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日本版401k誕生秘話! 誰も知らない厚生年金基金

2013年05月03日 | 厚生年金基金
はじめに

社会保険事務所で相談しても、社会保険労務士に聞いても、Webサイトで調べても、……誰も知らない厚生年金基金! いったい、どうなっているの? というのが、厚生年金基金です。こんな疑問が巷にあふれています。

この本は、厚生年金基金事務所の25年に及ぶ実務経験(事務所の人的物的体制構築・規約規定の整備・基金業務の機械化・加入員の年金計算年金振込み・基金財政の検証・基金の予算決算・ライフプランセミナー開催・OB会運営・年金給付改善・資産運用体制構築・年金調査研究等)と、社会保険事務所の年金相談員5年経験(ほぼ30,000人と面談)の年金カウンセラーが、「厚生年金基金」という堅い話をなんとか柔らかく皆さんにお伝えしようと試みます。
つまり、学者先生が書けないインサイダーによるドメスティックな本になります。ハウトウものや解説本や教科書ではありません。その類の本は筆者の任にあらずです。
そのため、論文調の退屈さ・窮屈さを避けるため、既にWebサイトでたくさんのヒットをいただき好評のコンテンツ等から、「基金って何?」、「囲い記事の引用文」、「講演録」、「事例集」、「Q&A」、「401(k)調査」等による話としました。
要するに、いろいろな語り口を通じて、皆さんにお楽しみいただきながら、自然に、「厚生年金基金」のイメージが定まるようにします。

さて、平成15年<2003年>10月、確定給付企業年金(DB Defined Benefit)である厚生年金基金の将来分代行返上が法律で認められ、一気に660基金の「代行返上」が始まりました。そのほかに平成13年<2001年>に始まった確定拠出企業年金(DC Defined Contribution)に移行した基金(30基金)や「基金解散」も急拡大し、全国にそれまで1800余基金あったのが、1000基金になり、平成22年<2010年>2月1日現在では609基金になっています。
このように、いまやあたかも「厚生年金基金」は時代の要請を果たし終わり、次にバトンタッチをしているかのような状況にあります。それは、まるで米国の後追いをしているかのような景色でもあります。




と言いますのも、日本でも、老後の生活保全については、昭和40年以前はFamily家族でした。昭和40年~平成15年頃はGovernment/Company政府/企業でしたが、平成15年頃以降(米国に20数年遅れて)Individual個人の責任へとシフトしつつあるようです。

平成22年の現在、このような立ち位置の「厚生年金基金」は確かにタイムリーな話題ではありません。
しかし、「厚生年金基金」には関係者のマドリング・スルーな必死の切磋琢磨によって蓄積されたインフラ・ノウハウ(例えば、退職金の年金化・外部保全化、資産運用の方法、官僚まかせの他者依存意識からの覚醒、受給権保護の方法、受託者責任、個人勘定の革命性等々)には膨大なものがあります。そこに、厚生年金基金の歴史的意義が凝縮されています。
つまり、この本はそれらの一端に言及している代行返上前のドキュメント、更にはプレ確定拠出年金のドキュメントとしてお読みいただけたら幸いです。

若い人たちにとっても、新たに始まった確定拠出年金(個人勘定故の自分年金)の成功のために、この「厚生年金基金」のインフラ・ノウハウを承知しておくことは必要不可欠なことです。

と言いますのも、日本の退職一時金制度が年金化した経緯を「厚生年金基金」を経路にして承知出来ますし、更に、その「厚生年金基金」(代行方式)の限界(受給権保護が不充分)と打開策(確定拠出年金=自分年金)に触れることが出来ます。そこから、若い人たちが将来何をすべきかの方向が見えてくるからです。

それでは、皆さん、いろいろな語り口をお楽しみください!


平成22年10月
年金カウンセラー 高野 義博




目次(概要)

はじめに
目次
第1章 厚生年金基金の成立
第2章 厚生年金基金の展開
第3章 事例で学ぶ厚生年金基金 
第4章 厚生年金基金を問う 
第5章 Q&A年金の行方(基金解散と代行返上)
第6章 401(k)の百聞は一見に如かず
第7章 確定拠出年金スタート

付 録 
1.これは宝もの!
2.請求漏れ年金
3.「年金カウンセラー」とは
4.取材記事
5.読書案内
6.インターネット
著作・評論等 

(PDF216ペ-ジ)








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日本版401k誕生秘話! 誰も知らない厚生年金基金



人様のお金-厚生年金基金は何になるのか

2013年04月23日 | 厚生年金基金
厚生年金基金についての唯一の古典!





