ある日の気づき

ナクバについて

# 進行中のナクバ2.0への批判「イスラエルは滅ぶべき」
# イスラエルは、やはり滅ぶべき。i.e. 植民地主義を容認する「リベラル」は無価値
# 「イスラエルは*そもそも存在すべきではなかった*」理由
# シオニズム、ウクライナ傀儡政権と「明治維新」の地政学的/歴史的関係
# 「イスラエルはアメリカを模倣しているに過ぎない」(嘘と植民地主義)
# イスラエルはKKKの価値観を体現している
# ↑西側公式見解以外のイスラエルへの評価は厳しさを増している
# パレスチナ問題の原因=シオニズム
## (+アメリカでのイスラエル・ロビーの影響力
# シオニストとの違いを訴えるユダヤ教徒
# 「ナクバ」の具体的描写例(←ガザの現状と頻繁に比較される)
# 更新履歴

解説/関連記事リンク先の記号は、 + : DEEPLY JAPAN 、* :マスコミに載らない海外記事
%: 櫻井ジャーナル、 &: 寺島メソッド翻訳NEWS、E>: E-wave Tokyo 、K>:  耕助のブログ
M>: ワシが舞い降りたった、 U>: Unz Review、 H>: マイケル・ハドソン研究会、I>: IWJ
Q>: locom2 diary、A>: AlzHacker、W>: 日々の感想、R>: 虹子 nijiko、 F>: フランク
P>: Spiderman886、 T>: (フィリピン中部の)ボホール島に住んでいます、$: その他

# 最初に進行中の「ナクバ2.0」についてのコメントを1つ引用しておきます。
# 私見では、イスラエルは*そもそも存在すべきではなかった*国家ですが、それでも、
# 現に存在してしまっている状況で、下記見解を示す*高潔な倫理観*には感動します。
$ https://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/b8a1e185575c841fa7ebd2ee5363eeec
「ONE STATE SOLUTION」# ↑「アメリカインディアン悲史」著者のブログ記事から
「2024-01-04 21:18:43 | 日記」
「IDF(Israel Defense Forces, イスラエル防衛軍) がイスラエルで兵士や人々に配布
しているT-シャツの絵柄が示されています。ご覧下さい。妊娠したパレスチナ女性の
ふくらんだお腹に銃の焦点十字(クロスヘア)が定められていて、 その下に
1 SHOT 2 KILLS
と書かれています。「一発の銃弾で母親と赤ん坊の二人を殺せ」、これがイスラエルの
兵士と民衆に対するメッセージです。」
「これが今のイスラエルであるならば、この国は消滅しなければなりません。
パレスチナの土地に遥かな昔から住んでいる先住民パレスチナ人とその土地に流れ着いた
ユダヤ人が一緒に住む一つの国が、一つの土地が出来なければなりません。五十年かかるか
百年かかるか、実現には長い年月が必要でしょう。これは賭けではありません。もしこれが
出来ないのであれば、人類は存在するに値しません。滅亡がその運命であって然るべきです」
# イスラエルは、やはり滅ぶべき。i.e. 植民地主義を容認する「リベラル」は無価値。
Q>ケイトリン・ジョンストン/パレスチナと西欧リベラルの無価値性について
「ガザでのイスラエルの行動に反対すると言いながら、「イスラエルの生存権」を支持する
と言う、まるでイスラエルの存在がその大量虐殺的な殺人行為と切り離せるかのような、
腹立たしいほど一般的なタイプのリベラルがいる。」
「イスラエルは文字通り、絶え間ない暴力と専制政治なしには存在しえない国家
「当初から西側帝国主義のための入植者植民地主義的前哨基地
「人工的な民族国家を建設し、既存の住民を新しい民族に法的に従属させることは、莫大な
量の戦争、警察による暴力、集団移住、アパルトヘイト、権利剥奪、抑圧なしには不可能」
「パレスチナ人とユダヤ人が平和的に共存する国家がその地域に存在する可能性はあるが、
それは現在のイスラエルとはまったく異なるものであり、現在のイスラエルと同じ国家
