ほるすのしっぽ

のんびりいきます
のんびりお付き合い下さい(笑)

2008年 秋旅 二日目 ~おまけ~

2008年10月11日 | 旅・散策
祇園と言ったら「一見さんお断り」のイメージが強いですが、最近の花見小路はすっかり観光地として整備され、予約無しでも、また相当リーズナブルなお値段でも京料理を楽しむことが出来るようになりました
次回に行く時は、お腹を空かせて京料理を満喫したいと思います

ところで、ここ花見小路でちょっとした“事件”がありました
一軒のお茶屋さんの前にタクシーが停まっていて、そこの向かいにたくさんの外人さんが立っていたのです
また、タクシーの後ろにはカメラを構えた外人さん二人が、お茶屋さんの入り口をマークしています
「もしや舞妓さんが出てくるの?」ってことで、誰も真相を知らないまま、人の輪がどんどん広がっていきました
「誰かいるんですか?」「さぁ、よく分からないですけど舞妓さんが出てくるみたいです」とか、「なんかね、有名な人が中にいるらしいですよ」という会話がそこかしこで交わされ、何が何だか分からないのに一眼レフカメラを構えて待ちわびる人・人・人&そんな中の一人・ほるす

十分ほど待ったでしょうか、隣りに立っていた関西圏のご夫婦の奥さんの方が「なんやの、訳も分からんとこんなにたくさん集まって」
思わず吹き出してしまいました
だって、そのおばさんもその中の一人やんw
「こんなん待っててもしょうない、行こ」と旦那さんの手を引っ張って列を離れていきました
私もいい加減飽きたので離脱して道を渡ったら、さっきのご夫婦が相変わらず待ってるではありませんか
そのおばさんが「なんやろね、一体」と話かけてきたので、しばらくお話をしていました
お「こんなんたくさん人がいて、たまらんわ」
ほ「おばさんもその中の一人だから」
この一言に旦那さんが「そりゃそうや」と吹き出しました

結局タクシーは預かった荷物を乗せてしばらく後に走り去りました(爆)
後から冷静に考えたら、置屋さんに有名人が居るわけないし、五時を少し回った頃ではまだまだ舞妓さんが活躍する時間じゃないですよね

でもその数分後、路地をブラブラしていたら、いきなり横道から舞妓さんが目の前に現れました
夢中でカメラを向けてしまった私に舞妓さんの冷たい一瞥が・・・
確かに私の行動は失礼だった
でも、祇園を観光地化し、多くの集客を図ったのは地元の方針である訳で、一見さんではないお客さんでも前よりはずっと簡単に舞妓さんをお座敷に呼べるようになった昨今
花見小路に観光客が溢れている状況は作られたものなのだから、お金を落とさないただの観光客を邪魔者扱いするのは納得いかんのよね

その後、四条大橋横の南座前まで足を運んでみましたが、お腹はいっこうに減りません
でもこのままだと確実に夜中に空腹で目が覚めそう
「そうだ!」と思い立ち、南座のはす向かいにあるだんごの「丹波屋」さんにてちぎり餅を購入
五平餅っぽい食感の焼き団子(みたらし団子のように一つ一つに分かれていない)に甘辛醤油のタレをつけ、焼き海苔にはさんでくれます
ここはいつも長い行列になっているので、なかなか足を止められなかったんですよね
今回も5分ほど待ちましたが、その価値ありました
素朴な味が最高で、この晩の私の夕飯になりました

今夜は湿布を買って早めに宿に戻り、写経をしてから明日の早朝お勤めに供えて早寝です


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