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「寧波にて」改め「寧波というところ」

あっという間にすぎてしまった2年間の寧波での生活。他のアジアの情報なども交え、ネタの続く限りもう少し続けてみます。

休日

2013-07-30 | 
今日は虫の話です。嫌いな人ごめんなさい。
最近休みの日はほぼ毎日、郊外の貯水池周囲の林に虫を採りに行っています。ただ、実際に捕まえるのは今まで見たことがない新しい種類がいたときや、大きなきれいな個体を見つけたときだけで、もっぱら写真を撮ったり、生態を観察したりしています。

7月に入り暑い日が続き、特に先週は連日38~40℃という異常な暑さが続いたため、先週末は虫の数が激減していました。前の週は沢山いたカナブン類や蝶などは殆ど見られなくなってしまい、しかも道にはカナブン、蝶、コメツキなど虫の死体が転々と落ちているという、今までに見たことがないような状況でした。全く雨が降らなかったため沢の水も涸れそうで、虫たちにとってはかなり辛い一週間だったようです。

そんな中、元気な連中もいます。まずはセミ

日本にもいるクマゼミによく似た種類です。生態も似ていて、特定の種類の木に集まってきます。大阪あたりでは特定の大木に数百匹以上のクマゼミが集まるようですが、ここではカラスザンショウという木に集まっています。

次はハンミョウ。

2cm程度の小さな虫ですが、地面を這い回っていて、人が歩いてゆくと数メートル程度前方に飛んで逃げます。更にそこまで歩いていくとまた前に逃げる・・・・・、この繰り返しになります。そのため「ミチシルベ」「ミチオシエ」といった別名で呼ばれることもある虫です。先日の日曜の観察では、午前中は多数の個体が道のあちこちに見られましたが、気温が高くなる昼頃になったら急にその数が減りました。暑いのでどこかに隠れて休んでいるのでしょう。

天気が良ければ、また今週末も行くつもりです。





昆虫採集

2013-06-26 | 
中学から大学を卒業するくらいまでよく虫を採りに行っていました。その頃熱心に採っていたのはチョウやカミキリムシなど。
しかし就職してからは虫を採りに行くこともだんだんと少なくなり、ここ10年くらいは東南アジア方面に出張や旅行で出かける際、
荷物に余裕があると捕中網を持って行く程度になっていました。ただ、持って行った捕中網も使わずに持ち帰ることがほとんどでしたが。

こちらに赴任する際、単身で時間もあるはずなので、もしかしたら虫を採る時間が出来るのではないかと思い、採集道具を一式持ってきていました。
通勤途中に良さそうな感じの山があり、昨年の5月そこへ行ってみると思っていた以上に色々な虫がいることも判りました。
今年も天気のよい休日にはその山に通っていますが、実際に虫を捕ることよりも、写真を撮ることに力を入れています。

先週の日曜日も出かけていたのですが、帰り間際にこんな派手な色をしたトンボを見つけました。
トンボには詳しくないので名前は判りませんが、こんな鮮やかな色は見たことがありません。
昆虫には色や形など奇抜な物が多く、興味が尽きません。