日々の景色と季節を過ごす

ペーパードライバーな自分はいつも徒歩で用事を足す。歩く早さで日々移り変わる花や気になる光景を書いてみる、そんなブログ。

春を待つアウトレイジな鳥たち?

2018-03-05 16:19:36 | 日記
コツコツ、コツコツ、と頭の上で音がして見上げるとキツツキ?がいた。


「はよ春になって葉っぱが出て来ないことには目立ってしゃーないわー、そろそろインコ組の連中シャバに出てくるらしいしな、早いとこ隠れるとこ作らなあかんわな。」

一方、地下街の小鳥の広場を通りかかるとインコ組が頭を寄せて相談中。


「知っとるけ?シャバじゃ大吹雪があったらしいやんけ」
「なんやて❗わてらの釈放の頃には春になってるはずやぞ❗どないしてくれるんや❗いつまでもキツツキの好き放題にさせとく訳にはいかんのや❗」



「しゃぁないな、わてら、こう見えても寒さにゃ弱い生きもんや、ここは一歩譲って、もう少しここで臭い飯食わしてもらうとするしかしゃーないなぁー、キツツキ、お前はんが幅きかせておれんのも今のうちやぞ❗」


その頃、怪しい抗争を遠くから見ている名前も知らない鳥がいた。


「もうすぐオモロイもんが見れそうやで、ワテは高見の見物させてもらうとしまひょ、はよ春にならんかいなーそや❗いつも腹減らしとるあいつにも、ちょっとの小遣い渡してひと芝居うってもらうとしますかいなーもっとオモロなりまっせー笑笑笑」


「まぁ、悪事に加担するのはおいらの好きな生き方じゃないけど、飯のために目をつぶらなあかんこともあるんや、お母ちゃん親不孝許してや…」

と、鳥たちが言っているのか?いないのか?
アウトレイジ、ならぬアウトリレイジつづく?


窓辺は春の花、チューリップに菜の花であった。


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