10話:
寂しいからやった。反省してるんだかしてないんだか、な話。
これはひどい。そしてズルい。
何が酷いって「D.C.S.S.」に於いて魔法で願いを叶える
コトを非としたさくらがソレをやってしまってる、と言う
コト。しかも年月を重ねて寂しさに耐えかねて衝動的に・・
とかならまだ情状酌量できるのだが、実際は良い願いだけ
叶えられるような桜を研究してたって、あんた。その上不
完全なまま咲かせて更に自らどう考えても良い願いでは無い
願いを叶えるとか、もうメチャクチャすぎて言葉もない。
つーか、義之の正体とココでさくらを「母さん」と呼ばせる
のであればさくらと義之の関係をもっと描くべきよね。寂し
くて作ったのに放置ぎみ、てなあ。
呼び方、と言えばこの期に及んでも音姫が「弟くん」言うの
はどーかと。最後位名前で呼んでやれよ、つーか普段から
違和感あるのにこの状況でもとか無いよ、実際。
義之が妙に悟りきってるのもアレだが・・まあ、彼は結局
魔法で生み出された存在だし、普通の人間の死生観は
当て嵌まらない、と言う解釈はできる、か。あくまで解釈
できるレベルの話ですが。
で、ズルいのはこれら全てひっくるめて音姫と高垣彩陽に
おっ被せて泣かせて感動させよう、て話。そしてソレが
完全にハズしてしまってる、てのは、まあ笑えないよね。
前回同様高垣は(キャラ崩壊してるけど)頑張ってはいるの
だけど、1キャラ、1声優ではどうにもならないレベルまで
話が破綻してるから、ねえ。
11話:
知らない、てだけであそこまでの態度になる初音島の民度は
相変わらず低すぎる話。悪意が露骨すぎなのよね。
桜が枯れて義之が段々忘れ去られていく、と言う展開自体は
珍しくはないのだけど、ここまでダラダラと盛り上がりなく進んだ
のは珍しい。いや、あえて突き放した演出にして辛さ・悲しさを
強調させようとしたのだろうけど、結果として話の進め方がヘタ
すぎて失敗してるよね。
特に前回悟ったような態度を見せた上にあの後フツーに家に
帰って寝てたりとか既に杏・茜クラスに忘れられてるのに学校
行くとか義之の行動が不可解すぎ。まあ、一応元恋人の小恋が
アッサリ忘れすぎとかさくらでもどうにもならなかったモノを
学校の図書室で調べる音姫、てのも大概だが。
次回朝倉姉妹も忘れて義之完全消滅、最終回で奇跡が光って
復活、か?展開もアレだがどうにも尺余り感がしてグダグダ
確定ぽい。いや、キレイに終わるとは微塵も思ったコトないけど。
[検索用]D.C.II S.S.~ダ・カーポIIセカンドシーズン~
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