今年最初のお泊りはここです。
花巻の鉛温泉、藤三旅館。ふじさん旅館と読みます。
いわゆる花巻南温泉峡、豊沢川の上流から、新鉛、鉛、高倉山、山の神、大沢、渡り、志戸平、松倉と並んでいる、上から二つ目の温泉です。
宿の前にはスキー場もありました。
藤三旅館には、旅館部と、湯治(自炊)部があって、差別化されています。
旅館部は、有名人が逗留した部屋なんかもあって、雰囲気が良さそう、浪漫あふれるお宿です。
鉛温泉HPより
私が泊まったのは、湯治部。あまり浪漫も雰囲気もありませんが、活気があります。
両部あわせて100室以上ある一軒宿なんですが、満室でした。
鉛温泉HPより
立って入る混浴の風呂、白猿の湯は、湯治部側にありますが、どちらの客も入れます。
他にも湯治部には二ヶ所お風呂がありました。源泉100%かけ流しだそうです。
ちょっと暗い湯治部の廊下、両側にずらりと部屋が並びます。
部屋に鍵はありませんが、防犯金庫はありました。
湯治宿に泊まった事がある方は、良くご存知かもしれませんが、低料金で温泉を楽しみたい人にとっては、優れたシステムかもしれません。
* 室料(1人)2,480円より
* 浴衣(1枚)200円
* テレビ(1台)400円
* コタツ(1台)450円
* ファンヒーター
(1台・灯油代別途)350円
* 布団(1組)シーツ・枕付500円
* 丹前浴衣セット350円
* 冷蔵庫(1台)350円
* カセットコンロ(1台ボンベ付)250円
* カラオケ(1時間何人でも可)1,500円
* 毛布(1枚)200円
* バスタオル(1枚)200円
* 扇風機(1台)250円
* カセットボンベ(1個)200円
* ご飯(1合)230円
鉛温泉HPより
* お味噌汁(1椀)120円
* お新香盛合せ800円より
* 昼食600円より、定食2,100円より (夕定食1,750円・朝定食950円)
* 特別メニュー(要予約)
前沢牛しゃぶしゃぶ2,000円、国産牛しゃぶしゃぶ1,500円、天婦羅盛合せ1,000円より
※お刺身盛合せ時価(人数価格により要相談)
[鍋類] よせ鍋、石狩鍋、海鮮鍋
ガスは、七分10円です。
もちろん、持ち込みは自由で、鍋釜布団かついで行けば、かなり安上がりになりますし、部屋でも火は使えます(焼き物は禁止)。
また、楽しい売店も館内に3軒、館外にも数軒あったようです。
大晦日前から、連泊している人が多かったようでした。
私は二食付きでお願いしたので、5時半ごろに夕食が運ばれてきました。
飲み物は、売店でも買えるのですが、メニューに地元のどぶろくがあったので、それを所望。
食事は十分な量でした。
夜九時消灯ですが、もちろん温泉は一晩中入れます。
風呂場で一人しゃべり続けるおじさんといっしょになったり、夜中に酔って廊下で騒いで、誰も取り押さえられず、結局警察が来て、引っ張られていった客もいたり、結構多い子連れ客の幼児が上の階の廊下で運動会をしたり、賑やかでもありましたが、温泉は十分堪能できました。
一応朝飯。夜も朝も部屋食です。
一泊の料金で15時から11時まで滞在することが出来るのでした。花巻市内からの共同送迎バスもあります。
10時過ぎまでまったりして出発。
岩手のこの辺り、遠野までも含めて近代文学の香りも立ち込めている地域なのですが、私的には苦手な分野で、宮沢賢治と遠野物語もごっちゃになっています。高村光太郎が出てくるともうわけが判らない。
まだまだ勉強することが沢山あります。
花巻市内、北上川沿いに、イギリス海岸があるのでした。内陸なんですけど。
確かにこののんびりした感じ、テムズ川に似てるかなあと思ったら、
この泥岩の崖が、ドーバーの白い崖に似ているからだそうです。
宮沢賢治が名付けたのですが、かなり小振りです。
ドーバーのホワイトクリフは大陸からのフェリーからも見たことがありますが、高さ何十mはありますもんね。
でも良いところですよ。犬の散歩や、ウォーキングしてる人もちらほら。
水がもっと少ない時がさらに良さそうです。
昨秋、盛岡で眺めた遡上した鮭も、このイギリス海岸を通過したのですね。
このあと、北上展勝地に寄ってみましたが、この時期、桜が咲いているはずもありません。
それで、初詣に行くことにしました。
初詣って、神社に行くものでしょうか?
