hoppenの韓的な日々♪

2004年・夏、イ・ビョンホンssiに出会ってから韓流へ~韓国映画&ドラマで刺激的になった日々を綴ります。

第21回東京国際映画祭、閉幕(2008.10.18~26)

2008-10-25 22:25:20 | 東京国際映画祭・10月

第21回東京国際映画祭が閉幕しました。
今年の東京サクラグランプリは『トルパン』。
**** トップ画像 ****
カザフスタンの遊牧民一家を描いた映画で、監督賞も獲得しました。
9日間の映画祭の模様は、公式サイトで楽しめます。
動画や、現場ルポがたくさんUPされていますので、探索してください。
日本映画が元気なこともあり、ビジネス面でも好調だったそうです。

第21回東京国際映画祭・公式サイト
第21回東京国際映画祭
http://www.tiff-jp.net/ja/


私は、18日のグリーンカーペットと、19日・20日に映画を見て、
26日は、閉幕式会場に行ってみました。

18日のグリーンカーペットは、こちらの記事で。
hoppenの韓的な日々♪より
第21回東京国際映画祭、開幕!グリーンカーペット
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/57b364591a52baceda96a799ba64205a


19日に見たのは3本。

東京国際映画祭とは関連はないようですが、
渋谷シアターNの「香港エンタテイメントシネマ・ウィーク」で、
『上海グランド』(1998年・香港)を見ました。
アンディ・ラウ&レスリー・チャンという夢の競演に加え、
韓国のチョン・ウソンも出演している映画です。
スクリーンで見れてよかったです~。
上海グランド (期間限定生産)
上海グランド(1996) - goo 映画

続いて、有楽町・よみうりホールの「コリアン・シネマ・ウィーク2008」に。

http://www.koreanculture.jp/japanese/info_news_view.php?year=all&page=1&number=635&keyfield=&key=




1本目は、『カリスマ脱出記』(2006.03韓国公開)

『宮』のユン・ウネが出演している学園コメディです。
主演のアン・ジェモが、舞台挨拶に来ました。
日本でもファンクラブがあるほどの人気でした。
俳優だけでなく、歌手やカーレーサーでもあるそうです。


2本目は『食客』
(2008.11.01韓国公開、2009日本公開予定)

韓国発の料理映画で、大ヒットした1本です。
日本人としては肩身の狭くなる思いもしますが、
おもしろかったですよ~。
主演のキム・ガンウは『台風太陽』でもよかったし、
『京義線』では、高い評価を受けました。
この『食客』でも、3ヶ月間料理を学び、
まっすぐで純粋な料理人を演じていました。
ドラマ『恋愛時代』『太陽の女』のイ・ハナも華を添えています。
この作品では、チョン・ユンス監督がティーチインを行いました。




20日は、東京国際映画祭の作品を四本。

まずは、『下女』(1960年韓国)
キム・ギヨン監督「女シリーズ」の原点だそうです。
会場を間違えてしまい、10分ほど遅れてみました。
ドロドロした雰囲気と、最後のオチがすごかった。

六本木ヒルズに戻ると、台湾映画『ビューティフルクレージー』
女優さんとリー・チー・イェン監督がサインをしてくれていました。
イェン監督は今回も前作も、とてもよかったと、見た友達が言ってました。
  


2本目は、『超強台風』(2008.中国)
超巨大な台風に、市長自らが市民の命のために奔走する、
大スペタクル映画でした。
ここまでやるか!?とびっくりするほど、突っ込みまくれる映画でした。
さすが、中国です。
上映後のティーチインがあり、監督自らが観客にチラシを配ってくれました。
サインもしてくれましたよ。
MovieCAFEでの記者会見は、一般人も見ることができました。
監督と、若い女優さんはご夫婦だそうです。
会見の後、どうしても質問したいことがあったので、聞いてみたら、
丁寧に答えてくれました。
映画レビューのときに、詳しく書きますね。

 

MovieCOFEでは、さまざまな記者会見が行われていました。
この日は、審査員の記者会見も行われていました。
こういうのを見れるのも、映画祭ならではの楽しさですね。



3本目は『D-WAR』(2007.08.01韓国公開、2008.11.09日本公開予定)
韓国のコメディアンでもあるシム・ヒョンレ監督が、制作した3D満載の怪獣映画。
自由自在に動き回るドラゴンの姿が、すごくこわかったです。
怪獣映画好きには、見逃せない映画だと思いました。
上映前には監督と杉本彩が舞台挨拶に登場しました。
司会の襟川クロさんも一緒に、フォトセッションに応えていました。


4本目は、『銀河解放戦線』(2007・韓国)。
インディーズ映画の監督が、失語症に陥ってしまいます。
その失語症が、妙な方向に悪化していくという、不思議なコメディ映画。
新しい感覚の韓国映画です。
ユン・ソンホ監督は、映画の主人公によく似ていて、たくさん語ってくれました。
よく動くからか、カメラのピントが合わなくて…。
映画館の外では、サインをしてくれ、一緒に写真も撮ってもらえました。^^



26日の最終日。
東京に行ったついでに、渋谷の閉幕式会場を見てきました。
こちらもレッドではなく、グリーンカーペットでした。
世界から集まった映画クリエーターが、観客にサインをしてあげたりしていました。


1階のカフェでは、閉幕パーティの準備中。
華やかな映画祭が終わるんですね~。



会場で配られるデイリーニュースに、
韓国・釜山映画祭のキム・ドンホ・ディレクターのインタビューが掲載されていました。
釜山国際映画祭では、
企画マーケットのPPP、
映画監督志望者のためのアジア・フィルム・アカデミー、
製作支援するシネマファンドなど、
韓国だけでなく、アジアの若手映画人を育てる企画があります。
東京国際映画祭は、どちらかというと、
観客たちに、世界の選りすぐりの映画を紹介してくれるための映画祭だと思います。
どちらも個性的で、世界に誇れる映画祭です。

アジア映画の主流は、香港から韓国や中国へ、そして最近は日本へシフトしているようです。
でも、そういう衰退は、一定の周期で巡ってくるもの。
アジア全体の枠でとらえて、
釜山や東京の映画祭をきっかけに、世界へ発信してほしいです。
キム・ドンホ・ディレクターは、
「釜山と東京が、映画だけでなくプログラマーなども交流して、ますます深い関係を築きたい」
とラブコールを送っていたそうです。
今後も楽しみです。


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