ほるすのしっぽ

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のんびりお付き合い下さい(笑)

阪神淡路大震災より21年

2016年01月17日 | 日記
早いもので、阪神淡路大震災より21年も経ちました
それだけ経つと、その後に生まれた人も多くなる訳で、記憶の風化が懸念されます
また、被災者の高齢化も進み、追悼行事なども減少しているとか

あの日私はなんで仕事が休みだったのか覚えていないんだけど、起きてテレビを見て、関西方面で大変なことが起こっていることに驚いたのです
漠然と「関西方面」という認識でした
すぐに思い浮かんだのが、転勤で大阪の会社で働いている同級生のことでした
普段から交流が頻繁にあった訳では無かったんだけど、大阪の自宅の電話番号は知っていたので、すぐに電話したのです

ところが何度鳴らしても呼び出し音だけが響きます
「なにかあったんだ!」
そう思ったら居ても立っても居られず、急いで自分の部屋に戻り、中学時代の住所録(当時は個人情報保護法なんて無かったので、全員の住所・電話番号一覧が配られていた)を探し出し、実家に電話を入れたのです
電話に出られたお母様は、想定外の冷静さで、「ちょっとお待ちください」

「えっ?ちょっとお待ちください?」

しばらくすると同級生の「おぉ、どうした」という呑気な返事

ほ「なんでいるの?」
同「こっちの支社に用事があって、週末からこっちに来てるんだ」
ほ「テレビ見たら関西の方で大変なことになってるんで、家に電話したら出ないから心配になって」
同「あ~ あれは神戸のほうだから、俺の住んでいる地域は大した被害になってないよ」
と、あくまでも冷静と言うか、拍子抜けするほど呑気だったのです

まぁ、無事が確認できればそれでいいのよね、と電話を切り、後はテレビにくぎ付けになっていた気がします

中でもショックな映像だったのが、高架が崩落した阪神高速道路神戸線の映像
今にも落ちそうなバス
崩壊した駅舎、今にも倒れそうなビル、中ほどが押しつぶされたビルなど…

あの日あの地区に住んでいた人達の恐怖は、何年経っても消え去ることはありません
大災害があったことが記憶から消えないよう、新聞やテレビなどでも積極的に報道して欲しいと思います





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