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リノベーションで家が生まれ変わり、人が変わる

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リノベーションとか、リフォームとか、改修とか、改築とか、いろいろ言葉はあるけれど、まあ、どれでもいいと思っています。リフォームという言葉が日本ではしっくりくるのかもしれませんね。

そのリフォーム・・・ 特に、大規模にリフォームした場合、・・・ ちゃんとした 「 こうしたい 」 という意志と設計があって工事すると、それまでなんだか冴えなかった家が、別人になったかのように生まれ変わります。

そして、そこに住む人自身も変わります。何が変わるかといえば、リフォーム工事前まで問題だった事、使いづらい・居づらいで「嫌い」とさえ思ってしまうような冴えない暮し、心のどこかにあり続けた不満の気持ち・・・そんな事が全部一気に変わるのです。

それまでできなかった あんな事 こんな事 ができる家になるんです。わくわくしないでいられませんよね。

リノベーションとは・・・ もしかすると、ひとがもう一度生まれ変わる事なのかもしれません。

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使わなくなっていた建物や、生気を失っていた建物が生まれ変わる事は、『 劇的 』 と言ってもいいでしょう。 ん?劇的??どこかで使ってますが、つまり、ショウ的にもなるほどの「生まれ変わり」ができるのです。

ただ、シュウ的な演出は、一時的にはいいでしょうけど、住宅としては、不要です。

人の暮しは 「 なま物 」 で 「 変化 」 していきます。「 一時的な物 」 はすぐにじゃまになります。

「変化」 に引きずられないシンプルでしっかりとした暮しの器を作る事が大切だと思います。

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sato*sato は、工事前でも素敵な暮し方をされていたTさんの家でしたが、基本的な家の作り・・間取り、仕上げ、家全体に対する考え が、Tさんの 「自分らしい暮し方」 にはあっていませんでした。

今回のリフォームで、内部はほとんど変わりました。特に、1階は、リビングが広がり、ご夫婦で料理するのに十分な大きさにキッチンを広げ、まさに、これから「自分らしい暮し方」を実現していける家に変わったのです。

が、、、私としては、リビング&キッチン よりも、玄関が変わった事がすごく重要だと思っています。

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打合せの時に、玄関が狭くて「いつもつっかえちゃう」と言われていました。写真のように、半畳のスペースしかなかった玄関から、横に約1間半の巾のある玄関になり、家に入った瞬間のストレスがなくなったのです。

また、既存のドアを、木製のドアに取替た事で、ドアを開ける時の充実感があります。出かけて帰って来た時、「自分の棲家に帰ってきた」という安心感と、ドアの向うにある「自分の世界」へ入る楽しさが、あります。生きる事の充実感の入り口というか・・・・まあ、そこまで大袈裟じゃないけもしれませんね^^

でも・・・

「 あ~(肉)焼きたい! 」(Tさん) とか
「 どんなグリーンを飾ろうかな~ 」(さとさん) とか
「 また下駄箱の上に上っちゃおうかな~ 」(Riちゃん) とか

そんなわくわくする世界の入り口・・・・ うれしいですよね~ ^^
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