であるかのように装うことはできない。イスラエル文明を根本的に劇的に見直し、深く
根付いた人種差別を包括的に解体し、政府と生活システムを大幅に再構築し、多くの
労働、犠牲、謙虚さ、内的作業、賠償を伴うことになる。」
「イスラエルのガザでの残虐行為には反対だが、「イスラエルの生存権は支持する」と言う
リベラル派が言っているのは、そういうことではない。
彼らが言っているのは、イスラエルが不公正で専制的なアパルトヘイト国家のままであって
ほしいが、殺人はやめてほしいということだ。
不正義は続いてほしいが、その最もあからさまな現れによって認知的不協和を引き起こす
のはやめてほしいのだ。現状維持のために必要な野蛮な殺人をせずに、現状を維持したい
のだ。そのようなことが可能な架空のファンタジーの国に住んでいるふりをしたいのだ。」
「イスラエル政府高官がパレスチナ国家は絶対に実現しないと公言していること、
イスラエルのユダヤ人が圧倒的にそのような方策に反対していること、
将来の2国家解決策を不可能にする明確な目的でパレスチナ地域にイスラエルの入植地が
建設されていることなど、都合の悪い事実は無視」
「これはリベラル派がイスラエル・パレスチナに関してだけやっていることではなく、
あらゆることに対する彼らの立場全体がそうだということだ。
どの問題についても、彼らの立場は「現状を維持するが、自分にとってきれいで心理的に
快適なものにする」というものに過ぎない。彼らは決して正しいことをしたいのではなく、
自分たちが正しいと思いたいだけなのだ。」
# ↑ neoliberalism は「新自由主義」で、古典的自由主義の源流は、ジョン・ロック(↓)
# i.e. まともな「社会的/倫理的価値観」が「制約条件」として対になっていない「自由」
# (liberty) は、「一部の人間の私利私欲の隠れ蓑」でしかない。つまり、平等性/公平性を
# 重んじる価値観と対にしない「自由」自体に価値があるかのような言説は、全てまやかし。
# ∵誰もが自由+安全+幸福な状態が社会正義、植民地主義者が「自由」な状態は社会悪。
# ↓「イスラエルは*そもそも存在すべきではなかった*」理由を端的に示す記事。
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-2326.html
「100万人以上のパレスチニア人が、銃口を突きつけられエジプトへ強制移動させられよう
としている。」
「イスラエルの報道官や西側メディアは、イスラエルがハマスの撲滅を試みているという
虚構を繰り返すことで、月曜日(2月12日)の攻撃を形ばかりに正当化した。このだれも
信じない欺瞞によって見えなくなっているのは、アラブ系住民を祖国から追放するという
基本計画が、ユダヤ国家の起源にまでさかのぼるという事実である。
実際、近代シオニスト運動の創始者であるテオドール・ヘルツル(1860-1904)は次の
ように書いている:
「国境沿いの文無し民(アラブの民)に活気を与えるのは転移先の周辺国で雇用を確保
させることによってだ。われわれの国で彼らに雇用を与えることはない・・・この貧乏な
民の土地を収用したり、立ち退かせることはだれにもわからぬよう慎重に行なわなければ
ならない。」
衝撃的なことに、ヘルツルがこの言葉を書いたのは1895年のことで、イスラエルが国家
宣言をする50年も前のことである。つまり、この問題は当時から十分に理解されていた」
「ユダヤ人の祖国を樹立するためには、ユダヤ人がかなりの多数を維持しなければならず、
それはパレスチナ人を立ち退かせなければならないことを意味する。これが、1948年以来
イスラエルの指導者たちを悩ませてきた厄介な問題である。いかにして先住民を「消滅」
させるか。」
「我々が目にしているのは、シオニストの夢の実現であり、1948年に策定された民族浄化の
ための最初の見取り図である「ダレット・プラン(Dプラン)」の現代版である。」
「1948年3月10日に公式に採択された「ダレット・プラン(Dプラン)」は、パレスチナの
どの都市や町を標的とし、住民を追放し共同体を破壊するかを指定した。それは、以下の
