風樂房(ふうらいぼう)のらっきょさんからの手紙(・・実際はメールです。)のつづき
------------------------------------------------------------------------------
今、この風樂房は、家の外観は周囲の家となんら変わりがなくて、古いままなのですが、玄関に一歩入ると、別世界!すっきりとして清々しい杉板が廊下からリビングまで続いています。
室内は杉床以外にも家を支える柱が敢えてむき出しになっていたりして、飾り気のない木材が見えることにどこか安心感を覚えます。杉の床は、見た目にもさっぱりとした清潔感と、不規則な木目や節の模様が作り出す温かみが感じられ、歩けばさらっとした感触で、ほどよい柔らかさと温もりがあって緊張をほぐしてくれるようです。(ついでに言えば費用の面でも意外と優しいというありがたさも)
この家には、気候に合わせて呼吸しているような自然な心地よさを感じます。以前は暗くて圧迫感さえ感じさせる家だったことを思うと信じられない気持ちよさです。
来た人は皆さん居心地がよいとおっしゃってゆっくりとおしゃべりを楽しんでいってくださいます。あながち社交辞令だけではないと私たちは感じています。住んでいる私たち自身がとても気持ちよく過ごしているからです。
贅を凝らさなくてもハイテクの建築や設備でなくても充分に豊かで気持ちのいい暮らしが実現できるのだということを、私たちはこの家で再認識しました。そういった満足感も、きっと気持ちよく暮らせることにつながっているのでしょう。
しかしながらそうは言っても一戸建てというのは冬は寒いものです。長くマンション暮らしだったせいかこの寒さにはまだ慣れませんが、自分たちの為のこの空間と、ペレットストーブの火でも見て、せいぜいこの寒さをも楽しむことにいたします。
風樂房では少々の不具合などは対処する事も楽しく、家に暮らすということを実感できるのです。別に負け惜しみではありませんよ。。。
いえホントに。。。
+ + + +
写真はらっきょさんのハープ。
ご夫婦とも楽器を弾かれます。
この家では、気持ちよ~く弾けるんだろうな~・・・・
まだ一度も・・・・ハープの演奏を聞いていません。。
次は演奏付パーティー??^^
------------------------------------------------------------------------------
<・・・ 施主からの手紙@風樂房(前) へ
------------------------------------------------------------------------------
HP 風樂房(ふうらいぼう)
ブログカテゴリ [Works] 風樂房