 「厚生年金基金って、何んだ?」という筆者の25年に及ぶ小さな基金事務所での実務経験に基づくドメスティックな一考察です。
 制度としての厚生年金基金がどれだけ日本的マターであったか、その改革に関係者がどのように挑んだか、戦乱の経過をご覧ください。


 
・はじめに

 最近、「人様のお金」という言葉をお聞きになったことがおありでしょうか? 
 「他人の金」という言い方は時々見聞きするようになりましたが、一般的にはまだまだ「自分たちのカネ」という意識、といいますより、そのようなことに無頓着な無意識の行動が幅を利かせているようです。つまり、「人様のお金」を「自分たちのカネ」に摩り替える政官財のモラルハザ-ドは極まってきているということ。
 なにはともあれ、「人様のお金」などという言い回しは久しく聞いたこともなく、死語と化しているというのが現実のことでしょう。
 そうではありましても、日本人ならどなたでもこの言葉に何やら、懐かしい響き……・が、母親の面影が立ち上がってくるような気がしませんでしょうか。他界してしまった母親のように遠い何処かに、江戸時代か、明治の商人世界、あるいは終戦直後等の一昔前に、まったく忘れ去られたかのような感じがします。

 「厚生年金基金って、何んだ?」という筆者の25年に及ぶ小さな基金事務所での実務経験に基づくドメスティックな一考察が、厚生年金基金制度の提供主体である官僚と企業人が、「自分たちのカネ」とばかり思い込んでいました厚生年金基金の年金給付<代行分>と<加算年金>は、実は他人の金、「人様のお金」ですということを発見したのです。つまり、年金給付を受ける当事者自身の<皆さんのお金>でありましたという発見を基金の現場でのマドリング・スル-の結果導きだしたのです。

 同じように、「似たような状況において蓄積された経験」(R・ジアモ)の幾多の繰り返しにより厚生年金基金の公的部分(代行)と私的部分(加算)、つまり、この国家と企業のフレームワークは、各々が実施してきました国民と社員の<統制手法>なのだという認識を生み出したのです。この論理的帰結として、国家と企業の手から分離された形での「人様のお金」=「年金基金」というビジョンが成立したのです。

 さらに、このビジョンが日本の金融・年金・資産運用等のインフラストラクチュアを、強いて言えば、日本そのもののインフラストラクチュアを再構築することになりましょうという、<壮大な経路>(三ツ谷誠:JMMメ-ル)の発見につながったのです。
 要するに、「人様のお金」というフレ-スは、刈谷武昭さんが『金融工学とは何か』(岩波新書)でおっしゃっている「不完備制度の完備化」の機能を果たすことになるのでしょう。

 このようなことは、すでに30年程前、1976年に米国でドラッカ-教授が『見えざる革命-来るべき高齢化社会の衝撃』で予言していたことであり、愈々そのようなことが、この日本でも少子化という問題を上乗せした形ではありますが具体化しつつあります。現実に日本のGDP500兆円に対して年金資産は半分強にまで積み上がってきているのです。資料によりますと、日本全体の年金資産は300兆円弱に積みあがり、厚生年金基金の資産も60兆円となってきています。このような年金資産(実態は、「人様のお金」)の<資本の論理>が保持しているパワ-が、政官財の旧来システムの見直し・断罪を強く要請することになるでしょうし、サラリ-マン・ゼネラリストを馘首し、様々なオ-ナ-を次々と誕生させるでしょう。<倫理ファンド>、ベンチャ-キャピタル、ストックオプション等の隆盛をもたらすにとどまらず、国家、企業等の組織都合な統治発想は否認され、インンディビュジアル(個人)レベルから新たなインフラストラクチュアが構築されることになるのでしょう。

 とは言いましても、日本の構造改革は国債の大量発行に象徴されますように民意度は後進国並みですから、未だしばらくは遅々たる進展しか望めないでしょうが、方向だけは定まってきたようです。

 さて、通常一冊の本は、事前に推敲の経緯・経過は捨象され、抽象化されたうえで書かれるものと考えられます。泥の中を通り抜けるマドリング・スル-な経過そのものは主題足り得ないものなのでしょう。

 しかし、この「人様のお金」を、筆者は平成8年6月に厚生年金基金の経営を主題に「ペンションファンドマネジメント」として書き始め、推敲のドメスティックな展開そのものを内容にして、平成12年8月にタイトルを「人様のお金」(第1部厚生年金基金の変貌、第2部厚生年金基金の資産運用ドキュメント、第3部厚生年金基金の経営の3部構成、400字詰め原稿用紙2200枚)と改めて、書き上げました。

 その後、何人かの人に目を通していただきましたところ、商業べ-スに乗らないということで、皆さん一様に余りに大部に過ぎるということでした。そこで、編集し直し、500枚ほどをカットし、1700枚としました。

 さらに、それを「経営資源の有機的連結」を中心にした500枚ほどを独立させ『事務長奮闘記-厚生年金基金って、何んだ?』とし、残りの1200枚ほどをこの『人様のお金-厚生年金基金は、何になるのか?』に分冊しました。それでもなお、一般の本に比べて分厚くなりましたのは主題追求の手法のせいとご容赦ください。

