以下 2010年4月22日記録
昨日は検診日、術後3カ月が経過した。
採血と心電図の検査があった。
Y主治医の検診もこれが最後となるだろう。
「いかがですか」
1週間前の火曜日、強風で日本中が荒れた日のことだった。
私はカメラを持って自転車をこいだ。
強風と向かい風に息も絶え絶えの状態になった。
あまりの息苦しさに帰宅して血圧を測った。
とりとめて驚く数値ではなく、どちらかというと低血圧。
心拍が上がっていると思ったが、、、
46だった。それが発端だった。。。
最近50や50以下の数値が表れてきた。徐脈である。
しかも高血圧だった私がどんどん低血圧になる。
かと思えば155/107だのと血圧が乱高下する。
おまけに息が出来ないという症状に陥り、
検診一日前には救急診療を受けようかと思うほどの呼吸困難。
が、ひょっとすると精神的な症状かもしれないと…
中止になっていた精神安定剤に手を出した。
症状が緩和された。
医師に伝えると…
「あなたは診療内科で治療を受けたほうが良い」
「心療内科とは以前の精神科のことです」と加えた。
知ってる。
「本当に狭心症であれば救急車を自分で呼ぶことさえできません。
リーゼを飲もうというゆとりもありません!」
とも加えられた。
一時悪化した肝臓は完全に正常値に戻っていた。
心電図も良好だった。
これで心臓血管外科は事実上卒業である。
次の検診はかかりつけ内科を介して1年後となる。
最後に質問をした。
「私の残された2本の左冠状動脈の狭窄の手術はいつごろになりますか」
「え?????」
1年に300~400件の心臓血管疾患の手術を執刀なさる医師である。
そういうこともあるだろうと予想していた。
(忘れているのだ)
困難を極めた私の弓部大動脈瘤手術時に時間との闘いで
バイパス術は3本のうち1本だけを施術したこと
先生は忘れていらした。
私の動脈の動画を診て、改めて手術のときを思い起こされたようだ。
同病院の循環器内科を紹介していただいた。
私は今度は循環器内科の患者となった。
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