押入と時間

日曜日、ちょっと探し物があって、
押入の中にある箱をいくつも出して探しました。
２～３年ぶりに見る中身・・・
「あっこんなのとってある」
と思う物がでてきました。

子供が小学生の時に使っていたもので
思い出があります。
結局捨てれず、今回は保留です。。
押入の中はすっきりかたずいたので良しとします。



押入の中でふと感じた事があります。

木造の耐震診断や中古住宅の内覧立会で
多くの古い家を見ています。
天井裏を見るために、２階の押入は必ず確認します。

押入って、、なんだか時間が入っているような気がします。


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古い家には、良さ　と　よくない事　と　二つの側面が必ずあります。

古い家の良さ　とは・・・
使い込んでなじんだ道具のようで
硬さがとれていて暮しになじむ感じ
気楽に暮せる感じ
です。

住んでいる家ならば、思い出があちこちにあって
自分の分身のような、家族のような、
気がねする事ない存在である事も　良さ　ですね。

よくない事　とは・・・
忘れさられても存在する物達。
物を整理したり処分したりする事は
とてもおっくうです。メンドクサイ。
できれば見ない事にしたいですね。

どうしてそうなのでしょう。。
まず、、物を片付けるのが大変という事があります。
そして、そこにあるのは物だけども、『そこに時間が積もって溜まっている』　からのような気がします。
自分の時間だけならまだしも、家族の時間もいっしょに溜まっています。
なんだか重いですね。
思い出に浸るには楽しいです。片付けしなくていいなら・・・。

片付けるのにはエネルギーが必要です。
片付ければ心がすっきりします。

引っ越しして段ボールのまましまってそのまま　だったり、
昔からあるけど、中身を見た事ないものだったり、

そのまま次の世代に引き渡していいでしょうか？？

どこかで一度決意をして向き合う必要があります。
　

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家の中の物を片付けたり処分したりするのに一番いいのは

家づくりの時　そして　引っ越しの時　です。

短時間ではできません。
じっくり時間をかけましょう。

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片付けをすると、心がすっきりしますね。
まず身の周りの「少し」を片付けていきたいと思います。
無造作におかれていた袋達を
とりあえず処分しました。

今日もいい日です。