ようなことを求めている:
「村落の破壊…継続的な支配が困難な人口集中地の破壊…住民を国家の境界線の外に追放」
「ネタニヤフ首相は前任者たちよりも良くも悪くもない…シオニズムの「鉄の掟」から
少しでも外れた唯一の首相は、1993年のオスロ合意反対派に(予想どおり)暗殺された
イツハク・ラビンだった。それが何を物語っているのか」
「多数のイスラエル人がネタニヤフを軽蔑し、汚職で起訴すべきと考えていても、彼が
彼らの望みを実現している間はすすんで見て見ぬふりをしている」
「非武装の市民を家から追い出し砂漠に追いやることで、大イスラエルに編入する土地を
手に入れるつもり」
# シオニズム、ウクライナ傀儡政権と「明治維新」の地政学的/歴史的関係
% ウクライナからロシアへの侵略を試み、ガザで虐殺、中国侵略を目指す米英支配層
## アングロサクソン/金融資本家の地政学的野望が共通の背景にある。
「アメリカ下院でウクライナ、イスラエル、台湾への一括支援法案が可決されたのは4月20日…
24日にはジョー・バイデン大統領が署名」
「総額950億ドルのうちウクライナ向けが610億ドル、イスラエル向けが260億ドル、台湾など
東アジア向けが80億ドル」
## シオニズム
「イスラエルはイギリスがシオニストを利用し、パレスチナに作り上げた国だ」「石油発見の前は
スエズ運河がイギリスの戦略上、大きな意味があった」
「スエズ運河はフランスのフェルディナン・ド・レセップスが1869年に完成させたが、その発端は
1798年にナポレオン・ボナパルトが古代の水路跡を見つけたところから始まる。ナイル川から紅海へ
抜ける運河が紀元前に建設されていた」「イギリスの首相だったベンジャミン・ディズレーリは
友人のライオネル・ド・ロスチャイルドの資金で1875年にその運河を買収。1881年に死亡するが、
その直後からエドモンド・ジェームズ・ド・ロスチャイルドはテル・アビブを中心にパレスチナの
土地を買い上げ、入植するユダヤ人へ資金を提供しはじめた」
「1933年にドイツでは国会議事堂放火事件が引き起こされ、それを利用してナチスが実権を握るが、
この年の8月にシオニストはナチス政権との間でユダヤ系ドイツ人をパレスチナへ移住させることで
合意した。「ハーバラ合意」だが、「ユダヤ人弾圧」でパレスチナへ向かったユダヤ人はシオニストの
予想を下回った」「1938年11月にナチスはユダヤ人を襲撃、多くの人が殺され、収容所へ」
「ユダヤ教徒はパレスチナでなく、アメリカやオーストラリアへ逃れている」
### ↑∴現在に至るまで、シオニストにとってパレスチナ人は「人口動態上の脅威」であり続け、
### それがガザでの虐殺を動機付けていると考えられる。
## ウクライナ傀儡政権
「ウクライナの現体制は2013年11月から14年2月にアメリカ政府がネオ・ナチを利用して仕掛けた
クーデターで出現、アングロ・サクソンの支配者が19世紀から計画しているロシア征服に王手をか
けようとしたのだが、東部と南部の人びとがクーデターを拒否、東部のドンバスで内戦が始まった。
実態はアメリカ/NATOの侵略戦争に他ならない」
「ロスチャイルド資本はウクライナでも暗躍」「クーデターの後にウクライナ国債の価格は下落、
フランクリン・テンプルトンというファンドは額面総額50億ドルの国債を買った…このファンドを
操っているのはロスチャイルド資本」
「破綻した国の国債を安値で買いあさり、満額で買い取らせるというのが「ハゲタカ・ファンド」の
やり口。ウクライナにはIMFがカネを貸しているが、そのカネでファンドの要求通りに支払う」
「債権者になったIMFは債務者である破綻国の政府に対して緊縮財政を要求、庶民へ回るカネを
減らさせる。規制緩和や私有化の促進で国の資産を巨大資本に叩き売らせ、大儲けさせてきた」
「現在、欧米の有力企業は「闇の銀行」と呼ばれるファンドに支配されている。その代表格が
ブラックロック、バンガード、ステート・ストリート」「軍需産業も医療産業もその配下」。
「ウクライナの場合、西側から供給される兵器や「復興資金」の使い道についてアドバイス
