天津の解放北路と大連道の交差点に建つこの老建築は、英国チャータード銀行だった建物です。

この辺りは旧英国租界です。
1924年に英国のヘミング&バークレー建築事務所が設計し、1926年に完成しました。
クラシック様式の2階建ての鉄骨造りです。
このチャータード銀行天津支店は、当時の天津租界地の銀行の中では最大クラスだったそうです。

6本のイオニア式列柱が開放的な吹き抜けの空間をつくり出し、雄大かつ荘厳な雰囲気をみせています。
英国租界を代表する金融機関だったからでしょうか、装飾に実験性や遊び心は感じられません。
チャータード銀行といえば、神戸の旧居留地にも1938年に建てられた神戸支店ビルが残っているそうですが、写真を見たところ、こちらもイオニア式列柱があります。
上海の外灘に残っている上海支店ビルもイオニア式ですので、これは銀行のこだわりだったのだと思います。
天津市文物保護単位です。

この辺りは旧英国租界です。
1924年に英国のヘミング&バークレー建築事務所が設計し、1926年に完成しました。
クラシック様式の2階建ての鉄骨造りです。
このチャータード銀行天津支店は、当時の天津租界地の銀行の中では最大クラスだったそうです。

6本のイオニア式列柱が開放的な吹き抜けの空間をつくり出し、雄大かつ荘厳な雰囲気をみせています。
英国租界を代表する金融機関だったからでしょうか、装飾に実験性や遊び心は感じられません。
チャータード銀行といえば、神戸の旧居留地にも1938年に建てられた神戸支店ビルが残っているそうですが、写真を見たところ、こちらもイオニア式列柱があります。
上海の外灘に残っている上海支店ビルもイオニア式ですので、これは銀行のこだわりだったのだと思います。
天津市文物保護単位です。
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