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氷月神示 銀雫の59

国之常立神より皆様へ

そうや
言い忘れていた

エディは翠さんをのぞいた時に、
「その仮面は、取ってはくれないのだろうな?」
と聞いた
翠さんは、それは神様の許可がない限り、無理ですと答えた
その後、エディが苦しそうに後ろのソファに座ったのや

…翠さんは自分の幽体の目につけた気の仮面越しに、じっと向かいの彼の様子を見守っていた
おそらく、かなわぬ恋の破れたことに、彼は苦悩しているのだろう
すぐには、受け入れられるものではない
しかし、彼女にも如何(いかん)ともしがたい
…すると、ソファにもたれたエディは、背広の内ポケットからゆっくり○す○ルを取り出した
そしてそれを、幽体の彼女の方に軽く向けるように傾けたので、彼女は目を見張り驚いた
今さら、アクニンに戻ろうというのか?
いや、彼がそんなことをするはずがない、第一自分は幽体で、しぬものではない、と急いで思い直した
すると、エディはジュウコ○を自分のこ○かみに向け、疲れたようににやりと笑ったので、彼女は(人間なら)蒼然となり、叫んだ
「○○○○○○ !! しなないよね、
 あなたはもう、神様に許されたんだ、だから絶対に死ぬな!!
 ○○○○○○ !! 」
息を飲んでいると、彼はやがて○○○○を、座っている彼女のひざの上にぽうんと投げた
(むろん、翠さんは幽体だから、それはひざを突き抜けて椅子の座面に落ちたのだろうが、彼女には、あたかもひざに乗ったように感じられた)
そして、エディはこらえきれないように叫んだ
「さあ、これで私をうってくれ!! 私は、自分がおぞましい!!」
全身からの苦衷が吹き出した

幽体の翠さんにそれを持ち上げてうつことなどむろんできない
だが、彼女は思わずカッとなり、立ち上がった
同時に、○○○○が彼女のひざ(実際は座面の端)からすべり落ちた
彼女は、床に落ちた○○○○を絶対に動かないように、幽体の右足でガシッ!と固く踏みつけたつもりで、叫んだ
「なぜ、ほおを打ってくれと言わない、○○○○○○ !!
 許すなら、ほおを2回平手打ちにするだけで十分だ!!」
エディはじっと彼女を見つめた
彼は、母のような許しを求めていたのだ
そして、
「…では、打ってくれ」
と言うと、彼は座った姿勢で前へ少し乗り出し、大人しく目を閉じて彼女に片ほおを差し出した
そのほおは少し紅潮し、安堵に柔らかく輝いているようだった
…翠さんは彼を見つめ下ろし、天使のように平静に戻って言った
「…私は打ちません。なぜならあなたは、すでに神様とイエス様に許されているからです」
彼は、目を開けた

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