今回はお寺、また前沢にある寺院です。
蘇民祭のポスターで有名になった黒石寺のさらに奥にある、正法寺。
茅葺き屋根が日本一だそうです。
前沢は、旧伊達藩内であり、この本堂の建築も伊達藩が深く関わっています。
どうも写真ではスケールの大きさが写りませんね。
東北地方ではなかなかお目にかかれない、大きな本堂です。
ご本尊。
中央は釈迦如来、向かって右が獅子座に乗る文殊菩薩、左は象座に乗る普賢菩薩です。14世紀の作。
釈迦涅槃図。
庫裡です。
見学の出入り口でもある庫裡では参拝客にお茶や白湯が振舞われていました。般若湯はなし。
いろいろお願いして、仙台に戻りました。
世界が平和になりますように。
花巻の鉛温泉、藤三旅館。ふじさん旅館と読みます。
いわゆる花巻南温泉峡、豊沢川の上流から、新鉛、鉛、高倉山、山の神、大沢、渡り、志戸平、松倉と並んでいる、上から二つ目の温泉です。
宿の前にはスキー場もありました。
藤三旅館には、旅館部と、湯治(自炊)部があって、差別化されています。
旅館部は、有名人が逗留した部屋なんかもあって、雰囲気が良さそう、浪漫あふれるお宿です。
鉛温泉HPより
私が泊まったのは、湯治部。あまり浪漫も雰囲気もありませんが、活気があります。
両部あわせて100室以上ある一軒宿なんですが、満室でした。
鉛温泉HPより
立って入る混浴の風呂、白猿の湯は、湯治部側にありますが、どちらの客も入れます。
他にも湯治部には二ヶ所お風呂がありました。源泉100%かけ流しだそうです。
ちょっと暗い湯治部の廊下、両側にずらりと部屋が並びます。
部屋に鍵はありませんが、防犯金庫はありました。
湯治宿に泊まった事がある方は、良くご存知かもしれませんが、低料金で温泉を楽しみたい人にとっては、優れたシステムかもしれません。
* 室料(1人)2,480円より
* 浴衣(1枚)200円
* テレビ(1台)400円
* コタツ(1台)450円
* ファンヒーター
(1台・灯油代別途)350円
* 布団(1組)シーツ・枕付500円
* 丹前浴衣セット350円
* 冷蔵庫(1台)350円
* カセットコンロ(1台ボンベ付)250円
* カラオケ(1時間何人でも可)1,500円
* 毛布(1枚)200円
* バスタオル(1枚)200円
* 扇風機(1台)250円
* カセットボンベ(1個)200円
* ご飯(1合)230円
鉛温泉HPより
* お味噌汁(1椀)120円
* お新香盛合せ800円より
* 昼食600円より、定食2,100円より (夕定食1,750円・朝定食950円)
* 特別メニュー(要予約)
前沢牛しゃぶしゃぶ2,000円、国産牛しゃぶしゃぶ1,500円、天婦羅盛合せ1,000円より
※お刺身盛合せ時価(人数価格により要相談)
[鍋類] よせ鍋、石狩鍋、海鮮鍋
ガスは、七分10円です。
もちろん、持ち込みは自由で、鍋釜布団かついで行けば、かなり安上がりになりますし、部屋でも火は使えます(焼き物は禁止)。
また、楽しい売店も館内に3軒、館外にも数軒あったようです。
大晦日前から、連泊している人が多かったようでした。
私は二食付きでお願いしたので、5時半ごろに夕食が運ばれてきました。
飲み物は、売店でも買えるのですが、メニューに地元のどぶろくがあったので、それを所望。
食事は十分な量でした。
夜九時消灯ですが、もちろん温泉は一晩中入れます。
風呂場で一人しゃべり続けるおじさんといっしょになったり、夜中に酔って廊下で騒いで、誰も取り押さえられず、結局警察が来て、引っ張られていった客もいたり、結構多い子連れ客の幼児が上の階の廊下で運動会をしたり、賑やかでもありましたが、温泉は十分堪能できました。
一応朝飯。夜も朝も部屋食です。
一泊の料金で15時から11時まで滞在することが出来るのでした。花巻市内からの共同送迎バスもあります。
