皆さま、ご進級おめでとうございます。
戸三は4月より新入園児が全体で２０名、うち０歳児は９名です（去年は確か３名）。
今年度から、戸３でも産休明け保育を実施しており、保育ニーズに応えているからです。
先生の転入も、転出・退職者よりも多く、大賑わいで、とても廃園宣告されている保育園とは思えません。元気ピンピンなのに、余命短いと言われているわけです。
新年度になり担任が変っただけでも、新しい先生と馴染めるか、どうしても心配になってしまいます。これが、公立から民営と文化が変わる中で先生たちも総入れ替わりとなった場合は、これ以上の心配や不安が出てくるのかなんて、想像もしたくありません。
先日行われた第2回の説明会では、保育課の説明は
「新宿区も引継ぎ保育のノウハウをつけてきた。実際、これまでにも廃園が実施された私立認可保育園に転園した園児に、大きな問題は生じたことはなく、引継ぎ保育は十分に効果を発揮している」
と言い切っています。
本当にそうでしょうか？
小さな子供たちだからこそ、ソフト面でもハード面でも環境の変化に対しては敏感です。
また、それぞれのケースがあるので、一律に大丈夫と断言できないはずです。
実際に民営化された保護者者の方が読んでいらっしゃれば、ぜひ経験談を伺いたいです。
（※戸３廃園を認めていない前提での質問です）
（Ｂｙ戸山３保育園カテゴリー管理人）
◆ （あざみ委員） もうちょっと個別の課題でいうと、その運営形態をどうするのか。公設民営なのか、民設民営なのか、区直営なのかとかいろいろな形態がありますけれども、その辺をどう両者はそれぞれ思っていて、そこでどういうふうに食い違っているのかということ。
それからもう一つ、戸山第一第二、第三保育園３つある。３つ残したままで新しい認可保育園をそばにつくるのがどうなのかというのは、平成20年度、再三別の課長さんでしたけれども、言われていたところではあるんですね。その辺が今どういうふうに区は思っていらっしゃるのか。
◎（保育課長） 前課長が戸山第一、第二、第三の再編も含めて認可化をということで御答弁させていただいていると思いますが、現在、私のほうで直接医療センターと交渉を始めた中では、そういったことも全体的な中で、もう一度区もきちっと仕切り直しをする必要があるのかと思っております。
平成２１年 １０月 福祉健康委員会-10月09日
◆（野もと委員） わかりました。方針が出た上で、また医療センターの協議についてスケジュールを立ててお考えいただくということで、最後になりますけれども、戸山地区にある公立保育園３園の再編についての考慮は必要と思われますが、戸山地区の保育需要についてはどのような状態でしょうか。
◎（保育課長） 御指摘のとおり、現在戸山地区には戸山第一、戸山第二、戸山第三という保育園が比較的近い位置に設置されております。したがいまして、今後こういった形で医療センターの中に認可保育園が設置されることになった場合には、それらも含めてこの地域での需要、それから地域バランス、そういったものの全体的な考えを構築していかないといけないと考えております。
◆（野もと委員） わかりました。区の積極的なかかわりに期待をします。
上記１０月の議会では、戸山地区の再編についてはまだ何も決まってはいませんでした。
この答弁から、だれが戸山第三保育園の廃園を読み取れるのでしょうか？
「議会の傍聴や議事録の公開を通して周知してきた」と言えるのでしょうか？
もしその後の議会で、答弁されている「区もきちっと仕切り直しが必要」「全体的な構築」の議論と廃園の議論がされているとしても、議事録はまだ公開されていません。
どこが周知なのでしょう？
http://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000059908.pdf
その中に、「対象園の公表と周知」では、「対象園の公表から民営化移行までは、周知及び準備期間として２年間程度を確保する。」とあります。
何だ、公表から２年かけて周知すればいいんだ。
これから周知していくから問題ないと言うこと？
それでいいの？
周知なんてできてなかったですし、そんな時間がなかったほど、国際医療センターとの密室の会議で、何か利権が絡む好条件で急ピッチに話が進んだとしか思えません。