しているのがブラックロックだという。ブラックロックを率いるラリー・フィンクはウクライナ
とのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と関係が深い」
「JPモルガンやゴールドマン・サックスともゼレンスキー政権は協力関係」
## 「明治維新」(日露戦争日本史カテゴリの記事参照)。
「米英の私的権力は19世紀のアヘン戦争以来、中国を侵略、富を奪おうとしている。その傭兵の
ような役割を果たしてきたのが日本」
# アメリカとイスラエルの歴史および植民地主義における類似性
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-2333.html
「イスラエルはアメリカのやり方を模倣しているにすぎない」
## 比較的「正直」に野望を述べたテオドール・ヘルツル
「近代シオニズムの父であるテオドール・ヘルツルは、世俗的なオーストリアのユダヤ人
であり、神学を使って植民地支配の野望を主張したわけではない。」
「ヘルツルの大著『ユダヤ国家』(Der Judenstaat)は、この国家の樹立が植民主義的な
試みであることを繰り返し述べている。
彼の植民地戦略は、イギリスの資本家の利益のために南アジアから何兆ドルもの金を略奪
した悪名高い東インド会社のような「ユダヤ人経営会社」の構想を中心に展開された。
ヘルツルは言葉を濁さなかった。彼は『ユダヤ国家』の中で10回以上も「植民地」と
「植民者」を使って自分の野望を表現した。」
## 臆面もなく嘘で先住民の抵抗を中傷するアメリカの指導者たち
「今日のシオニストのように、アメリカの指導者たちは先住民の抵抗を中傷する長い伝統を
持っている。」
### ジョン・ロックの引用: これだから、西欧の「哲学者/思想家
」は↓信用できない。
「啓蒙思想家ジョン・ロック」:「神が「勤勉で理性的な者」のためだけに土地を創造した」
「ヨーロッパ系アメリカ人の入植者たちは、自分たちが先住民を暴力的に追い払ったことを
正当化するために、ロックの言葉を引用した。この暴力は植民地主義と切り離せない。」
### セオドア・ルーズベルトの嘘と冷酷さ
「セオドア・ルーズベルト大統領は、アメリカ西部の征服を正当化するために、誇らしげに
次のような嘘を吐いて言った:
「最も悪質なカウボーイでも、平均的なインディアンよりも道徳的な原則を持っている」
アメリカ軍がサンディ・クリークでシャイアン族とアラパホ族の女性と子供たちをいわれの
ない虐殺を行なったことについて演説したとき、ルーズベルトはそれが「フロンティアで
これまでに行われた中で最も正しく有益な行為」であると宣言した。ルーズベルトは著書
『The Winning of the West(西部開拓の勝利)』の中で、先住民虐殺の犠牲者に対する
いかなる同情も嘲笑した」
「ルーズベルトが骨の髄までシオニストであったことは驚くに値しない。白人の有色人種の
土地を暴力的に収用する固有の権利に対する彼の信念は、シオニストの使命と完全に一致」
## イスラエルの建国者たちは、自分たちの民族国家を作るために必要なこと、すなわち
## 比較的「正直」な野望を述べた。e.g.イスラエルの初代首相デービッド・ベン=グリオン
「イスラエルの初代首相デービッド・ベン=グリオンは、シオニズム計画に対してアラブ
諸国が不合理な行動をとっていると非難しなかった。彼はシオニストの使命がこの地域に
おけるパレスチナ人とアラブ人の生存と直接対立していることを知っていた。」
「私たちの間では真実を無視することはやめよう…パレスチナは彼らのものだ。なぜなら
彼らがそこに住んでいるからだ。一方、私たちはここに来て定住したいと考えており、彼ら
から見れば、私たちがパレスチナを奪おうとしているということなのだ」
### 臆面もなく嘘でパレスチナ人の抵抗を中傷する現代のシオニストとの対比
現代のシオニストは、シオニズムに対する抵抗の原因を「ユダヤ人を虐殺しようとする…
あまりにも多くのパレスチナ人」のせいにしているが、ベン=グリオンはそのような妄想を
抱いていなかった:
