ロック野郎には、このダム

　天気が良かったこの週末
　土曜日はいまいち体調不良だったけど
　流石に日曜日はお出かけです

　本当は蔵王か裏磐梯の紅葉を見てみたいんだけど
　どうせ渋滞数珠繋ぎ

　名所を少しはずしました

　まずは白石インターで高速を降りて定番の七ヶ宿へ
　東北道を走ってるときは晴れていたのですが
　小原温泉脇のトンネルを次々とパスするうちに、だんだん、霧の中へ、霧の中へ、行ってみたいと思わないのに

　七ヶ宿湖の朝です



　Smoke on the waterではありません。
　大梁川橋たもと
　宮城の水がめ。なんと宮城県民の77.5%はここの水の恩恵を受けているそうです。

　少しだけ違う角度



　西の方から晴れてきました。



　湖底には昔の宿場町が沈んでいるそうです。
　ちょっと湖の南側にも回ってみましたが、橋の上から釣り糸を垂らしている太公望が多いですね。



　七ヶ宿大橋から
　東の方はまだ曇っています。



　七ヶ宿湖の一番上側。人造湖には見えませんね



　この後また林道チャレンジです。
　宮城県から県境をまたぐ林道、あまりないんですね。
　これまでチャレンジしたのは北から

　花立峠、最上鬼首線と、田代平、最上小野田線

　不亡山林道から、南蔵王林道、萱平河崎線

　今回は、七ヶ宿町役場のところを南に入ります。
　最初は舗装されているのですが、堀越学園の施設のところからダートに。



　茂庭関林道です。



　七ヶ宿から山を越えて福島市茂庭へ抜ける15kmほどの林道です。脇道もあるけど通り抜けられるのは一本だけのようでした。まあほどほどの広さで普通車でも何とか走れそうな林道、黄緑色のオフロードバイクが1台楽しそうに走っていました。
　県境の表示はありません。



　南側の舗装路になったあたりにいわくありげなお堂。
　その裏に不思議な崖が。



　西滝不動と白岩だそうです。
　ほどなく399号線に抜けます。飯坂温泉のずっと裏側になりますね。野猿が多いところです。



　ロックフィルダムが見えてきます。
　最近出来た摺上川ダム、すりかみ、と読みます。飯坂温泉を流れる摺上川の上流なんですが、新しいせいか、ほとんどガイドブックに取り上げられていないかわいそうな湖があります。



　茂庭っ湖という名前なんですね、これが。



　七ヶ宿ダムもそうですが、アーチ型のコンクリートダムを造るには強固な地盤が必要だそうで、有名なアスワンハイダムもロックフィルです。
　関東にはあまりないタイプで、昔四国に旅行したときに初めて石積みのダムを見て驚いたのを覚えています。

　新しい施設ということもあるのか、駐車場で、お嬢さんが二人アンケートを取っていたり(もちろん答えて、ボールペンもらいました)、ダム下の広場で植樹祭と新蕎麦祭りをやっていました。

　ここも大規模なダムで、昔の集落が沈んでいるようです。



　美しい村落があったんでしょうね。



　このあと、新しいダムには付き物の広い道を気持ちよく登っていきます。



　しかしダム建設の恩恵もすぐに終了、道が狭くなったあたりで再び宮城県に入ります。
　北上川や阿武隈川は別にして、川沿いに県境があるのは珍しい場所です。さすがにここは標識がありました。

　七ヶ宿村の稲子地区。まっすぐ行けば鳩待峠を越えて高畠です。
　ここから再び山を越えて北の七ヶ宿街道に戻る道があったのでした。
　稲子峠。稲子林道?
　こちらは舗装路で、特にこれといった特徴はない道でしたが、湖好きには七ヶ宿湖と茂庭っ湖を短時間で往復できるのは◎ですね。

　つづく。


　ところで突然ですが、コンパクトなプリント写真用スキャナーが発売されました。

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