たったひとつの恋 第９話♪

今回、９話を、最後まで鑑賞して、
感想として、一番最初に思い、感じたこと。

それは、
「ここまで、ひと恋、どっぷり感情移入しながら、
見続けて来てよかったよー（感涙）」、
という事でした。

それ位、今回の９話のお話は、
ほいにとっては、今までで一番の最高の回でした！！

確かに、
弘人と菜緒の別れのシーンから、
アユタと弘人との喧嘩のシーンなどの展開を経ての、
３年後の現在までのシーンが、展開が速すぎるというのは、少し感じたのだけれど、
特に気になるというほどでもなくて、
（仮に、全１１話であったら、もう少し丁寧に描けただろうにと思うと、残念だけどね^^）

むしろ、
今までの過去形のナレーションから、現在の弘人に移るシーンが、
すごく自然に感じたほどだった。

今回のひと恋は、
弘人と菜緒については、本当に、本当に、丁寧に描かれていると思うし、
（この二人が、現実に存在するんじゃないかと、思えるほどに.....）
二人を囲む友人たち（甲、アユタ、裕子）の描き方もすごく良かったと感じている。

ただ..
お互いの両親についての描写や、タナダさんの扱い等については、すこし物足りなかったかな、って感じはするけど、
５人の描き方が中途半端になるよりは、マシじゃなかったかと、前向きに捕らえている。
１０話という限られた枠の中での取捨選択として、ほい的には正しい選択だったと思う。.

その証拠に、
船上での別れでは、あまりの切なさに、号泣しちゃったし、
菜緒が、斉藤さんと一緒にいたところを目撃した時、本当にショックでした。
胸が締め付けられるように苦しかったです。
なんというか... 本当に菜緒に恋をしている感覚というか.. 辛かった！
（ドラマの話なのに、なんか変だよね^^)
そして、
ラストでの、菜緒が、弘人がかつて住んでいた造船所に走り出したシーンでは、
とにかく、ベタでも、こじ付けでも、なんでもいいから、奇跡を起こしてくれ!
弘人にあわせてやってくれ！
って心の底から願っている自分がいました。
（やべ.... こうして書きながらも、涙が出てきちゃった^^）
そして、弘人と菜緒が、暗闇の中、２度目の再開を果たした時は、
本当に、めちゃくちゃ嬉しかった。
はるかちゃん、亀梨君、
素晴らしい、感動的な演技を魅せてくれて、本当にありがとう！！
って感じでしたね

上に挙げたような気持ちになれたので、
ほい的には、
今まで、ひと恋を鑑賞しながら抱いた、菜緒の病気や、子供が生めない等の件が、
自分の中で、全て受け入れる事が出来て、許せるような気分になれたから、
もう何も言う事はないと感じました。

結果的に、
まだ最終話を迎えてたわけではないので、断定できないが、
ほいにとっては、
はるかちゃんが今まで演じてくれた女性の中では、
菜緒が、一番好きな役柄の女の子になる気がしている。
（今までの一番は、”赤い運命”の直子(いずみ）だったんだけどね^^)
最終回が、もしハッピーエンドなら、一番は菜緒に決定ですよ！（笑）


それでは、いつものように
印象的なシーン、セリフを振り返ってみましょうかね^o^

＜一番切なかった感動的なシーン＞
■船上での別れのシーン

最後の１５分..手を繋ぎながら、たたずんでいる弘人と菜緒

このシーンでは、二人のあまりにも切なく、悲しい別れに、
恥ずかしながら、声を上げて号泣しちゃいました。
（こんなに泣いたのは、白夜行の時以来です）

あの坂の途中での、本当に偶然の出会いから始まった、
心に痛く、切ない、そして、本当に純粋な恋。
二十歳という若さだからこそ出来た恋。
でも、同時に、二十歳という若さゆえに、そして、お互いに背負う家族などの重さから、
終わらせるしかなかった恋。
本当にせつない恋。

なんか、そんな二人の、本当に切なく痛い恋の終わりの悲しさが、
主演二人の演技からビシビシ伝わってきて、本当に良かった。

お二人さん、本当にgood jobでした♪

＜一番印象に残った印象的で、かつ感動的なセリフ＞
■船上の別れのシーンより
　いっしょに鯨が観に行きたかったと、話すシーンのセリフ

船上での別れでのセリフは、
全てが印象的で、心に残る良いセリフばかりだったんだけど、
その中でも、
この、
”菜緒が弘人に、一緒に鯨が見に行きたかった”...
と話し始めるところのシーンでのセリフは、特に印象に残った。

何故、印象に残ったかは後述するとして、
まずは、印象に乗った一連のセリフを書き出してみます。

＞菜緒
  「鯨...観に行きたかったなー、一緒に」
  （船上から、遠くの海を見つめながら）
  「 いないかなー」...
　「いるわけないか」.
　（菜緒が弘人をみると、弘人が、少し笑っている）
　「なんで、笑うの？」 　　（※）

