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さぁどうしようLRT

2007-08-01 12:07:31 | 鉄軌道計画
今日の朝日新聞にシャープが堺市臨海部への進出を発表した。
ご同慶の至りである。太田知事、木原市長のご努力を褒め称えたい。

太陽電池工場や部材工場など関連企業を含め、投資額で1兆円を超え、7,000人の雇用が見込まれるという。
しかも生産は2010年3月開始とのこと、今は2007年夏、さぁ大変だ。時間がない。

きっと大阪府・堺市も大盤振る舞いの補助金支出・税軽減措置などを約束したのだろう。自治体間競争の中これはある程度やむをえないことで、中身を見ないとはっきりとはいえないが、長い目で見てきっと堺市に貢献してくれることとなるであろうと思う。

上下水道、工業用水、アクセス道路の整備をはじめ、住宅や教育施設をどうするかなど推進会議で検討するという。

ここで、関連設備として大きな問題は通勤線の問題だ。
エコエコとうるさい時代に車通勤を推奨することはありえない。
臨海部まで延伸することになっているLRTで十分だろうか。
同じ時間帯の高速大量輸送がLRTで十分達成できるのか。
7,000人の従業員の輸送は大きな問題となってきた。
LRTでは高々1編成に70人程度しか乗れない。

7,000人すべてが同じ時間に通勤するわけではないだろうが、5,000人と見ても一編成100人乗車で同時刻に50列車が必要となる。しかも、高速で堺浜まで到達する必要がある。

根本的に計画を再検討すべきだろう。

一部のエンタメ館やホームセンター以外、何もない環境の堺浜を居住区とするのでなく、既存の居住区を活用すべきである。
居住区として木原市長が創った泉北は現在次第に住民が減少傾向で、7,000人くらいの住民の受け皿としては全く問題がない、教育設備も整っており、新たな投資はいらない。こんないいところがあるじゃないですか。
通勤線として泉北高速・高野線・臨海線と乗り入れでつなげば30分程度で通えるようになり居住地としてまったく問題ない。堺東の南海高野線から一部は地下、臨海部は高架として通勤線を延伸すれば良い。

地下化することで500億以上の投資になるだろうが、50年先を見据えればLRTを走らせ、遅いと苦情を言われるよりもその方が絶対得策だと思う。

太陽電池工場も来ることを支援し、堺市に太陽発電を推奨すればそれこそ木原市長の言う「オンリーワンのまちづくり」となるであろう。

(これは、会としての公式発言ではなく、としこば個人のつぶやきと理解してください)


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