「もし私がアラブの指導者だったら、イスラエルとは決して協定を結ばないだろう。彼らの
国を奪ったのだから。神が私たちに約束したのは事実だが、私たちの神は彼らの神ではない。
反ユダヤ主義、ナチス、ヒトラー、アウシュビッツがあったが、それは彼らのせいではない。
私たちがやってきて、彼らの国を盗んだのだ。」
## まとめ
「シオニズムは間違いなく入植者植民地主義であり、人種至上主義のイデオロギー」
「企業系メディアが「野蛮なアラブ人」との決まり文句を広め続けている。が、歴史上
すべての先住民解放運動が同様の方法で中傷されてきたことを忘れてはならない。」
「イスラエルはアメリカのやり方を模倣しているにすぎない」
R>イスラエルはKKKの価値観を体現している
「以前は「イスラエルの生存権はあるのか」だったが、今は
「イスラエルが存在する意義があるのか」に変わってきている。」
# ↑西側公式見解以外のイスラエルへの評価は厳しさを増している
# ↓一般的な歴史書で省略されがちだが重要な細部を押えたパレスチナ問題の歴史
% パレスチナ問題は米英帝国主義と旧約聖書カルトが生み出した
「パレスチナ問題は1948年5月14日にイスラエルの建国が宣言された時から始まる。多くの
アラブ系住民が住む土地へ外部からシオニストが乗り込み、先住の民を殺し、追い出して
「ユダヤ人の国」を作り上げたのだ。ヨーロッパから移住してきた人びとが先住民である
「アメリカ・インディアン」を殺戮してアメリカが作られた過程に似ている。」
「イスラエルを建国させたのはイギリスの支配層であり、現在、支えているのはアメリカ。」
「シオニズムという用語はウィーン生まれのナータン・ビルンバウムが1864年に初めて
使ったという。そして1896年にはセオドール・ヘルツルが『ユダヤ人国家』という本を出版
している。」
「シオニストはユーフラテス川とナイル川で挟まれている地域はユダヤ人の所有物だと
考えている」が、現在のイスラエルにもそう主張している人たちがいて、その計画は
「大イスラエル構想」と呼ばれている。」
「大イスラエル構想はプロテスタントが言い始めたのだとも言われている。」
シオニストが行っていることはトーラーの記述とは合致しないと指摘する人もいる。」
# 「バルフォア宣言」当事者ロスチャイルドの関与は当然。他の「金融ユダヤ」も関与。
「シオニストの計画が順調に進んだとは言い難いが、彼らには強力なスポンサーが存在した。
多額の資金を提供していた富豪の中には、エドモン・アドルフ・ド・ロスチャイルドや
アブラハム・フェインバーグが含まれている。cf. DuckDuckGo で←の人物を検索
(Will Banyan, “The ‘Rothschild connection’”, Lobster 63, Summer 2012)」
# 「アブラハム・フェインバーグ」関連の日本語の情報検索は、基本にはそのまま検索
# すればよいが、場合により「アブラハム」を「エイブ」として検索する意味もあるようだ。
# 英語で検索する場合、例えば「イスラエル・ロビイスト」を付けるのが、同名のラビ等との
# 区別するための一案。なお、イスラエル・ロビーの影響力については下記参照。
# A>『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』要約 ←この結果が下記の引用箇所....
# A>ガザの大量虐殺は続く 元CIAフィリップ・ジラルディ博士
# 「上院では97対0の全会一致、下院では412対10の賛成多数で、イスラエルとイスラエルが
# 選択するいかなるものに対しても無条件で全面的に支持することを誓約する決議案」
「1880年代に入るとエドモンド・ジェームズ・ド・ロスチャイルドはテル・アビブを中心に