10時過ぎまでまったりして出発。
岩手のこの辺り、遠野までも含めて近代文学の香りも立ち込めている地域なのですが、私的には苦手な分野で、宮沢賢治と遠野物語もごっちゃになっています。高村光太郎が出てくるともうわけが判らない。
まだまだ勉強することが沢山あります。
花巻市内、北上川沿いに、イギリス海岸があるのでした。内陸なんですけど。
確かにこののんびりした感じ、テムズ川に似てるかなあと思ったら、
この泥岩の崖が、ドーバーの白い崖に似ているからだそうです。
宮沢賢治が名付けたのですが、かなり小振りです。
ドーバーのホワイトクリフは大陸からのフェリーからも見たことがありますが、高さ何十mはありますもんね。
でも良いところですよ。犬の散歩や、ウォーキングしてる人もちらほら。
水がもっと少ない時がさらに良さそうです。
昨秋、盛岡で眺めた遡上した鮭も、このイギリス海岸を通過したのですね。
このあと、北上展勝地に寄ってみましたが、この時期、桜が咲いているはずもありません。
それで、初詣に行くことにしました。
初詣って、神社に行くものでしょうか?
今回はお寺、また前沢にある寺院です。
蘇民祭のポスターで有名になった黒石寺のさらに奥にある、正法寺。
茅葺き屋根が日本一だそうです。
前沢は、旧伊達藩内であり、この本堂の建築も伊達藩が深く関わっています。
どうも写真ではスケールの大きさが写りませんね。
東北地方ではなかなかお目にかかれない、大きな本堂です。
ご本尊。
中央は釈迦如来、向かって右が獅子座に乗る文殊菩薩、左は象座に乗る普賢菩薩です。14世紀の作。
釈迦涅槃図。
庫裡です。
見学の出入り口でもある庫裡では参拝客にお茶や白湯が振舞われていました。般若湯はなし。
いろいろお願いして、仙台に戻りました。
世界が平和になりますように。
満室なのに人ひとり写っていない。個人の肖像権を意識した風写さんならでは?
湯治場の料金体系はじめて知りました。連泊しないとメリットないかもしれませんね。
夕食も結構ボリュームありそう。和牛?のステーキも自分好みで焼け、おいしそう。
これで、A4判カラーで4頁秘湯特集つくれそう!
ところで、立ったまま入る温泉ってはじめて知りましたが、それだけ深いってこと? 長湯防止のためかな。
今年もコメントよろしくお願いします。
人が写っていないのは、遠慮しちゃうんですね、意気地が無い人見知りなんです。
立って入る温泉は、どこかで入ったことがあるような気もしますが、此処は深さ125cmです。
宿の受け売りだと、全身に満遍なく湯圧がかかり、循環器系を整えるほか、血行促進にも効果があるといわれているそうです。此処は地下から3階までの吹き抜けで、その感覚もいいですよ。
Kazuさんが言うように、シリーズでで“特集”出来ますよ・・・
立って湯船に入る温泉のひとつに、山形の赤湯温泉に有ったような記憶が有りますが・・
いい処に行かれましたね。
大作過ぎて、一気に読むのには
勿体ないですよ。2編ぐらいに
した方がよさそうです。
どこでも、前後不覚の酔っ払いと
騒ぎまくる子供は日本の象徴。
海外の連中に言わせると、日本人が
酒で酔っ払うのは日頃のストレスだと
好意的。でも、ガキの躾のなさは許し
難いそうです。
ありがとうございます
これでも二部に分けてるんですけど、やっぱり後編が長いですね。
去年、立ち寄り湯でオジァマした温泉でしたが接客の良さで感動して「泊まりたい」と思った旅館でした。もちろん立ち湯混浴も入ってきましたが堂々と入ってると男性は女性専用時間だと間違えて慌てて出て行き?確認してから再びソロソロと入ってくるみたいな=下の湯舟の中から上の入り口を見上げながら(笑)
立ち湯は秋田の秋の宮温泉、秘湯の会の鷹の湯にもあります。因みにソコも混浴です*^0^*
日本酒と混浴温泉と湯治が好きなワタシでした。あっ!ウオッカも!(笑)