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中学英語 得意苦手の分岐点

2013-09-24 | 勉強方法
「英語が苦手・・・。」
主要五教科の中で最も苦手だと感じている中学生さんが多いのが英語です。


小学校からの英語教育導入が決まりましたが、現時点では中1から本格的なスタートとなります。
英語が苦手という生徒さんのほとんどは、「ある時期」を境に変わってしまいます。
つまり、その時期を乗り切れるかどうかで、中学校だけでなく高校でも英語の成績に大きな影響があります。





まず中学1年生の9月(10月)のテストは、英語だけでなく全体の成績が二極化します。
これまでの過ごし方によって、合計400点前後と250点前後とに大きく分かれてしまいます。


これについては、こちらの関連記事を参照して下さい。

  → ≪中学1年生が勉強しなくなるのはなぜ・・・?|上越市の家庭教師ホームティーチャーズ≫






教科別に見ると、学年が進むにつれ最も平均点が下がるのは英語です。

その理由としては英語の文法は積み重ねの学習だからですね。
つまり、1年生で習う単語・文法がしっかり身についていないと、その先2・3年生の文法はほとんど理解できません。


つまり、2年生3年生になってからどれだけ英語をがんばろうと思っていても、
1年生の内容につまづきがあると、なかなか思うようにテスト勉強が進みません。




そして、上で述べた「ある時期」というのは文法面で言えば、

「be動詞」 「一般動詞」 「疑問詞」

を習う時期です。

この3つをそれぞれ『区別して』疑問文や否定文をすらすら作ることができるかがとても重要です。



ポイントは『区別して』ということです。

つまり、それぞれを授業で習っているときには疑問文・否定文ともに作れていたのに、
テストが終わり時間がたつと忘れてしまい、それぞれの文法ルールがごちゃ混ぜになってしまう生徒さんが非常に多く、
英語自体が苦手になり、点数が取れなくなる大きな原因になっているのです。





ベネッセさんの調査を見ても、「中1の後半から英語が苦手と感じるようになった。」
という生徒さんが最も多く、上の3つを習う時期と一致します。


参考記事 → 中学校英語に関する基本調査|ベネッセ教育研究開発センター







例えば、

She is from Tokyo .(be動詞)



He likes music . (一般動詞)


この2つの英文の疑問文や否定文を作る手順の違いは区別できますか?

× Does she is from Tokyo ? (区別できていない生徒さんの誤答例)

× Is he like music ?       (誤答例)

× He is not like music .     (誤答例)







英語が苦手だという中学生の生徒さんは、まず上の3つの文法を完全に区別できるように練習しましょう。

単独の問題ではなく、be動詞・一般動詞・疑問詞が混ざっていても、
区別して疑問文や否定文が作れるかどうかテストしてみましょう。





くり返しになりますが、ここの文法や語順があいまいでは2・3年生の文法を学習しても理解できず、定着しません。

助動詞・進行形・過去・未来・不定詞・受け身・完了・関係代名詞などの文法は、
上の3つの文法・語順を身につけていないと理解できません。

中学で習う多くの文法が1年生で習う上の3つの文法をベースとしているのです。





また単語に関しても、1年生で習ったものはその後覚えているのが当然として授業が進んでいきます。
テスト前の一夜漬けではなく、単語や熟語をどれだけ覚えているかも重要ですよ!



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