パレスチナの土地を買い上げ、ユダヤ人入植者へ資金を提供しはじめた。」
# *世界大戦の原因を作ったチャーチル*は、「ナクバ」の原因も作った。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312030000/
「デイビッド・ロイド・ジョージ政権で植民地大臣に就任したウィンストン・チャーチルは
パレスチナへ送り込む警官隊創設」
「アイルランド独立戦争で投入された「ブラック・アンド・ タンズ」のメンバーを採用」
「この組織はRIC(アイルランド王立警察)を支援、IRA(アイルランド共和国軍)を制圧
するために設立された。隊員の多くは第1次世界大戦に従軍した後に失業した元イギリス兵」
違法な殺人、放火、略奪など残虐さで有名
「パレスチナ ... でアイルランドと同じことを行う」
# 「イスラエル建国」の布石として「パレスチナのユダヤ人の数」を暴力で増やした!
「1948年5月にイスラエルの建国が宣言されたが、ナチスの弾圧でドイツから逃げ出した
ユダヤ人の大半はアメリカやオーストラリアへ向かい、パレスチナを目指した人は
少なかった。そこでイラクに住んでいたユダヤ人に対するテロを実施、イスラエルへ
向かわせた。」
# 2024-01-02: 「ナクバ 2.0」も、*パレスチナ人を追い払った後での*領土への併合が目的。
A> ガザでの戦争:ハマスの問題ではない それは人口統計についてだ
「イスラエルの長期計画は、ガザとヨルダン川西岸を大イスラエルに編入すること」
「ヨルダン川から地中海までの全土を支配したい」
「もし人々を処分することなく占領地を併合すれば、パレスチナ人の人口がユダヤ人の人口と
同じか、それを上回ることになり、ユダヤ人国家の崩壊につながる」
# ↓「ナクバ」の開始は「イスラエル建国」の直前。
「イスラエルを建国するため、シオニストは1948年の4月上旬に「ダーレット作戦」を開始、
... デイル・ヤシンという村を襲撃、住民を虐殺した。」
「虐殺に怯えた少なからぬ住民は逃げ出した。」
「約140万人いたアラブ系住民のうち、5月だけで42万人以上がガザやトランスヨルダン
(現在のヨルダン)へ移住、その後1年間で難民は71万から73万人」
「国連は1948年12月11日、パレスチナ難民の帰還を認めた194号決議を採択したが、
現在に至るまで実現されていない。」
# かくして、進行中の「ナクバ 2.0」に至る
「こうして誕生したイスラエルを日米欧は支援、先住民であるパレスチナ人をテロリスト
扱いしている。」
# 「「(真の)ユダヤ教徒」としては、「シオニスト」と一緒にされたくない」ようだ。
A> 真実は虚偽からはっきりと浮かび上がってくる、
パレスチナの今ほど、真実がはっきりと浮き彫りになることはない
「シオニストは、ISISやアルカイダ、あるいは過激で暴力的で逸脱したイスラム集団と同じ
ように、宗教的に無知な人々です。彼らは聖典から自分たちの望むものを取り出し、暴力と
権力と支配を正当化するために望むものを残します。」
「それはユダヤ教が目指すものではありません。」
「ネタニヤフ首相は宗教家ではない。セオドア・ハーツラーも、ベン・グリオンも、
アリエル・シャロンも、ISISと同じようにラビではありません。... 彼らはシニカルに、
日和見的に、宗教的なテキストから好きなものを切り貼りして、... 完全に世俗的な
