goo blog サービス終了のお知らせ 

HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

旧ホテルニューハルビン - ハルビンを代表するクラシックホテル

2016-09-16 | 東北を歩く
旧ホテルニューハルビンは、日本の雰囲気が残るクラシックホテルです。


ジオメトリックなアール・デコ建築です。


1937年6月に竣工、開業しました。設計者はロシア人です。


当時の写真が残っています。


「満洲概観」1938年版ではこのように紹介されています。

開業当時は「近藤林業公司」という日本人の会社が経営していたそうです。

近藤林業公司は、旧満州国を代表する林業会社で、創業者の近藤繁司氏はロシア文化の造詣が深く、ハルビン材木商組合長なども務めたという記録が残っています。

ホテル1階には近藤林業公司の社長室もあったそうです。

旧ホテルニューハルビンは、ハルビンを代表する高級ホテルとして、内外の多くの客を受け入れてきました。
毛沢東や周恩来もここに宿泊したそうです。


ホテル内部です。2階から5階まで吹き抜けになっています。

ハルビン市第一類保護建築に指定されています。

今も哈爾濱国際飯店として現役で活躍中です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。