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2世帯住宅の建て前と本音【成功する2世帯住宅の考え方】

 

2世帯住宅が増えています。

そのパターンはおおよそ2つ。

 

ひとつは・・(A)

親が家を建てた時代は、まだ土地の区画が大きかったという事もあり、その家を建て変えて子供家族といっしょに住むための2世帯住宅を作るというパターン。

もう一つは・・(B)

大人になり家を出てどこかの街で暮らしはじめた子供が、その地域で家を建てる事になった時、親を呼んでいっしょに暮らす事を提案し、2世帯住宅を作るというパターン。

 

それが都心での家づくりとなれば、まずは「ばか高い土地代」が大きく立ちはだかりますから、Aでは土地代が不要になるし、Bでは親からの建築資金援助があり、「家を作る」事において、良い(ラッキーな)話しです。

また、少子高齢化の今、家族が集まるというのは、親にも子供にもいい話しです。

 

ただ純粋に

「子どもといっしょに住めるようになってよかったね~」とか

「おじいちゃん、おばあちゃんといっしょに暮らせて子供(孫)にとってよい事だ!」とか

それだけではないですよ・・ね?

 

お互い・・心の中には「本音」があるわけです。

 

お金の事

介護の事

子供(孫)の事

 

その3つは、現代社会において、とっても重要な事です。

そこに本音があります。打算的な本音です。

 

でも、、、

それ、、悪い事ではないと思うんです。

 

いや、本気で「それ目当て」で「自分達の事しか考えない」なんて身勝手極まるなら、それはまずいでしょ。

そうゆう腹黒さでは、幸せにはなれないです。

 

親は子を、子は親を、心配し、想うからこそ、いっしょに住めるわけです。

とはいっても、みな・・聖人・・ではありません。

『打算的な本音』は、あるんですよ。

 

正直に言って

「幾つになっても親はうるさい!」と思うのです。

「孫はかわいいけど、ずっとみてるのは疲れるし、私にもやりたい事があるのよ」と思うのです。

 

そう思いつつ

 

「そんな事考えるなんて、私は嫌な人間なんだ」

なんて思ったり。。

 

でも誰にもそうゆう「本音」の気持ちが起こります。

自分を悪く思う必要はありません。

 

お金をあてにするし、

土地代掛らなければ「ラッキー」だし、

保育園に送り迎えしてもらえてすごく楽(らく)と思うし

「夫婦ふたりより、孫がそばにいたら毎日楽しい」と思うだろうし

歳をとって一人暮らしするような不安がなくなってうれしいだろうし

 

そうなんですよ。

そんな事が思える状況がある・・・それだけで、幸せじゃないですか。

そうゆう 欲や打算は、心にともる火です。温かな火。。

 

自分の気持ちを認めましょう。と同時に、相手も同じです。

 

「にんげんだもの」・・・ いくら歳とっても「良い人」にはなれない。

 

そこを認めるところから、2世帯住宅が成功するんじゃないかと思うんです。

 

相手は 「良く出来た人」 じゃないんだから。

打算的なんだから。

その上で、私(あなた)はどうする?

 

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二世帯住宅で失敗しないために考えておきたいこと

Houzz ウェブマガジン 掲載記事

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