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りざさん亡きあと、同じお宅へやってきたりざさんと同じく白いワンコ、まだ名前検討中。
これは2日前に初めてあったときのワンコの写真。
昨日も帰り道にあえて通りすぎてみた。
蒸し暑い30度、歩いていると汗が流れる、夏だからなー。
りざさんの小屋を受け継いで、お宅入り口階段下を利用したワンコスペース、まだりざさんがいるみたいだ。でも、回りに新しい簾を下げたり、前よりちょっとリフォーム??りざさんの一杯あった抜け毛も綺麗に掃除されて、新しくやってきたワンコはおとなしく寝ていた。
「寝てるのかい??(^.^)」「暑いね(°▽°)」としゃがんでのぞいてみると、顔をあげて目を細く開けた。やっぱりおとなしいワンコだなと思った。
小さくなって隅っこにいるでもなく、体を伸ばして寝てるからこの場所をもう自分の居場所と思ってるかなー何て考えながら少し見てたけど、ふとわたしのなかに「あれ??」と感じるものがあった。
ワンコの目がなんだか寂しげだった、すぐに目を伏せてまた開けてこちらを見る、少し不安そうな眼差しにも思えた、思い過ごしかも、まだ来たばかりだしな、ここのお宅は絶対優しい人だから、今に慣れるとおもうけどね。
ワンコはもう子犬じゃない、足を見たら肉球もかたそうだったし、前にどこかで飼われていたんだろうなと推察された。
「この度しっぽの会のご縁があって」と犬小屋のやねの張り紙に書かれてあった。
NPO法人しっぽの会をネットで調べたら、公的機関に保護された動物を引き取って、その後の幸せな生活が出来るように里親をさがす、などとあった、だから一度はこの子は殺処分の運命に置かれたということでしょうか。よく動物管理センターで、預かるのは1週間、その後は殺処分、そんな悲しい現実をテレビでみます。ここに来たらみんな自分の運命を悟るそうだ、アップに写された犬たちはみんなおとなしく瞳が悲しそうだった。
まぁ、これはいつもの広がりすぎる妄想もあります。
そんな運命を越えてここへやってきたとしたら、もう今の君には幸せしかないよ、と心の中で話しかける、りざさんを亡くした家族の悲しみを君の存在だけが癒してあげられる、君は大事な家族になったんだよ、などとよそのおばさんが犬小屋の前でしゃがみこんでる風景、怪しい。
ワンコやにゃんこに生まれて悲しい運命をたどる命も現実にある。
でも、ワンコやにゃんこからまた笑顔を取り戻す人たちも、平和なこの国にはたくさんいる。
ここを通るたびに、この白いワンコの瞳がきらきら輝き出すことを信じている、通りすがりのおばさんのことも癒しておくれよ(^w^)