hoppenの韓的な日々♪

2004年・夏、イ・ビョンホンssiに出会ってから韓流へ~韓国映画&ドラマで刺激的になった日々を綴ります。

『ザ・マジックアワー』:舞台挨拶&演奏会付き試写会(2008.05.29)

2008-06-02 16:01:40 | 日本映画のレビュー

『ザ・マジックアワー』
(2008.06.09日本公開)

公式サイト:http://www.magic-hour.jp/index.html
ザ・マジックアワー - goo 映画

舞台挨拶の様子は、こちらの記事から~
  • 佐藤浩市の変顔は衝撃!『ザ・マジックアワー』舞台挨拶は“ザ・ダブルコーチャンアワー”に!  5月30日 シネマトゥデイ
  • 三谷監督と佐藤浩市が絶妙なかけあいを披露!「ザ・マジックアワー」試写会  5月30日 eiga.com
  • 佐藤浩市、ナイフなめの練習に「恥ずかしいったらありゃしない」  5月30日 サンケイスポーツ


    6月9日(土)から公開の、三谷幸喜脚本&監督『ザ・マジックアワー』を、
    一足お先に見てまいりました。
    いやぁ~、面白かった!!
    しかし、疲れた~~~~!
    日本で一番面白い劇作家らしい、演劇の香りのする映画です。
    映画界への愛情も、たっぷりこもっていました。
    すっごく楽しめますが、面白すぎて疲れます。
    体調のいいときに見に行くことをお薦めします。

    舞台は、明らかに実在しないであろう街・守加護(すかご)。
    貼りぼてでできた建物は、映画というよりも、舞台の装置です。
    映画って、演劇よりもリアリティを求めたりするものですよね。
    どうなんだろ~と見ていたんですが。
    出てくるキャラクターが、どの人も、生き生きしてて面白くて。
    もちろんコメディですから、大げさなんですけど、とにかく生命力を感じます。
    見終わったら、貼りぼてに見えていた街が、
    まるで、どこかに存在しているような感覚がしました。

    主役は、売れない3流映画俳優・村田大樹(佐藤浩一)
    とある事情から、映画監督に成りすました備後(妻夫木聡)に誘われ、
    殺し屋・デラ富樫の役を引き受けることになります。
    村田は架空の人物を、映画の中で演じているつもりなんですが、
    実は、デラは、実在する本物の殺し屋。
    備後は、守加護の街を牛耳るボス・天塩(西田敏行)に、
    村田が本物の殺し屋・デラ富樫だと思わせたのです。
    映画の撮影なのに、本物の抗争が繰り広げられていきます。
      

    私は、舞台の三谷作品は見たことがないのですが、映画では見ています。
    どれも面白いのですが、ちょっと退屈な瞬間があるなぁ、と感じていました。
    でも、この『ザ・マジックアワー』では、120分間、休む暇なく、コメディが次々に繰り広げられます。
    映画というよりも、舞台を見た感じ。
    あまりの面白さに、前のめりで見てしまい、疲れました。
    皆さんも、ご覧になるときは、覚悟してくださいね。

    そして、三谷監督の映画ではいつも感じることですが、
    それぞれの世界に住む人たちの温かさを感じます。
    今回は、映画界の売れない俳優と、裏方さんたちが、とても温かかったです。


    この試写会では、上映前に、三谷監督と主演の佐藤浩一の舞台挨拶がありました。
    2人の掛け合いは、漫才コンビそのもの。
    Wこうちゃんと、妙名されていました。
    三谷監督は、俳優さんとは深い付き合いをしない人らしいのですが、
    この『ザ・マジックアワー』の全国キャンペーンをしているうちに、
    佐藤浩一とすっかり仲良くなったみたい。
    九州の中洲に繰り出し、演劇・映画論を交わしたそうです。(笑)

    上映が終わると、佐藤浩一ナレーション付き演奏会が始まりました。
    佐藤浩一は、やっぱ、役者さんですね~。
    語り口調が、とっても素敵です。
    もちろん、孤軍奮闘の三谷監督の演奏も、絶品でした。

    映画も面白かったし、舞台挨拶も面白く、たのしかったです。

    *** 三谷監督の作品 ****

    <1997年>
    ラヂオの時間 スタンダード・エディション

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    <2001年>
    みんなのいえ スタンダード・エディション

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    <2006年>
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    3 コメント

    コメント日が  古い順  |   新しい順
    Unknown (たぁ~くんの母)
    2008-06-07 15:03:42
    こんにちは。お元気そうですね。
    三谷監督は面白いですよね。
    今日の 「王様のブランチ」 でもWコーチャンの共通点は、一人っ子とA型っていってましたね。

    「僕の彼女はサイボーグ」のレポもお待ちしています。
    返信する
    Wコーチャン (hoppen)
    2008-06-08 09:13:17
    >たぁ~くんの母さん
    三谷監督は、奥さん以外で、初めて深く付き合った俳優が、佐藤浩一さんだって言ってました。
    佐藤浩一さんは、お笑いマニアだそうで、
    深夜の帯番組で、バラエティの司会をするのが夢らしい。
    佐藤浩一のコメディは初めて見ましたが、むっちゃはまっていましたから、
    そのうち、フジTVで、帯番組が始まるかもしれません。

    とにかく、笑える映画なので、ぜひ、見に行ってね~。
    返信する
    Wデラ富樫 (rabiovsky)
    2008-06-16 22:50:08
    こんばんわ!
    舞台挨拶をご覧になったのですか。
    羨ましい限りです。
    >どれも面白いのですが、ちょっと退屈な瞬間があるなぁ
    私もその感覚わかります。今回もそう瞬間がありましたし・・・。
    でも佐藤浩一さんと西田敏行さんとの掛け合いなんか最高で
    あれだけでお腹いっぱいでしたよ(笑)
    三谷作品は脚本が魅力のひとつですが今回はそれ以上に俳優陣の
    魅力炸裂って感じがしました。
    特に佐藤浩一さんの弾けっぷりは素晴らしかったです。
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