プロジェクトであるシオニズムを操作し、誤解させ、合理化します。」
「イスラム教徒とユダヤ教徒は、何世紀にもわたって平和と共存共栄の中で一緒に暮らして
きました。」
「イスラム教徒の ... 保護と指導の下で安全に暮らす ... それが宗教的な立場です。」
「シオニズム。... それはユダヤ教ではありません。宗教ではありません。」
「今、ユダヤ人がパレスチナを支配しています。彼らは安全ですか?彼らの宗教は守られて
いますか?いいえ、彼らは宗教を失いました。彼らは自分たちの宗教を堕落させました。」
「私たちは皆、パレスチナが1000年もの間、継続的に居住されてきたことを知っています。
しかし、人々が見落としているのは、シオニストが来る前にパレスチナの地にいた人々の
中にユダヤ人がいたということです。」
「パレスチナに住んでいたユダヤ人は、イスラム教徒の下でずっとそこにいたのです。」
「ユダヤ人がパレスチナを支配する宗教的根拠はありません。」
「シオニストの蛮行と狂信的な態度は、ソーシャル・メディアで暴露されつつあります。」
「真実は虚偽からはっきりと浮かび上がってくるものであり、パレスチナにおいて今ほど
はっきりと浮かび上がってくるものはないからです。」
# ガザ状況の説明で頻繁に引き合いに出される「ナクバ」の具体的な描写を下記から引用。
$ https://note.com/tender_lotus58/n/n480f6218409c
「ロスチャイルド家によるイスラエル支配を暴露する本を執筆し、モサドに暗殺された
ユダヤ人|Tamaho」
The Life of an American Jew in Racist Marxist Israel
ジャック・バーンスタイン著:1985年」           ↑英語原文{は、も}無料で入手可能
# ↑同書の著者は、アメリカからイスラエルに移住したアシュケナージ系ユダヤ人。
# イスラエルでセファルディ系ユダヤ人の女性と結婚したという事情もあって、同国での
# 人種差別の実態などについても、実体験に基づく生々しい描写を含む。
「テロリズムと暴力」
「1897年にスイスのバーゼルで開催された第1回シオニスト会議では、パレスチナの地に
ユダヤ人国家を建設することが目標のひとつに掲げられた。」
「1897年のシオニスト会議以降、ヨーロッパのアシュケナージ系ユダヤ人はパレスチナに
移住し、可能な限り土地を購入し始めた。
しかし、1920年までにユダヤ人が所有していたのはパレスチナのわずか2%に過ぎなかった。
イスラエルが国家宣言をした1948年までに、侵入してきたユダヤ人たちは土地の所有権を
増やしたが、それでもまだ6%以下だった。」
「ヨーロッパ系(アシュケナージ系)ユダヤ人たちは、パレスチナ人からより多くの土地を
得るために、彼らが得意とするテロリズムに訴えた。」
「彼らの最初の大規模なテロ行為は、パレスチナ人のデイル・ヤシン村」
「1948年4月9日の夜、2つのシオニスト・テロリスト集団、イルグンとステム・ギャングが
襲撃し、250人以上の男性、女性、子供を虐殺した。
デイル・ヤシン襲撃のリーダーであり、後にイスラエル首相となるメナヘム・ベギンは、
次のように語っている。
「虐殺は正当化されただけでなく、デイル・ヤシンでの『勝利』なくしてイスラエル国家の
誕生はなかっただろう」
「デイル・ヤシンでの虐殺は、他のパレスチナ人を恐怖のどん底に突き落とした。
シオニストのテロリストたちは、ラウドスピーカーを積んだトラックを走らせ、
パレスチナの街路や道路を走り回り、パレスチナ人たちに、もし彼らが立ち去らなければ、
