先日、建築家・益子義弘さんの講演を聞きました。
講演の前半・・いや、2/3くらいを、ご自分に影響を与えた人達の事を話されました。
その中で、最初は 吉村順三さんの話し。
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大学卒業にあたり、吉村さんに
「うちにくるか? (スタッフになるかという事)」と聞かれ
益子さんが、瞬時にやりたい事をめぐらしていて間をおいてしまった瞬間
”やりたい事をやればいい”と吉村さんに言われ、吉村事務所に行く道を失った。
というお話しは、興味深かったです。
『 運 』 って・・・そうゆうところにあるんですね。
私は、若い頃から 益子さんのファンでしたので
益子さんの一言一言が、設計する人間として大切な言葉なのですが
改めて益子さんから吉村さんのお話しを聞くと
お話しの元は、吉村さんなのだな~と思いました。
吉村さんという人は、多くの人達に影響を与えた 偉大な建築家 でした。
私は直接何の関係もないのですが・・・
私が設計を学んだ 椎名英三 という人は
宮脇檀さんに学び
宮脇さんは、大学で吉村さんから学んでいます。
こじつければ、遠い遠い師匠となる・・・?
でも
吉村さんの建築には惹かれ、吉村さんの言葉に学び、そして勇気をもらいました。
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2005年、吉村順三建築展 があり、そこに展示されていた吉村さんの言葉を、私は夢中でメモしました。
その言葉が、今の私の基本でもあります。
設計をする人間にだけでなく、これから家づくりを考える人達にも、「家」というものを考えるのに、とても参考になると思います。
私がメモした吉村さんの言葉をまとめてみました。
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http://s-coco.net/column/c15_yoshimura.html
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吉村さんも、日本の文化、日本人の感性 を大切にされていました。
建築の素材で、日本人に合うものはいろいろありますが、
私は 木 だと思っています。
それも、特に、床。
掘立小屋から高床式の家に変わった時に、床に木が使われるようになりました。
歴史をさかのぼる大昔から、日本の家(・・純粋に個人の住宅というものではないが。。)の床は 木 でした。
高床式に変わった理由は、ねずみ や 水 に対処する事でした。
ですから、床 というのは 大地 の代わりです。
そうゆう 大地感 が 木の床にあると思っています。
ただ、それを感じるのは、無垢の木 です。
現在多く使われる、合板フローリングやシートフローリングには、感じられません。
同じ木の床にするならば、無垢の木のフローリング をお勧めします。
「どうして?」
と思う事でしょう。
理由を聞くより、まず、ご自分で、無垢の木の床を体験してみませんか!
こちらでは、厚さ3cmの木の床を、はだしになって歩く事ができます。
興味が湧いたらぜひ、ご参加ください。
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http://s-coco.net/openhouse/sugi_taikenkai.html
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家づくりに悩んでいるなら、誰かに相談して聞いてみましょう。
そのほうが時間が無駄にならないし、ご自分でも納得できます。
今年も残り10カ月です。
よかったら、ご利用ください。
▼とりあえず悩みについてどう思うか聞いてみたい。
▼会って詳しく相談したい。
▼リフォームしたいがどんな事ができるのか知りたい
*リフォームする家に伺います。