６/１４福祉健康委員会の陳情審議について、ご報告します。傍聴しに行ったお母さんのメールを、許可を得て転記させていただきます。
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戸三廃園見直しにからんだ陳情は、戸三保護者有志から・つくし保護者OB有志から・待機児童をなくそう会からの三つ出ていますが、いずれも継続審議という事になりました。
民主、社会、共産党議員それぞれがとても頑張って下さり、いろいろな角度から本当にこんな統合民営化で大丈夫なのか、かなり突っ込んだやり取りが行われ、保育課長のいつもの味気無い答弁では切り抜けられない場面も多々ありました。
限られた予算の中での待機児童解消策に関しても、戸三の運営費が年額2億5000万円に対して、例えば東五軒町分園は土地取得だけで3億4500万円かかっていて、これにうわものと運営費がのっかると御いくら？という具合です。
また至誠会や原町の例からも新園にはポイントの高い子が全区から集まってしまうので、地域の園をセットでつぶして本当に大丈夫なのか？については答弁が矛盾だらけ、認可園と認証保育園の基準の違いについても資料を探しながら、なかなか応えられない御粗末でした。
自民は相変わらずお腹の中を見せず保護者との懇談を…に終始し、公明は跡地計画を明らかにして高齢化対策を…という調子。
また新園のプレゼンにも話しが及び、三法人が示した定員は結局は、131・137・139人だったそうで当たり前といえば当たり前ですが、区が考えていた程には民間委託でも大きくはならず、待機児童解消にもならない、ただの統合民営化？という結果になりそうです。。。。
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なぜ、廃園する必要があるのでしょうか？
ろくに説明できず、区民の納得を得られない政策を推し進めていいのでしょうか？
3本の陳情が束になり、問題の多面性にようやく直面したのでしょう。一言二言で解決できるほど、
待機児童問題は単純ではないとおもいます。
子供、保護者、保育士、地域社会、全部が絡み合っている。そもそも、社会って、みんな絡み合って、複雑なもの。
保育課長のようにあ「あっさり」答弁できないはずのもの。
区長は数年前から続く、この保育課の悪態がどれだけ子供たちを傷つけ、保護者たちを失望させ、保育士も辟易させてきたかを把握してもいいのではないでしょうか？
大人がしっかりしなくちゃ。
子どもたちは、まだ自分の意見を言えない年齢。
家庭部、保育課の壁に疲れた保護者は口を閉ざし、
区長の耳には平穏な状況に伝わっているのでしょうか？
どうか、お願いします。新宿区長、しっかり子どもたちを守ってください。どうか、お願いします。
今1才2ヶ月（0才児クラスです）で、役所に申し込み行ったら、いっぱいで、認可外をさがすように言われたそうです。
認可外に入っていたほうがポイントが上がるからとも言われたそうです。
その方は正規ではなく、いつまで認可外の高い保育料が払えるか分からないし、来年1才児になれば益々激戦で見込みがない。
「もう２人目は産めないね」とこれまでの方と同じ事を話していました。
つくしの近くに住んでいるので早速申し込みに来たそうですが、役所では保育園ガイドも認証など認可外のリストくれなかったそうです。
もうちょっと丁寧な対応をして欲しいものです。
http://gikai02.kaigiroku.jp/kaigiroku/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?A=frameNittei&USR=shinjuku&PWD=&XM=000000000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac22%94%4e&B=-1&T=-1&T0=-1&O=-1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=5&N=8&W1=&W2=&W3=&W4=&DU=1
質疑に対して、まともに答えていないというか、意図的にはぐらかしているというか、議論になっていません。
この議事録を読んで、それでも「廃園やむなし」だとしたら、議会の機能を果たしているとは言えません。
完全なる保育の市場化により、子育ては自己責任となります。
詳しくは九州の保育団体が作成した動画・マンガをご覧下さい。
黙っていたら、大変なことになります。
保育制度についての分かりやすく説明した動画・マンガがあります。（九州の保育団体作成）
http://www.youtube.com/watch?v=KwvlAjmVQ08
http://www.youtube.com/watch?v=NtgpYq26xlI
http://www.youtube.com/watch?v=l2d2fkGibY4
http://www.hoiku.or.jp/entrance/hoikuseido3.pdhtthttp://www.hoiku.or.jp/entrance/hoikuseido2.pdff
http://www.hoiku.or.jp/entrance/hoikuseido4.pdf
http://www.hoiku.or.jp/entrance/hoikuseido.pdf
http://www.hoiku.or.jp/entrance/hoikuseido2.pdf
http://www.hoiku.or.jp/entrance/hoikuseido3.pdf
とっても大事な問題です。
少しでも理解する必要があります。
区は保護者への説明会を複数回開催してきたものの、納得いく説明はありませんでした。閉鎖的な空間で、既成事実をつくって強引に廃園しようとしている印象を受けています。
区が保護者だけに説明して地域への説明を行わない理由について、７月に区のホームページから質問メールを送ったところ、下記の回答が届きましたので、「情報共有」します。（区には７月１９日付けでメール送信し、区から回答郵送で届いたのは９月１３日です。）
「質問：戸山第三保育園の廃園に関する「地域住民」への説明を行わない理由は何か。」
「回答：今回の国立医療研究センター内保育園設置及び戸山地区区立保育園の再編については、当事者への説明が先ず第一と考え、都制度保育室つくし保育園及び戸山第三保育園の対応をしてきたところです。地域住民への説明については、民営化等基本方針にもあり、十分認識しているところですが、今後、当事者への説明を十分させていただいたうえで、検討していきます。」
新宿区子ども家庭部保育課保育係
以上が、全文引用です。
以前、戸三での説明会では、保護者からの質問に対して、保育課長は理由もなく「地域への説明会は開きません。」と言っていましたが、
今回、書面で質問したところ、
区は今回の回答では「今後、当事者への説明を十分させていただいたうえで、検討していきます。」と言っています。
今回の廃園計画は、本当に確固とした区の施策なのでしょか？
区の対応には、やはり不信感が残ります。
理由を答えるのに２ヶ月近くかかる、これまで保護者に対して「説明しつくした」とか言っていたのに、上記書面では、説明不足や地域説明会の先延ばしを自ら認める回答ぶりがうかがえます。
区民に廃園計画を納得させるだけの理由があるのでしょうか？
地域説明会、いつ開催されるのか、動向を見守りたいと思います。