保育園に入りたい!待機児童をなくそう~

新宿区の待機児童、保育園廃園問題、
について考える共同ブログです。
子供のための施設を共に考えましょう

あと、1か月で「さよなら 信濃町保育園分園」

2011年02月24日 | 信濃町分園チーム

あと1カ月で 愛しのミラクル保育園が廃園になります。

 

3歳クラスまでしかありませんが、

親も子も、それぞれ新しい環境へ移る心の準備をしています。

 

4歳になる娘は、「今日は新しい保育園?」と私に朝、聞きました。

「いつもの保育園だよ」というとにっこり笑って、「よかった。」といいました。

 

1歳の友達のママは「あたらいい保育園、新しいおもちゃいっぱいあるかなー?」と

娘さんへ楽しい希望をつくる声かけをしていました。

 

保護者は、お世話になった先生方へ感謝の気持ちを伝えようと

仕事終わった後に相談してメッセージカードを作る企画やコーラスプレゼントなどを

企画しています。

 

廃園までの1カ月を惜しみながら1日1日をいとおしみながら子どもたちも保護者も過ごしています。

 

 

 

<信濃町保育園分園の経緯>

旧四ツ谷第三小学校跡地に暫定2年(2009年4月~2011年3月。0歳~2歳まで受入)で

臨時開設された保育園です。

 

就学前まで通園できる保育園へ入園したくても待機児童でいっぱいで、ここしか入れなかったという家庭が多く通います。出産などで一時的に数カ月利用する方もおりました。

 

ですから、通園に電車で1時間近くかけて通う、自転車で30分近く通うなど遠方からの通園者が多い特徴があります。

 

開園中、新宿区へ対して保育園の継続を願う2回の陳情を保護者有志で行い800筆以上の署名をあつめましたが、保育園機能は2011年3月までで終了します。

陳情では、設置される予定がなかった3歳クラスが新設されました。

廃園後の受け入れ先の保育園の約束も当初はありませんでしたが、保護者の活動で何とか受け入れ先を確保することができました。

 

しかし、全員が希望の転園先の園に通園することは叶いませんでした。

 


新宿第二保育園は環境のことを考えて移転?移転なのになぜ民営化?

2011年02月16日 | おひさまをまもる会

久しぶりの書き込みです。

新宿第二保育園は2009年1月保育園隣地にオリックス不動産によって計画された保育環境や子どもたちの安全を脅かす高層マンション問題に引き続き、斜め隣地の東京厚生年金会館解体工事で危うく発がん性のアスベストに晒されそうになり、保護者は子どもたちを守るために必死になって新宿区と建築・解体工事を行う企業に「子どもたちの健康を、安全を考えてください。」と働きかけてきました。2年間もです。

健やかな保育環境で安全に保育されて当たり前のはずの子どもたちなのに、その安全が当たり前ではなく、そのことで保護者は悩まされ続けました。

昨年、新宿区長選挙で区長が再選し、所信表明で新宿第二保育園の保育環境のことを考えて西富久(大規模開発がある予定)に移転するとの発言がありました。

しかし、その後、移転で民営化との貼り紙が保育園に貼られました。詳しいことが決まったらお知らせするとのことですが、おかしくありませんか?

移転民営化はまったくの話です。

しかも、民営化ということは=公立保育園の廃園ですよね?

そんな大事なことがなぜ保護者に説明がないのでしょうか?なぜ決まってから説明なんでしょうか?

問題はまだまだあります。西富久に移転とのことですが、開発が計画通りにいくとは限りません。早くて4~5年後です。その間、今の新宿第二保育園の子どもたちの保育環境と安全はどうやって守るのかが話されていないのもおかしくないですか?これからも周囲の解体・建築工事が予想される保育園の子どもたちにとって、そこが一番重要だと思うのですが・・・?

戸山第三保育園の廃園の話も、保育園に入れなくて困っている待機児童の方や園に通う保護者の声を聞かずに進められていますが、おかしくありませんか?誰のための保育園なんでしょうか?誰が必要としているか?子育てする私たちです。なぜ、その声が十分聞かれずに廃園が進められるのでしょうか?

待機児童が増えているのになぜ公立の保育園が廃園なんでしょうか?

保育園の地域バランスも何も、家から遠い保育園に通う親も多いのに、何が地域バランスなんでしょうか?公立の保育園廃園は待機児童が解消されてから考えるべきではないでしょうか?

区議選が近いので、ぜひ子育てや保育のことを真剣に考えてくれる立候補者がたくさん出てくれることを願います。