美首に興味のあるひとはひとつの模範例として確認してみてください。エディ・マーフィーのとなり座っている冷酷な王妃様がそのひとです。「ネフェルティティ」ですよね。美し過ぎます。