ディア・ヤシンで起こったことが自分たちにも起こると警告した。」
「ハッタリではなかった。」
「例えば、彼らはバラド・エシュ・シェイクで60人のパレスチナ人を殺した。」
「彼らはササで20軒の家を爆破し、60人の女性と子供を殺した。」
「エルサレムの聖シモン修道院で働いていた多くの女性を殺害した。」
「彼らはリッダで250人を虐殺した。」
「エドダワイメの村のモスクで200人(ほとんどが老人)を殺した。」
「彼らはカフル・カセムで畑から戻った労働者51人を殺害した。」
「カバ・ビルイムのキリスト教住民は村から追放され、村は破壊された。」
「村の墓地は73の十字架が壊されるなど冒涜された。」
「これらのテロ行為やその他のテロ行為が行われていた数ヶ月の間に、300,000人の
パレスチナのキリスト教徒とイスラム教徒が、... テロ集団によって、家を出るか
殺されることを余儀なくされた。」
「イスラエルが1948年5月14日に国家樹立を宣言した後も、イスラエルによるテロリズムは
続き、より多くのパレスチナ人を故郷から追い出そうとした。」
「1948年以来、350のキリスト教の教会とムスリムのモスクが、シオニストのテロリスト
たちによって破壊された。」
# 西側の政治家で、↑こうした歴史への反省を述べる稀有な例の紹介。
Q> 大分裂は静かに無視されるのか?--西洋主義からの脱却: パレスチナ問題の解決への道
「ドミニク・ド・ヴィルパン元フランス首相は、イラク戦争反対を主導したことで有名だが、
最近、『オクシデンタリズム(西洋主義)』(現在、ヨーロッパの多くの国で流行している
感情)という言葉を、「5世紀もの間、世界の問題を管理してきた西洋は、これからも静かに
そうし続けることができるだろう」という考え方だと説明した。彼は続ける:
「現在中東で起きていることに直面し、我々は宗教戦争や文明戦争に似た戦いをさらに
続けなければならないという考えがある。」
「つまり、国際舞台でさらに孤立することだ」。
「彼らは世界のある種の道徳的・倫理的枠組みに "全面的 "に傾倒してきたが、西側の
道徳的基盤が公然と暴露され、反論されている状況に直面し、撤退することは極めて
困難であり、おそらく致命的に不可能だと感じている」。」
「それは(西側諸国と臍の緒でつながっている)イスラエルにとっても同様だ:
「今日のパレスチナは、より広範な文明の再興、すなわち「何世紀にもわたる地域的屈辱
への終止符」の象徴である。」
「ガザは、ハマスが鎮圧されようとされまいと、中東とグローバル・サウスの意識に変革を
もたらす革命の火種とみなされる ....」
「イスラエルとの外交関係を断絶しているグローバル・サウス諸国のリストに注目。」」
「西側諸国は、ヨーロッパ全体が「イスラエルに味方する」という特異なメッセージングを
要求し、いかなる停戦も拒否し、イスラエルの行動に「制限を設けない」....」
「... 「親パレスチナ的なメッセージ」を発信してはならないという ... 命令は、西側諸国に
おける深い不安を反映 ... 停戦を呼びかけることさえ職を失いかねない。」
「このような姿勢は、国際舞台でヨーロッパが果たすべき役割から孤立させるだけである。」
「イスラエルとハマスの戦争を局地的な出来事と見なすのは、またしても「古い考え」の
誤りだろう。 これはパレスチナの存亡をかけた戦争であり、ヘブライ的なイスラエルの
ビジョンと、イスラム的な文明のルネッサンスというビジョンの間の戦争なのだ。」

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