昨日、国産の木材を扱う会社の方が営業に来られた。
その人がカバンの中から出した、厚さ３０ｍｍ の杉板を見てビックリ！
なんと巾が ２２０ｍｍ つまり ２２ｃｍ ある。
製品としての床材で、これまで見た事がない寸法だ。 今まで使った３０ｍｍの杉板で １７０ｍｍ前後 だから、それよりさらに ５０ｍｍ 大きい。（下の写真）
５ｃｍ！ この差は大きい。 数字以上に感じるものは大きい。 板というより 木材 という範囲だ！
これ・・・ 絶対に使う！
「杉板の床がいい」 と言われるひとの家は、これからは絶対これにします＾＾。
＊＊
国内のすぐれた材木加工場さらに日本の林業をなんとかしたい という理念の会社だと聞いて、ぐっと前のめりになった。
本物の木を使う事、しかもそんなに高価なものでなく、そして日本の山の維持活性に、微力の微力だけど手助けしたいという思いがあって、杉板を使うようになった自分としても、興味が湧く。
国産の材木を、構造材として積極的に産地や会社指定して使うところまでは まだいかないのだけど、床に使う板については、指定しつつある。ただ、日本各地に木の産地があるけれど、一番の問題は 「乾燥」 と 「加工」。
その会社は、品質管理のしっかりしている 加工会社 とだけ取引しているという。であれば、安心して使える。
-------------------
杉の床の暮し
志田茂建築設計事務所 Facebook ページ
