2017/2018シーズンに極少量のみ生産されているハンドメイドのスノーボードを紹介させていただきます。
BURTONの革新的プロダクトラインのFAMILY TREEシリーズから発売される WORKING STIFF です!
パウダーボードシェイプですが圧雪でのフリーラインディング性能も優れており、捩れるテールを使って後足でボードをコントロールする操作感が楽しいプレイフルな一枚です。
この板はBURTONのプロトタイプのボードやバインディング・ブーツの開発を行う、少し詳しい方なら聞いた事があると思う バーリントンのCraig’s(クレイグス)という開発工場で作られいます。
通常のBURTONの製品はCraig’sで開発された物が後にBURTONの工場で大量生産されるのですが、このWORKING STIFFだけがBURTONライダー達がテストしたりする際に乗っているCraig’sのプロトタイプ工場でハンドメイドにて生産されています。
特徴的なのが通常のスノーボードでは考えられないノーズの厚みなんですが、この形状も全て3Dモデリングにより設計された理想的な形状になります。
パウダーでのノーズの推進力を増幅させるテクノロジーです!
後足部分からの構造も特殊になっていて、BURTONが培ってきたボードの一部を超薄型にしてソフトでしなやかなフレックスを生み出すフィレオフレックスというテクノロジーを進化させた物が採用されています。
この超薄型テクノロジーはテールまで広がっていて、パウダーボードのスワローテールの様な操作感を生み出します!
通常テールが割れているスワローテールの板はテールの弾きが損なわれるのですが、このWORKING STIFFはテールがしっかりとありますので、しなやかな操作性と反発を両立させています。
トップシートにはハンドメイドで作られた証が、しっかりと刻印されています!
この板はディーラーカタログには掲載されていますが大量生産が出来ず、地球環境を考慮したリサイクル素材や、樹脂にいたるまでが再生素材を使って製造されています。
生産できる数が極端に少ないので使うのが勿体ないようなスノーボードですが、新たな次元へと導いてくれる面白い一枚ですね!
今年は一気に寒くなってきたのでスキー場には(だけ)沢山の雪が早く降って欲しいです!!