私の職場はシフト勤務、毎月20日過ぎにデスクから翌月のシフト表が配布されます。
そこから有給休暇を取れそうな日探しが始まるのです。
同僚と仕事の押し付け合いのバーターが上手くいけば、年に数回は休みが取れます。
長い旅も最近は疲れるし、海外旅行などもあまり興味がなくなってきたので連休よりも休みの数がほしいと感じています。いろんなところには行きたいけれど、旅は日帰りか一泊で十分。
今日はそんなたまたま取れた珍しい有休の日、どんぴしゃりで晴れの日に当たりました。
普通なら車で峠を駆け上がるのですが、今日はちょっと違います。
仙台駅から仙山線に乗るのです。北山から先は初めて。8時過ぎに出発です。
仙山線、文字通り仙台と山形を結ぶ鉄道ですが、仙台と山形は(前にも書きましたが)県庁所在地同士が市境を接している珍しい関係。仙山線というとある程度の長さを想像すると思いますが、なんと仙台市と山形市だけを走っています。
電車だけど全線単線。なんと日本で始めて交流電源を使用して走った路線、途中にある熊ヶ根橋は出来た当時は日本一の高さを誇ったというような薀蓄がどんどん出てくる路線です。
情けないのは、美しい広葉樹林の中を走り抜ける路線のせいか、冬は落ち葉で滑ってダイヤが乱れるのが日常茶飯。結構坂がきついんですねきっと。私向きの勾配。鉄道ネタに興味がわいた方は自分で検索してください。
仙台から山形を結ぶ直通列車は1時間に一本程度しかない快速。70分ぐらいかかるので、高速バスのほうがたぶん安くて早いでしょう。急行や特急も走っていません。仙台の杜の中を走っていたかと思うと、いつの間にか奥羽山脈の森林の中を進んでいきます。東北らしい優しく爽やかな風景。
今日はその県境兼市境の面白山トンネルを過ぎて二つ目の駅を降りました。仙台駅から50分ほど。820円。
駅にはこんな車両が止まっています。
落ち葉掃除車両でしょうか、もうスタンバってる。
また鉄ちゃんネタに逸れてしまいそうですが、わたしは鉄チャンではありません。乗り物に乗るのが好きなだけ。
この駅です。
やまでら、ストレートな名前です。
駅名表示板の上に、見えるでしょうか。
駅を降りて由緒ありそうな旅館
もとい、ホテル、この上にも見えますよね、なんだか建物が
ここへ登るために来たのでした、仙山線に乗って。
車でも来れるのですが、帰りにブレーキを踏むパワーがなくなるのを恐れて、電車にしたのです。
電車を降りて5分ほど歩くとその登山口につきます。
立石寺りっしゃくじ、西暦860年開山の名刹です。
ここから奥の院まで、1015段の石段、あの鮮明なデジタル放送、ハイビジョンテレビの走査線数に匹敵する数の石段を登って降りなければなりません。壊れかけた膝で可能なのでしょうか。
いきなり本堂が現れます。あっけないほどいきなり
和尚さん(?)が香炉を掃除しています。
しかしここはまだスタート地点
玉こんにゃくを食べて準備万端と行きたいところですが、ガイドブックには4個100円とあるのになぜか3個。
原材料費の値上がりしょうか。
ところで、書き忘れていましたが、山寺が有名なのは松尾芭蕉が生涯最高といわれるあの句を読んだ場所だからですね。
芭蕉の最高の句ということは、人類史上最高の句と言っても良いかもしれませんね。
ここから苦難の道が始まりますが、奥の細道を思えばたいしたことはありません。
こんな道
あんな道
写真を撮るふりをして、休み休み登ると30分ほどでしたでしょうか
なんとか、奥の院に着きました。左が大仏殿。
そして、景色の良いほうへ進みます。
納経堂と開山堂です。
そして、東北の皆さんにはおなじみのドコモのCMで宮崎あおいが登った
五大堂からの絶景。これは釈迦堂かな、ここへは登れません。
ちなみに宮崎あおいのドコモ東北のCMは、大のお気に入りです。野口英世の生家編が一番かな。今の鳴子のこけし編も良いですね。このCMシリーズを追いかけているような気がすることが良くあります。ケータイはドコモからauに換えたばっかりなんですけどね。
あおいちゃんは東北の名所の映像を生でおじいちゃんや両親・友人に送るわけですが、私のauにはテレビ電話はないのでした。
このあたり、木々の葉が少し色づき始めたといったところでしょうか。紅葉のシーズンはまだですね。
この岩あたりに、蝉の声がしみいったのかも知れませんね。
ここからがさらに苦難、膝が悪いと、下りのほうがきついのです。
でも再び休み休み山を降ります。
あーー疲れた、膝ががくがく
膝を支える筋肉があさってくらいに痛み出しそう。
さて山形といえば定番の昼飯は蕎麦。
たていしという、蕎麦と豆腐の店に向かったのですが、閉まっていました。閉店?
