この写真を撮ったのは2007年の12月、工事が終わりお引渡をした日だったと思います。
鉄骨造３階建、７人家族が住む２世帯住宅です。
奥様のご両親と妹さんが1階、そしてご家族４人が2階3階です。
施主にはふたりの男の子がいます。写真に映っているのは弟。まだ１年生になる前？確か翌年１年生になったと思います。
打合せにも現場にも当時から私はリュックをしょって行ってました。
その真似をしていっしょに写真に映ってくれました。一応顔はぼかしてあります。
彼は今年、高校を卒業しました。将来ある青年の万が一でもじゃまするような事があってはいけないので、顔はぼかしておきます^^;
（ 完成当時の外観。前面道路である北道路に面した北側の正面。）
彼の兄は、今年、大学を卒業しました。この家に住んだから？かどうかはわからないけど、建築を学びました。
兄弟の話しを奥様が教えてくださいました。
完成してから13年経ちました。13年って時間、、、考えても実感がわかないけど、、、
小学生１年生が高校を卒業する。
小学3年生？だった子が大学を卒業する。
と考えると、いや～すごい量なんだなという事がわかります。
歳をとるわけだけど、自分の中では13年前も今も変わってないような・・・
恥ずかしいというか、悲しいというか。。
（ 私が作った家の模型と、当時兄弟のお気に入りのぬいぐるみを並べておいてくれました ）
この家には、完成後、よく伺っていました。最近、機会がなくなってしまいましたが、昨年呼んでいただき、ご家族みなさんとお話ししました。
前、よく伺っていた時は、いつも「この家はいい」と褒めてくださいました。
すごく久しぶりにうかがった昨年も、ずいぶん時間が経ったのにやっぱり 「この家はいい」と言ってくださいました。
いくらかお世辞はあるとしても、行くたびにそう言われるのだから、きっとそうなのかもしれないと思います。
そして今日も、お子さん達の話しとともに、家の事を褒めてくれました。
「ご家族にとって いい家 になったのかな。。そうなんだろうな。」と思いました。
ありがたいですね。13年、そう思ってもらえてるのですから。
ほんとうにうれしい。
私が設計したのではあるけれど・・・・
個人的には、「いい家だな～」と思います。
もちろんそれは物としての家だけではなくてご家族とセットではあるけれど。
うらやましいくらいにいい家なんです。
これから10年後、どうなってるんでしょうね。
お子さん達は独立してもう家にいないか？
結婚して同居してたりして。。。（ないか？）
どうなふうに変わっても 10年後もやっぱり、いい家 だと思います。
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ブログ内
＊施主との思い出がたくさん！
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（ 建替え前の家 ・・・ なつかしい～ ）
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