「寧波にて」改め「寧波というところ」

あっという間にすぎてしまった2年間の寧波での生活。他のアジアの情報なども交え、ネタの続く限りもう少し続けてみます。

ゆず

2013-10-17 | 水果
柚がたくさん出回るようになりました。こちらでは「柚」、ユズと呼んでいますが、日本では、文旦、ザボン、晩白柚などと呼ばれる柑橘類だと思います。タイのソムオーとは同じものではないかと。
実の色はグレープフルーツと同様に2種類あって、ピンクの方が高い価格で取引されています。

これで標準的な大きさですが、皮を剥くとこの程度の大きさです。

ただ、これは結構高級なやつだったので(25元もしました)、予想していたよりも大きな中身が出てきました。でもこの程度です。

別の店ではちょっと小ぶりで安いもの(二個で10元)も売られていましたが、どの程度の中身が出てくるかは剥いてからのお楽しみ。

通常は量り売りなので、皮の多いものを買わされないように、皆さん結構真剣に手に持って重さを確認しています。


龍眼

2013-07-31 | 水果
龍眼または竜眼、ロンガンといいます。亜熱帯~熱帯の東南アジアでは一般的な果物です。シーズンにはかなりまとまって収穫されるため、缶詰や乾燥品にも加工され、これらは日本にも輸入されています。私の住んでいる寧波あたりでは寒くて育ちませんが、隣の福建省やさらに南の広東省あたりでは沢山栽培されています。

昨日は政府関係のお客様が工場にいらしたので、その際のおもてなし用としてミカン、ブドウ、龍眼など各種フルーツが用意されていました。政府の方々は用件だけ済ますとさっさとお帰りになったので、残った果物が社内のスタッフに配布されました。そこで私は好きな龍眼をいただきました。



中はこんな感じ、白い透明感のあるプリプリした実が詰まっています。ライチに似ていますが、独特の香りがありかなり違った印象です。また、木の形やなっている様子もライチとそっくりで、細い枝の先にこの果実がぶら下がっています。

これからもブドウ、梨など水果の季節はまだまだ続きます。

2013-07-08 | 水果
今朝社内で桃が配られました。出入りの業者がお土産に持ってきたようです。
うちの会社の周りには、果樹園が多く今は丁度桃のシーズンです。バイパス沿いには桃を売る露天があり、場所によっては数店が集まってちょっとした桃市場のようなものができています。

こちらの桃ですが、色や形は日本のものに似ていますが、写真でもわかるように小ぶりです(横に寝ているのはシャチハタです)。そしてかなり固めです。日本でもたまにある外れの桃、がりがりとまでは行きませんが、かなりの硬さです。

そして一番驚いたのが、皮を剥かずにそのまま齧って食べること。これには表面の毛が気になるんじゃないかと、かなり抵抗がありました。でも、水でごしごしと良く洗って毛を落としそのまま齧ってみると、思っていたほどの違和感は感じませんでした。日本の桃のように中が柔らかいと、皮の方さ身の柔かさで皮に対して異物感を感じるかもしれませんが、こちらの場合身も固いので皮の硬さがあまり気になりません。

もうしばらくするとブドウのシーズンが始まります。



ライチ2

2013-06-23 | 水果
昨日買ったライチですが、外見から種が大きな品種だと思っていました。
しかし、食べてみたら半分以上が種の小さな、可食部が多い品種でした。
同じ果実の大きさでも、こんなに種の大きさが違います。

種の小さな品種は、果実の大きさが大きく、色はあまり赤くならずに緑色のまま、
というのがこれまでの認識でしたが、色々な品種が作られているようです。