＞弘人
　「いや、なんか.. 可愛いなー、って思ってさ」...　（※）

＞菜緒
　（弘人の、その、優しい言葉を聞き、ちょっと間をおいてから）

　「もう、いいよ.. 言わなくて.......そんな事」
　(菜緒、泣きながら）
　「もう、言わなくていいよ」..
　(菜緒、泣きじゃくる）

＞弘人
　「言いてーよ!..」
　「一生分言いてーよ」

＞菜緒
　（泣きながら）
　「バカ....」
　(さらに、泣きじゃくる菜緒)

＞弘人
　「泣くなよ」
　「切なくなるじゃんかよ..」
　「こっちだって泣きてーんだから...........」
　(弘人、涙を堪えるようにうつむく）
　（菜緒、泣きじゃくる）

＞菜緒
　（後１５分で、船が横浜港に到着するというアナウンスが、船内に響きわたる）　

　「後１５分..」
　「手...繋いでてもいい？」

＞弘人
　「........
　いいよ....」
　（固く手を繋ぎ合う、二人）.

さて、
何故印象に残ったのかということですが、
それは、
以前、”ひと恋”の公式BBSで、脚本家の北川さんが書き込みされた内容に、
こんなコメントがあって、

（北川さんのコメントの一部、抜粋）
＞ナオが、何か必死で訴えてしゃべってて、ヒロトが、フッと笑って、
＞ナオがちょっと怒った感じで「何で笑うの？」（※）って言うと、
＞ヒロトが「かわいいな、と思って」（※）っていうのをやりたいんだけど、どうでしょう？
（※の所が、実際に使われたセリフ！）

「こんなセリフを考えてるんだけど、どうかなー？」って
BBS閲覧、書き込みしている視聴者に向けて、
賛同の問いかけをしてくださったセリフが使われていたからです！！

それ以来、北川さんの書き込みを見てから、ずーっと気になっていて、
”やっぱ、あのセリフを使うところ、無かったのかなー”、とか思っていたんだけど
まさか、こんな切なく悲しいシーンで使われるとは思っても見なかったので
びっくりしたとともに、”やったー”と思わず、
変な話、泣きながらの、喜びの声が出てしまいました！

やっぱりね..
BBS閲覧マニアであり、かつ元BBS投稿マニアのほいとしては、
なんか、作り手と視聴者が近く、つながっている感じがすごくして、
本当に嬉しかったです。
特に、こんな経験は、
今まで ドラマBBSを見てきたけど、初めての経験だったので、感激はひとしおでした。
あ！、ちなみに、上記の”BBS投稿マニア”のところに、元がついているのは、
今回、ほいは、公式BBSにはほとんど投稿しなかったからです。（笑）
だって、土曜日の夜は、ひと恋のリピート視聴で忙しかったし、
日曜日とかも、感想の記事書くのに忙しかったんだも～ん！！^^

＜ある意味衝撃的な名シーン＞
■アユタのとび蹴り！

ドラマ史上、
いままでに、こんなに綺麗に、鮮やかに決まっている飛び蹴りは見た事がないと、ネット上で評判の、
このシーン..

他の全てのシーンが、すごく切ないシーンばかりだったので、
なんか、意表をつかれてしまって、
ほいは、このシーンだけ、唯一、大爆笑させていただきました！（笑）
平岡君、最高の飛び蹴りを魅せてくれ、そして、最高の笑いをありがとう！！^o^

＜本当に、心が凍ったシーン..＞
■３年後..偶然の再開で、菜緒が、弘人以外の男といるのを目撃した時

３年の月日が流れた後、
偶然にも、他の男と仲良く歩く歩いている菜緒を見てしまったとき、
なんだろう...
なんか、本当に、胸が苦しくて切なくて、本当に悲しかった。
まるで、自分が弘人になったような感覚で、
たぶん、この一瞬が、
弘人に、一番感情移入してしまったシーンだと思う。

例えてみれば、２話の菜緒の台詞ではないけど、
「心が凍った！」 って感じかなー(笑）

※ioさんのレビューのコメント、ちょっと拝借..
　 ioさん、パクッちゃいました！
   この”心が凍った！”のセリフが一番、気持ちを表している気がしたもので..
　 ごめんなさい^o^


＜今回のベストショット＞
■先生として教壇に立つ、菜緒（はるかちゃん）の、りりしいお姿

に、ほいは、ただ、ただ、ひたすらに、萌え～って感じでした！（笑）
（自分で書いておきながら意味不明^o^）

”世界の中心”での生徒役から考えると、たった２年しかたっていない筈なのに、
なんか、時間の流れを感じてしまった、ほいでした^o^

＜最後に＞
”たったひとつの恋”の物語も、
後は、いよいよ最終話を残すのみとなりましたが、
とりあえず、
12月１６日 午後９時という、
一度しか訪れないその時間に、
このうえない感動が待っていることを、ひたすらに願いながら..
ほいは、ドキドキ、ワクワクしながら、その時を待ちわびています。