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久しぶりにLRT問題

2008-11-01 11:39:47 | 鉄軌道計画
杜撰な哲軌道計画
この一言に尽きるだろう。

現在発表されているのは公設民営という前提で、堺東と堺間。
事業費は85億円とのこと。

しかし、南海・阪堺が提案した計画には社長、重役2名の経費が入っていなかったとか。二人で年間約3000万円の人件費が抜けていた。

堺市はLRTの予想乗客数に幅を設定している。
その下限乗客にすれば年間で約重役一人分年間1500万円の赤字になるらしい。
もしそうなれば、当然ながら堺市の税金で補填されるのだろう。

更に問題なのは車両などの維持更新費。
個別に南海・阪堺と話し合うというが、ない袖は民間会社には振れない。

前から私は当然そうなると思っていたが、車両の更新費(8両で約20億)は20年持つとして20年ごとに20億の堺市からの出費(当然税金)になるだろう。
こんなこと、個別に話し合っても南海・阪堺に払えるはずがない。

これが、更に採算の合わない堺浜にまで延びると思うと気が遠くなる。
南海・阪堺も引き受けないだろうが、当然赤字のたれながし。

今まで、全国あちこちで行政が手を出した事業は殆どが失敗している。
新銀行東京などその典型だ。大阪市もATCやWTCで四苦八苦している。

行政はミミマムサービスだけに徹すべきだ。

既に走っているバスで採算も採れ、弱者に暖かい低床式バスデザインもいいバスなのに、何でそれをわざわざ赤字にするのか、堺市のやっていることはわけがわからない。

なんだって?事業が赤字になりそうだから市民から寄付や基金の募集を考えているんだって?市民の多数が赤字垂れ流しのLRTに寄付をしてくれるだろうか?
起債?とんでもない。それは結局堺市の借金で赤字増やしになるだけだ。
私はそんな赤字増やしをごまかす起債や寄付は絶対しない。
 
(としこば)


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