そこで
美登屋という手打ち蕎麦屋で
だし蕎麦です。
菊の花と、ちゃーーんとオクラも入っていました
蕎麦は普通でした。
最後に本日の一枚
かざぐるまの前に眠り猫
この後、紙袋に入れられてフットサルのボールにされちゃうのでしょうか。
あの唄の山寺と、立石寺は関係ないようですけどね
2時には自宅へ戻れました。山形、近いですね。
そこから有給休暇を取れそうな日探しが始まるのです。
同僚と仕事の押し付け合いのバーターが上手くいけば、年に数回は休みが取れます。
長い旅も最近は疲れるし、海外旅行などもあまり興味がなくなってきたので連休よりも休みの数がほしいと感じています。いろんなところには行きたいけれど、旅は日帰りか一泊で十分。
今日はそんなたまたま取れた珍しい有休の日、どんぴしゃりで晴れの日に当たりました。
普通なら車で峠を駆け上がるのですが、今日はちょっと違います。
仙台駅から仙山線に乗るのです。北山から先は初めて。8時過ぎに出発です。
仙山線、文字通り仙台と山形を結ぶ鉄道ですが、仙台と山形は(前にも書きましたが)県庁所在地同士が市境を接している珍しい関係。仙山線というとある程度の長さを想像すると思いますが、なんと仙台市と山形市だけを走っています。
電車だけど全線単線。なんと日本で始めて交流電源を使用して走った路線、途中にある熊ヶ根橋は出来た当時は日本一の高さを誇ったというような薀蓄がどんどん出てくる路線です。
情けないのは、美しい広葉樹林の中を走り抜ける路線のせいか、冬は落ち葉で滑ってダイヤが乱れるのが日常茶飯。結構坂がきついんですねきっと。私向きの勾配。鉄道ネタに興味がわいた方は自分で検索してください。
仙台から山形を結ぶ直通列車は1時間に一本程度しかない快速。70分ぐらいかかるので、高速バスのほうがたぶん安くて早いでしょう。急行や特急も走っていません。仙台の杜の中を走っていたかと思うと、いつの間にか奥羽山脈の森林の中を進んでいきます。東北らしい優しく爽やかな風景。
今日はその県境兼市境の面白山トンネルを過ぎて二つ目の駅を降りました。仙台駅から50分ほど。820円。
駅にはこんな車両が止まっています。
落ち葉掃除車両でしょうか、もうスタンバってる。
また鉄ちゃんネタに逸れてしまいそうですが、わたしは鉄チャンではありません。乗り物に乗るのが好きなだけ。
この駅です。
やまでら、ストレートな名前です。
駅名表示板の上に、見えるでしょうか。
駅を降りて由緒ありそうな旅館
もとい、ホテル、この上にも見えますよね、なんだか建物が
ここへ登るために来たのでした、仙山線に乗って。
車でも来れるのですが、帰りにブレーキを踏むパワーがなくなるのを恐れて、電車にしたのです。
電車を降りて5分ほど歩くとその登山口につきます。
立石寺りっしゃくじ、西暦860年開山の名刹です。
ここから奥の院まで、1015段の石段、あの鮮明なデジタル放送、ハイビジョンテレビの走査線数に匹敵する数の石段を登って降りなければなりません。壊れかけた膝で可能なのでしょうか。
いきなり本堂が現れます。あっけないほどいきなり
和尚さん(?)が香炉を掃除しています。
しかしここはまだスタート地点
玉こんにゃくを食べて準備万端と行きたいところですが、ガイドブックには4個100円とあるのになぜか3個。
原材料費の値上がりしょうか。
ところで、書き忘れていましたが、山寺が有名なのは松尾芭蕉が生涯最高といわれるあの句を読んだ場所だからですね。
芭蕉の最高の句ということは、人類史上最高の句と言っても良いかもしれませんね。
ここから苦難の道が始まりますが、奥の細道を思えばたいしたことはありません。
こんな道
あんな道
写真を撮るふりをして、休み休み登ると30分ほどでしたでしょうか
なんとか、奥の院に着きました。左が大仏殿。
そして、景色の良いほうへ進みます。
納経堂と開山堂です。
そして、東北の皆さんにはおなじみのドコモのCMで宮崎あおいが登った
五大堂からの絶景。これは釈迦堂かな、ここへは登れません。
ちなみに宮崎あおいのドコモ東北のCMは、大のお気に入りです。野口英世の生家編が一番かな。今の鳴子のこけし編も良いですね。このCMシリーズを追いかけているような気がすることが良くあります。ケータイはドコモからauに換えたばっかりなんですけどね。
あおいちゃんは東北の名所の映像を生でおじいちゃんや両親・友人に送るわけですが、私のauにはテレビ電話はないのでした。
このあたり、木々の葉が少し色づき始めたといったところでしょうか。紅葉のシーズンはまだですね。
この岩あたりに、蝉の声がしみいったのかも知れませんね。
ここからがさらに苦難、膝が悪いと、下りのほうがきついのです。
でも再び休み休み山を降ります。
あーー疲れた、膝ががくがく
膝を支える筋肉があさってくらいに痛み出しそう。
さて山形といえば定番の昼飯は蕎麦。
たていしという、蕎麦と豆腐の店に向かったのですが、閉まっていました。閉店?
そこで
美登屋という手打ち蕎麦屋で
だし蕎麦です。
菊の花と、ちゃーーんとオクラも入っていました
蕎麦は普通でした。
最後に本日の一枚
かざぐるまの前に眠り猫
この後、紙袋に入れられてフットサルのボールにされちゃうのでしょうか。
あの唄の山寺と、立石寺は関係ないようですけどね
2時には自宅へ戻れました。山形、近いですね。