・・・・と次男のマイケルが言ったのには感動した。
そう、今日は本当に綺麗で感動的な夕陽だった。
こんな感じかな・・・・
もう、11月だというのに、日差しはまだまだ暖かい、ボードショーツ一枚でも全く寒くない。
週末にあわせて、次男のマイケルが武蔵境の大学寮から帰ってきていたので、夕方から一緒に海に漕ぎ出した。
OC-1カヌー2艇で・・・・・・ただひたすら傾きかけた太陽が海の上につくる光り輝く黄金の道を漕ぐ・・・。
Blogでしかマイケルのことを知らない人は、次男マイケルはギターしか弾かない・・・というイメージしかないかも知れないけど、彼も、長男Kennyの後を追うように、今年のKona のレースをきっかけに、本格的に漕ぐようになったのだ。 本格的・・・と言ったのは、彼はKennyがまだパドリングなんて見向きもしなかった、カリフォルニアに住んでるときに、俺と何度かカヌークラブで漕いだことがある。もちろんマイケルがまだ中学生か小学生の頃だったと思う。
30分(約5キロほど沖に)とにかくひたすら夕陽に向かい、太陽が海におとした黄金ロードにそって漕ぎつづけ、もうそろそろサンセットだから・・・と、「この辺で戻ろうか・・・・」 と漕ぐのをやめ、止まったとたんにマイケルが大声で叫んだのだ。
「すげーチョー静か」 「俺の心臓の音しか聞こえない・・・」と 確かに今日は耳もとを通る風もなく、もう暗くなる前だから漁船などもいないし、波の音も聞こえない・・・・鼓膜にベールをかぶせたように、何の音も聞こえない。 たった30分カヌーで沖に漕いで行っただけで、まるで別世界なのだ。
そして極めつけは、「まるで地球じゃないみたい・・・・」と・・・・夕陽が沈む伊豆半島の方を見て冒頭の題名の言葉を叫んだのだった。 彼の少ない日本語ボキャブラリーでの表現だから、特にリアルで感動したのだ。 彼がカヌーに出合えて本当によかった。とつくづく思った。
最後まで夕陽が雲に隠れることなく、沈みきるのを見とどけて、岸に向かって漕ぎながら、考えた・・・・ コレが本当の地球の姿で、人間の本当の姿・・・のはずなのに、彼が普段みている「地球の姿・・・」てなんなんだろう。彼らにはどんな風にうつってんだろう・・・・と感動しながらも、ショックだった。 車や電車やサイレンやアラームや携帯の音に囲まれ、道を歩けばイヤでも目に飛び込んでくる色んなサインや看板・・・・それが彼らというか、普通の人間が思い浮かべる「本当の地球の姿」だったら・・・・すごく地球に申し訳ないよな。人間も太陽や山と同じように自然の一部のはずなのに・・・・色んなむだな物質を身につけて、複雑に考えすぎて生きている。
都会に住む子供達には、もっともっと本当の地球の姿をみて欲しい、本当に人間の姿を感じて欲しい。 もちろん大人達にも・・・。と思いながらマイケルとスムーズなうねりに乗りながら大浜海岸に到着して振り返ったら、空のすべてがオレンジ色だった。
そう、今日は本当に綺麗で感動的な夕陽だった。
こんな感じかな・・・・
もう、11月だというのに、日差しはまだまだ暖かい、ボードショーツ一枚でも全く寒くない。
週末にあわせて、次男のマイケルが武蔵境の大学寮から帰ってきていたので、夕方から一緒に海に漕ぎ出した。
OC-1カヌー2艇で・・・・・・ただひたすら傾きかけた太陽が海の上につくる光り輝く黄金の道を漕ぐ・・・。
Blogでしかマイケルのことを知らない人は、次男マイケルはギターしか弾かない・・・というイメージしかないかも知れないけど、彼も、長男Kennyの後を追うように、今年のKona のレースをきっかけに、本格的に漕ぐようになったのだ。 本格的・・・と言ったのは、彼はKennyがまだパドリングなんて見向きもしなかった、カリフォルニアに住んでるときに、俺と何度かカヌークラブで漕いだことがある。もちろんマイケルがまだ中学生か小学生の頃だったと思う。
30分(約5キロほど沖に)とにかくひたすら夕陽に向かい、太陽が海におとした黄金ロードにそって漕ぎつづけ、もうそろそろサンセットだから・・・と、「この辺で戻ろうか・・・・」 と漕ぐのをやめ、止まったとたんにマイケルが大声で叫んだのだ。
「すげーチョー静か」 「俺の心臓の音しか聞こえない・・・」と 確かに今日は耳もとを通る風もなく、もう暗くなる前だから漁船などもいないし、波の音も聞こえない・・・・鼓膜にベールをかぶせたように、何の音も聞こえない。 たった30分カヌーで沖に漕いで行っただけで、まるで別世界なのだ。
そして極めつけは、「まるで地球じゃないみたい・・・・」と・・・・夕陽が沈む伊豆半島の方を見て冒頭の題名の言葉を叫んだのだった。 彼の少ない日本語ボキャブラリーでの表現だから、特にリアルで感動したのだ。 彼がカヌーに出合えて本当によかった。とつくづく思った。
最後まで夕陽が雲に隠れることなく、沈みきるのを見とどけて、岸に向かって漕ぎながら、考えた・・・・ コレが本当の地球の姿で、人間の本当の姿・・・のはずなのに、彼が普段みている「地球の姿・・・」てなんなんだろう。彼らにはどんな風にうつってんだろう・・・・と感動しながらも、ショックだった。 車や電車やサイレンやアラームや携帯の音に囲まれ、道を歩けばイヤでも目に飛び込んでくる色んなサインや看板・・・・それが彼らというか、普通の人間が思い浮かべる「本当の地球の姿」だったら・・・・すごく地球に申し訳ないよな。人間も太陽や山と同じように自然の一部のはずなのに・・・・色んなむだな物質を身につけて、複雑に考えすぎて生きている。
都会に住む子供達には、もっともっと本当の地球の姿をみて欲しい、本当に人間の姿を感じて欲しい。 もちろん大人達にも・・・。と思いながらマイケルとスムーズなうねりに乗りながら大浜海岸に到着して振り返ったら、空のすべてがオレンジ色だった。
マイケル君と幸せな一日の終わり、いいですね。素晴らしい夕陽に感謝です!