旅順の太陽溝に残る老建築のひとつ、旧旅順新市街郵便局です。
正確な建設時期は分かりませんが、1909年以前と思われます。
この写真も、東東京うさぎのモヒーさんが撮ってきてくれたものです。
この建物は、古い絵葉書が残っています。
この絵葉書も、建築時期を推定する材料になりました。
ほぼ同じ角度で撮影してくれました。
風化が進み、白く塗られていた塗装が剥がれ落ちていますが、外観はあまり手が加えられていないことがわかります。
何とも味わい深い佇まいです。
ここまで当時の姿を残している建築物はなかなか珍しいと思います。
今は住宅として利用されているのでしょうか。
玄関ポーチに2本のオーダーがあり、両脇がルネサンス風の空間になっています。
正面のマンサード屋根もおしゃれです。
当時は玄関の上の2階部分にコロニアル風のベランダがあったようですが、今は撤去されています。
関東州で郵便事業が始まったのは1906年です。
当時、旅順には旧市街の旅順郵便局とこの新市街郵便局の2つの郵便局があったようです。
当時の関東州の郵便局は、郵便、通信、電信の3事業を担い、住民の暮らしを支えました。
本土から届いた手紙は、ここから新市街の日本人家庭に配達されたのでしょう。
保護建築物には指定されていませんが、重要な歴史的価値を持つ建築物です。
モヒーさんは2018年11月の訪問時、散策中に偶然この建物を撮影したそうで、帰国後に調べてみたら、昔の郵便局だったことが判明したそうです。
この辺りはさすが満洲ハンターの嗅覚です。
ご協力に感謝します。
正確な建設時期は分かりませんが、1909年以前と思われます。
この写真も、東東京うさぎのモヒーさんが撮ってきてくれたものです。
この建物は、古い絵葉書が残っています。
この絵葉書も、建築時期を推定する材料になりました。
ほぼ同じ角度で撮影してくれました。
風化が進み、白く塗られていた塗装が剥がれ落ちていますが、外観はあまり手が加えられていないことがわかります。
何とも味わい深い佇まいです。
ここまで当時の姿を残している建築物はなかなか珍しいと思います。
今は住宅として利用されているのでしょうか。
玄関ポーチに2本のオーダーがあり、両脇がルネサンス風の空間になっています。
正面のマンサード屋根もおしゃれです。
当時は玄関の上の2階部分にコロニアル風のベランダがあったようですが、今は撤去されています。
関東州で郵便事業が始まったのは1906年です。
当時、旅順には旧市街の旅順郵便局とこの新市街郵便局の2つの郵便局があったようです。
当時の関東州の郵便局は、郵便、通信、電信の3事業を担い、住民の暮らしを支えました。
本土から届いた手紙は、ここから新市街の日本人家庭に配達されたのでしょう。
保護建築物には指定されていませんが、重要な歴史的価値を持つ建築物です。
モヒーさんは2018年11月の訪問時、散策中に偶然この建物を撮影したそうで、帰国後に調べてみたら、昔の郵便局だったことが判明したそうです。
この辺りはさすが満洲ハンターの嗅覚です。
ご協力に感謝します。