ホットスタイル小浜店 『スタッフ日記』

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サーフボードの修理が完成すると

2020年03月09日 | Weblog

少し前に『サーフボードの修理依頼』というお題でEPSのサーフボードの修理について投稿させてもらってたのですが、せっかくなので仕上がりの写真をアップさせていただきますね。

こちらはテール欠けの補修で欠けと大きな割れが入っており、上の写真は強度アップの為に樹脂盛りだけでなくクロスを巻いて硬化させている状態です。

クロスを巻いた状態から樹脂を削って仕上げるのですが削り終わると下の写真のようになります。

ほぼ傷が有ったことが分からない位に治ってます。

実際にサーフボードのリペアをされた方なら分かると思うのですが最終の仕上げが一番難しいんですよね。

キレイに仕上げないと凸凹になるし、削りすぎると修理が台無しになってしまうしで・・・

お次はFUTURESのフィンボックス継ぎ目からのクラック浸水の写真です。

こちらもクロスを巻いて硬化中の状態です。

リペア前の写真を撮っておけば良かったですね。

何度か同じ場所を修理されていて、それでも欠けてしまい水が入ってしまうとの事でしたので広めの範囲で補強を入れました。

Fのマークの下辺りのボックスの継ぎ目から水が入るとの事でしたので念入りに水抜きをしてから作業に入り完了しました。

フィンボックスとフォームの継ぎ目はストレスがかかると欠けやすいのでFUTURESだけでなくFCSの方も気をつけてチェックしておいたほうが安心ですね!

こちらはレール部分のヒビの補修です。

デッキ面、レール面、ボトム面の3ヵ所にクラックが入っていました。

こちらは修理前の写真が撮ってありました。

デッキ面のピンラインの部分は表面の割れ、サイドのレール部分は内側の割れ、ボトムにも内側からの割れが有ります。

完全に表面が割れてしまい欠けている箇所と、内側が割れていて表面には達してませんが弱くなってしまっている箇所が有りましたので全体をクロスで補強して修理させていただきました。

樹脂を削って仕上げた状態です。

どうしても内側の割れは外側からは治せないので目立ってしまいますが、表面はバッチリと強度アップしてリペアしてあるので安心です!

色やキューセルフィラーという粉を入れて誤魔化すことも可能でしたがお客様からの要望で極力元の色との違いが無い様にとのことでしたので素で修理させていただきました。

最近はSUPの修理も多く、色付きのボードを修理する機会も増えています。

とりあえず水が入らなければとの場合は修理痕は目立ってしまいますが、色付きのリペアも完璧に元と同じ状態には難しいですが可能な限りご要望にお応え出来るようにはさせていただきますのでご相談くださいね!

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