
[キッチンが暮しのまん中 : 夫婦と猫の家のリフォーム 中野の家R]
先日伺った 中野の家R は、キッチンが特徴あります。
その話の前に、リフォームした理由とどんな家を目指したかを振り返ってみます。
■リフォームする事にした原因
リフォーム前の1階は、リビングとダイニングキッチンがあり、ふたつの部屋に分かれていました。
リビングは、玄関と階段と連続していて区切る事できず、冷房も暖房もほとんど効きませんでした。
それから、人がよく集まる家だったのですが、来た人がみんなダイニングキッチンに集まって、リビングの意味がなかったそうです。
■リフォームのテーマ
1)冷房暖房が効く部屋にする
2)ふた部屋分の面積を有効に使い、人が集まっても窮屈でない家にする
このテーマは、実現できました。
1)については、冬も暖房が効いて、温かい部屋になったそうです。
さて、2)は、ワンルームにするだけで目的は達成できる話です。
ただ、ダイニングキッチンにみんなが集まっていた事が「鍵」になりました。
そこに人が集まってしまったのは間取りの問題だけではなくて、キッチンが、人を引き寄せる場だったという事もあると思うのです。
人が気がねなく集まって、気がねなく料理したり食べたり・・・そうゆう家庭だからなんだと思います。
リフォームでは、みんなが集まって、勝手に料理したり、食べたり飲んだり、【行きつけのお店】みたいなイメージがありました。
設計の時にご夫婦と話をしているうちに、キッチンを部屋のまん中にしたらどうだろう?という話が出来てました。
つまり、アイランド型キッチン です。
それが、漠然としていた「みんなが集まる家」のイメージをはっきりさせたんです。
キッチンのまわりで、みんながお酒飲みながら、話込んでいたり、勝手に料理してつまみしてたり、リビングのテーブルに座ってる人とも話ができて・・・そんなイメージが一気に広がりました。
正確にはワンルームとなった部屋のまん中ではありませんが、この家の中心といってもいい場所に、アイランド型キッチンがなったのです。
普段、たくさんの人が集まる事はあまりありません。ご夫婦ふたりの生活です。
それでも、好きな音楽を聞きながらでも、リビングにあるTVをみながらでも、キッチンとリビングにわかれてふたりで話ながらでも、料理も片付けも、自然とできるそうです。
その話をお聞きして、、、
キッチンが、暮しのへそ というか 暮しのまん中 という感じがしました。
水や火や油や匂いの問題があるから、どうしても区切られたスペースとして考えがちですが、、今回うかがってそんな暮しの話をお聞きして、
キッチンって、もっと暮しの中心にあっていいんじゃないか
すごくそう思えるようになりました。
みなさんも、キッチンと暮しを、見直してみませんか?
なんだかわくわくしませんか??
私は・・・ します!^^
(料理は、ほんのちょっとしかしないんですけど。。)
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キッチンが暮しのまん中 : 中野の家R
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