理事長日記2008 「挑む」

 
第49代理事長 中村大二郎

人権学習推進市民会議

2008-02-21 09:15:03 | Weblog
人権学習推進市民会議に行ってきました。
「人権」なんだか難しい言葉です。

「山口県人権推進指針」が昨年改訂されています。
そのコピーを頂き目を通したのですが人権の対象って意外と多いです。
課題とされていることは、
・女性
・子ども
・高齢者
・同和問題
・障害者
・外国人
・感染症患者など
・ハンセン病
・罪や非行を犯した人
・拉致、インターネット、プライバシー関連など
・家庭、職場、地域、学校での課題

があるのようです。

書面で見てなるほどそうかと整理できましたが、
このような人権問題が
JCの公職の一つとして参加する、
社会を構成している重要な分野の一つなのかよくわかりません。


地球にいて、
自然と動物が共生し、
野生の中の人間社会でルールがあり
その中で人としての権利がある。

動物の社会では弱肉強食、
弱い動物は、群れを成し知恵を出し生き残ろうとする。
強い動物は、体力を生かして生き残ろうとする。

今の時代人間社会の強い人は、
金持ち!?政治家!?マスコミ!?先生!?保護者!?女性!?男性!?
誰もが弱い人になりたがってはいないだろうか
弱者が強者になっているのかなー


この会議、意見交換、質疑応答の声がなかなか出てこない。
人権=人の権利、権利には義務と責任が生じる。
義務と責任の話は出ないが、弱者からの権利の主張や理解は求めやすい。

しかしもう、権利の主張に飽きているのではないだろうか。
でも、義務や責任を言うと自分に厳しくあらねばならない。
そんなことは言いにくい。

会議の運営って難しいですね。

地域住民としての義務と責任にはどのようなことがあり、
それに伴ないどんな権利があるのだろうか。
なんとなくでなく、書面でかいてあれば整理しやすい。
情報手法がありすぎて関係が希薄な今の社会、
明確に書面にしないと伝わりにくい時代なのだろう。


・・・どうも難しい話になってしまう