HBD in Liaodong Peninsula

遼東半島での街歩き日記です。
2016年11月に駐在を終え、帰国しました。
今後は東京からボチボチと発信します。

甘井子公園の砲台跡  - こんなところにも

2016-09-18 | 大連を歩く
甘井子公園の高台で砲台の跡らしきものを見つけました。





茂みの中に隠れていたので今まで気が付きませんでしたが、どうやらここは大連湾への進入を企む敵艦を駆逐するための重要拠点だったようです。

砲台が設置された時期は不明ですが、おそらく太平洋戦争突入後だと思います。
1940代前半と推定しました。

ひょっとしたら、ここには清代末期から何らかの防衛施設が設置が始まっていたのかもしれません。
しかし、この砲台跡はそんなに古くないと思います。

太平洋戦争の開始以降、関東軍が米国軍の海上からの攻撃に備えて設備を増強したものと思います。

ここは大連市内から見ると大連湾を挟んで北側の対岸に当たります。


大連湾がよく見える場所です。視界を遮るものがなく、見通し抜群です。

上の写真は大連湾までだいぶ距離があるように感じますが、これは埋め立て地があるためです。
当時の海岸はもっと近くにあったはずです。

大連半島にも寺児溝南砲台がありましたので、南北から挟むように迎撃すべく設置されたのだと思います。

しかし、結局ここから砲や弾が発射されたという記録はありません。
未使用のまま砲が取り外され、今こうして痕跡が残っています。



観光地化されているわけでもなく、歴史考査のために保護されているわけでもありません。

穏やかな公園の中の茂みに隠れた歴史の証人です。


日本租借時代に建てたと思われる石碑の跡です。何の標識があったのでしょうか?
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