 これらのことを、筆者は母体企業の再三の肩叩きを肩透かししつつ、厚生年金基金業務に全人的にのめり込むという原始的な手法で、現場事務所で「厚生年金基金って、何んだ?」と追い求めたのです。このような不器用な生き様は決してエフィシェント(効率的)とは言えませんが、愚かな素朴さ、ピュアであるとは言えるかもしれません。単に、ドメスティックなだけに終わっているかも知れませんが……・。

 しかし、この判断は読者諸賢がお決めになること。 筆者としては、ただ「厚生年金基金は、何になるのか?」の「叩かれ台」(山崎元『年金運用の実際知識』)を、「人様のお金」の素材提供が出来ましたのであれば、または、せめて読者の基金に対するイメ-ジ構成が幾分かでも立ち上がり始めましたら良しとしなければならないでしょう。

 後は、ただ、笑而不答……・







目 次

はじめに

第1章 制度発足30年経過して

第2章 厚生年金基金の経営フレームワーク
1. 経営などしたこともない!
2. 基金経営の組織機能
3. 厚生年金基金の過渡的な経営フレームワーク

第3章 厚生年金基金の資産運用方法
1.それとも資産運用で稼ぐか
2.基金の見た日本の資産運用環境
3.世界の資産運用環境
4.平成10年度現在の資産運用状況
5. 資産運用マネジメント

第4章 厚生年金基金経営上の諸問題
1.基金運営から基金経営へ
2.厚生年金基金のリスク管理
3.代行の金縛り
4.<人様のお金>
5.果たすべき約束
6.パブリック・コメント?

第5章 401(k)の百聞は一見に如かず
1.401(k)一見
2.訪問先個社マタ-
3.日本版確定給付型年金の完全民営化

第6章 凍結した死に体
1.「厚生年金基金は死に体!」
2.基金問題のインパクト
3.<人様のお金>が変える日本のインフラストラクチュア

第7章 ビジョン「年金基金」
1.戦後日本の哲学もどき
2.「年金基金」というビジョン
3.ビジョンのメッセ-ジ

謝 辞

・厚生年金基金の経営フレームワーク資料集
・情報収集先
・年金関係インタ-ネット・サイト





厚生年金基金事務長奮闘記 

2013年04月22日 | 厚生年金基金



 さて、貴サイトに掲載されております「事務長奮闘記」、ようやく読了致しました。先人の30年にも及ぶ実務経験をいわば追体験できる貴重な文献でした。
とりわけ、総幹事制が基金の独立性・自主性を阻害したという指摘と、その脱却策としてのIA型移行・指定法人採用という視点は、目から鱗でした。 (2006/07/04 ブロガーA氏)

 厚生年金基金は制度発足30年余を経過し、少なからぬ人たちの老後生活の一翼を担っていますが、この間の経済・社会情勢の激変と巨額積立て不足の発生に伴い、制度そのものの見直しが議論されています。それは、日本経済の従来システムの疲弊を変革すべきテ-マと輻輳して、全国民を巻き込む形で議論が始まったばかりです。つまり、終身雇用・年功序列等の世界から、成果主義に始まる競争社会への転換により、従来型の厚生年金基金の機能が確実に変わってきています。さらにこの度、確定給付企業年金法、確定拠出年金法等の成立に伴い、企業社員の老後資金確保の選択肢が一気に拡大しました。新しい仕組みの日本版401(k)も曲がりなりにも誕生しました。











Q&A年金の行方(基金解散と代行返上)

2013年04月19日 | 厚生年金基金


基金解散と代行返上に伴う年金の行方について、社会保険事務所の年金相談窓口でのQ&A形式で説明する。
ただし、ここで取り上げるトピックスは架空のものであり、事実誤認があるかも知れません。
責任はOPM研究会に限定されます。
単なる年金話しとしてお読みいただければ、基金解散と代行返上に伴う年金のおおよそがご理解いただけるようになりましょう。

年金ライフプランセミナー

2013年04月17日 | 厚生年金基金
 厚生年金基金の福祉施設事業の一環として、加入員(社員)とその配偶者を対象に年金ライフプランセミナーを開催しました。
 平成3年に始めて、毎回30人プラス配偶者20人ほどで、平成13年まで50回ほど開催しました。延べ人数は2,500人ほどになりました。
 なお、この経費は、年金資産の利差益から捻出しておこない、事業主並びに加入員から大変喜ばれました。

  年金ライフプランセミナー

 表記セミナー開催時、昼食後の眠くなる時間帯に、式次第(6)の年金計算書を配布して受講者の眠気を吹っ飛ばし、セミナー開催目的の達成を図りました。

学生向け哲学風読み物『情緒の力業』の販売

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