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八日目の蝉

2011-05-03 15:17:37 | 映画

えーと
JINの感想は、とりあえず置いといて~

昨日観にいった映画 ”八日目の蝉”の感想を書きます♪


<公式HP>
 八日目の蝉

<あらすじ>
(※Yahoo映画からの引用)

>子どもを身ごもるも、
>相手が結婚していたために
>出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)は、
>ちょうど同じころに生まれた男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。

>しかし、二人の母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。

>さらに数年後、
>本当の両親にわだかまりを感じながら成長した
>恵理菜(井上真央)は大学生になり、
>家庭を持つ男の子どもを妊娠してしまう。

 Yahoo映画

<特報>

 

 

正直、どんな作品かもまったく知らず、
ドラマ版が既に放送されていて、
その評判がすごく良かったという情報だけで
観る事を決めました。

それに..
どこかのブログの感想に、
 ”ドラマ版とはまた違った良い作品にしあがっている”
と書いてあったので

じゃー、観てやるべか~

っていう軽い感じで観たんですが..

なんか、ちょっと良い意味でやられてしまいましたね~

愛人の奥さんの赤ちゃんを誘拐し、
赤ちゃんに薫と名づけ、
逃亡生活の中で育てた喜和子(永作博美)..

そして...

誘拐された赤ちゃんが成長し、
4年後に親元に戻り
大学生となった恵理菜/薫(井上真央)..

この二人の心情というか心の揺らぎが、
過去と現在を交差させ、
実に繊細に切なく描かれていました。

そして何よりも
この作品の女優陣は、
作品のテーマの素晴らしさに負けない、
ほんとうに迫真の演技で魅せてくれていました。

ダブル主演の井上真央や永作博美はもちろんのこと、

千夏というキーパーソンとなる女性を演じた
小池栄子もなかなか良かったです。


井上真央は、
朝ドラ”おひさま”では
本当に可憐なかわいい女の子を好演していますが、

この映画では、
誘拐した女に4歳まで育てられた恵理菜(薫)という

複雑な過去を持った影のある女性を、

本当にすごく上手く演じていました。

そして...

永作博美の演技からは、
なんか鬼気迫るものを感じました。

希和子は架空の存在ではありますが、
なんか彼女が実際に存在して、
そして、永作博美に乗り移ったかのようでしたね。

役柄の人物が存在するかのような感覚を覚えましたよ。


そんな素晴らしい俳優さんたちのおかげもあって

本当、映画館で恥ずかしいほどにボロボロと泣いてしまいました。


希和子(永作博美)と薫(誘拐された子供)との別れのシーン..

そして

ラストでの大学生になった恵理菜(井上真央)の、
ある感動的なシーンでは...

もうちょっとで嗚咽しそうでした。

自分では、怖くて確認出来なかったのですが、
多分、他の人が自分を観たら
目が赤く充血していたかもしれないっすよ。

恥ずかしいっす(笑)

自分の周りでも、

ラストでエンドロールが流れ終わるまで、

ずっ~と、他の観客のすすり泣く声が聞こえていましたよ。

自分みたいなおっさんでも、こんなに心に響くんだから、

女性の方だったら余計に心に響くんじゃないかと思います。

この映画では描いているのは ”母性愛”..

誘拐という許されざる犯罪を通してですが、

女性が子供によせる愛情というか
母性の奥深さというものを、

女優さんの熱演から
心に深く感じることが出来ると思います。

この作品はたくさんの方に是非観ていただきたいですね。

それと、最後に..

綾瀬はるかファンの自分としては、

彼女にも、良作のもっと難しい役柄に
どんどん挑戦してほしいものです。

ドラマ白夜行での雪穂のような妖艶な役とか、
また観てみたいですね。

仁での役回りとかなら、
今の彼女なら難なく演じてしまうでしょうからねー

うーん

綾瀬はるかの
女優としてのさらなるステップアップに期待です!!!



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