よしーの世界

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真冬の京都part6 ~六道珍皇寺~

2022-02-19 06:33:49 | 旅行
京都旅行3日目は朝から曇っていました。ホテルをチェックアウト後、京都駅のコインロッカーに荷物を預け

バスで六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)へ向かいました。



バスで祇園方面に向かい、清水道で降りて5分位で到着します。私たちは北門に着いてしまったのですが、その

場合は一度戻って、ぐるっと迂回すれば正門に着きます。この辺りも2月は人が少なく静か。



ここは現世と他界の境と考えられていて「六道の辻」と呼ばれました。門の前には六道の辻の碑があります。

歩く会のコースにあったようで、ここで記念撮影する人もいました。「六道」とは、仏教の教義でいう地獄道

(じごく)・餓鬼道(がき)・畜生道(ちくしょう)・修羅(阿修羅)道(しゅら)・人道(人間)・天道の

六種の冥界をいいます。



入ってすぐの所に閻魔堂(篁堂)があり、閻魔王、弘法大師、小野篁(おののたかむら)を拝観できます。小

さいのぞき窓ですが、思ったより、よく見えました。



全体的に落ち着いた色が多い境内で、朱の色が鮮やかな鐘楼はとても見栄えがします。



この綱を引っ張って鐘を鳴らすようになっています。不思議な光景でしょ。



お賽銭を入れて、うちの奥さんが思いっきり綱を弾きました、結構大きめの音が響きましたよ。余韻もず~っと

残って気持ちが落ち着きました。後で参拝した方たちもやっていましたが、いい音で響くので、行った形は是非。



本堂には本尊の薬師如来像と日光菩薩像・月光菩薩像の薬師三尊像が安置されています。小野篁卿旧跡とありま

す。小野篁は平安時代の公卿、文人で昼は朝廷で官吏をし、夜は冥府で閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていた

そうです。身長は188㎝という偉丈夫(当時の男性の平均身長が160㎝程度)で冥府との往還に井戸を使ったとさ

れ、その井戸がここにあったようで残念ながら、この日は非公開。今度は公開日に行って存在を確認してみたい。

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