枕草子の枕

気になる出来事

上野国立博物館からの

2015年12月24日 | 日記
クリスマスイブの24日、

仕事が急遽なくなって、いきなりのオフ。

どうしよう・・・

そうだ!博物館へ行こう!


かねてより気になっていた上野国立博物館 「始皇帝と大兵馬俑展」 へ。

平日の昼間なら混んでないはず、とルンルン気分で出かける。


あれ~~~、博物館前、だれもいない・・・・嫌な予感・・・





あちゃ~、24日から来年1日まで休館だってぇ~


え~、もう~~~~。




悔しいから、

こちらも前から常設展示でもいいから入りたかった国立科学博物館へ入館。



建造物、建築的にもステキな建物だ。

1931年、東京科学博物館本館として竣工した。ネオ・ルネサンス様式。

2008年6月9日に重要文化財として指定

上空からみると飛行機の形をしているですって。



吹き抜けの天井はアーチ状に。




吹き抜け最上階から見下ろす中央ホール。

そして、なんと、その1階中央ホールにて

上野学園大学の学生による ♪「ウィンターコンサートinかはく」♪

わーい!! 兵馬俑よりステキかも~

弦楽四重奏、

私も演奏したことあるモーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルブスやディズニーのアナ雪など。




古楽アンサンブル

ポジティフオルガンやヴィオラダ・ガンバという、パイプオルガンやチェロの先祖みたいな楽器




フルートアンサンブルはサン・サーンスの動物の謝肉祭




そして最後に演奏者全員でクリスマスメドレー

科学博物館の入場料600円ちょっとだけで、こんなステキ、盛りだくさんの演奏会。

大学2年生、3年生たち。学生といえど、もう十分プロ並みよ。


そんな、感じでクリスマス・イヴが過ぎていったのでした。 



この上野の国立科学博物館を大きく大きく、もっともっと充実させたようなのが

ニューヨークの自然史博物館。

一日では全部見切れず、もう一度行くぞと誓って早、数年。

今年こそは行くぞと思っていたけれど・・・・

ついぞ、いけなかった・・・というか、行く勢いがつかなかった。


よし、来年こそはメット併せてNY自然史博物館へ、イザ出陣。

と、またかけ声だけかも・・・

年取ると、飛行時間、ロングフライトがきつくてね~。



ツレは中国、シルクロードの東の起点、西安へ本物の兵馬俑を見に行こうと云うけれど

中国、西安も辛いよね~。

上野のなんちゃって兵馬俑でいいや。






グローリア・チャペルコンサート

2015年12月24日 | チェロ・音楽
毎年12月23日の恒例行事?

品川でのグローリア・チャペルコンサート

チェリスト溝口肇さんのコンサート、今年で13回目だそうで

そのうち、私ダイアナと腹心の友アンちゃんは今回で何度目の参加かしら・・・




今日はまず昼過ぎに落ち合い、銀座でお蕎麦デート

私が先日から「お蕎麦!美味しいお蕎麦がたべた~い」と云っていたら

しっかりリサーチしてくれて、おそば屋さん候補は3件。

そのうちリーズナブルプライスの銀座・蕎麦割烹「松玄 凛」へ

    
    まずは、前菜盛り合わせと共に

とっても粋な酒豪のアンちゃんは蕎麦屋で日本酒たしなむ。

私もおちょこ一杯ご相伴。山形の大吟醸「くどき上手」だっけかな?


薩摩おごじょのアンちゃんは私と違ってへべれけにならない。

ちなみに薩摩おごじょとは・・・鹿児島地方の方言で、”鹿児島の女性”のこと。

強気で頑固というイメージをもつ「薩摩隼人(鹿児島の男性)」と対比して、

「薩摩おごじょ」は気立てがよい・優しい・芯が通ったしっかり者

と出てくるが、まさにそう。


銀座のしゃれたお店で、ランチにお蕎麦と日本酒、超クール。大人の女って感じ。

(いや、ただの呑んべいか??)

頂いたお蕎麦は石臼挽き蕎麦

         

量も食べ応えあり美味しかったぁ。


その後、イザ品川へ!!

          



溝口さんのチェロコンサートに来て、クリスマスを感じ、今年の終わりを感じ、

そして、ここ品川、八ツ山橋を走るお正月の箱根駅伝を思うのです。


チェロコンサートといえど、クラシックではなくジャズやポップス。


溝口さんのチェロ音色、静かな曲、心洗われる、そして今年のゲストは手島葵ちゃん。

彼女の歌声が更に更に透き通るぅ~、神聖なチャペルにぴったり・・・なぁ~んて一転

これも毎年恒例、溝口さんからのクリスマスプレゼント争奪戦、ジャンケンやらくじ引きやら

観客と一体となる楽しいコンサートなのであ~る。

それに、去年から溝口さんってば、ファンの心を知ってか知らぬか

写真とっていいよタイムも作ってくれる。

                   

それに、なんと舞台上でもピアニスト、ベースやパーカッションの奏者さん、手島葵ちゃん交え
会場、お客さんを背景に自撮りちゃったりしてるぅ
  



また、パブロ・カザルス「鳥の歌」は毎年弾いて下さるのだけれど

今年はよりいっそう、世界平和を、カザルスの思いを感じながら・・・



カザルスはニューヨーク国連本部において「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は、

ピース、ピース(英語の平和)と鳴くのです」と語り、『鳥の歌』をチェロ演奏したエピソードは

有名ですね。


今日、また邦人ジャーナリストがシリア武装集団に拘束されたというニュース。

溝口さんも鳥の歌を弾く前に、世界平和の事を、自分が惨劇の渦中にいない幸せを・・・

と語っていました。



楽しく、賑やかしく、そして荘厳に、静かに、ステキな時間。

あ~、楽しみにしていたこのコンサート、終わちゃった・・・


でも、来年もまた参ります。

そう溝口さんからのクリスマスプレゼント、ゲットできるまで

毎年絶対にくるのだ!!と煩悩ばかりの私でした。


コンサート終了時も、すてきなサービス。

溝口さんのCD購入できて、その場でサインよ。
            

手前が溝口さん、手島葵ちゃんが立って後ろむいちゃって残念。