こういう本を読むと安倍政権の政策の間違いを実感してしまう。自民党は大企業だけの利益を考える
ようになったのは、小泉政権からでアメリカ寄り、大企業寄りにシフトしだし、大多数の一般国民の
幸福を無視するようになった。安倍政権では大企業の賃金アップの功績だけを喧伝するが、その恩恵
を受けるのは国民の1割程度で、何故か政の失敗や不祥事の連続でも公務員報酬は上がり続ける。
日本の政策は現場を見ないで決定することが多い。そのために実際とはかけ離れた政策が独り歩きし
てしまい。国民にとっての利益に繋がりづらく、いらぬ混乱を招き、さらに国民に負担を強いること
になる。
本書では鼎談形式で話が進んでいるが、各氏の現場主義が徹底しており、とても説得力がある。よく
日本での「ものづくり」はすでに限界に達した、低賃金の東南アジアには勝てないとの話を聞くが、
すでに90年代に生産革新が始まり、2000年代には東南アジアの東南コストに追いついていると
いう。
何故日本に外国人観光客が増え続けているのか、その魅力はなんのなか?そこを見誤ると全く本質を
伴わない政策が乱立する。私は日本の独自の「ものづくり」が世界に発信できるものが、まだまだ沢
山あると思っている。
ものづくりの反撃 中沢孝夫/藤本隆宏/新宅純二郎 ちくま新書
ようになったのは、小泉政権からでアメリカ寄り、大企業寄りにシフトしだし、大多数の一般国民の
幸福を無視するようになった。安倍政権では大企業の賃金アップの功績だけを喧伝するが、その恩恵
を受けるのは国民の1割程度で、何故か政の失敗や不祥事の連続でも公務員報酬は上がり続ける。
日本の政策は現場を見ないで決定することが多い。そのために実際とはかけ離れた政策が独り歩きし
てしまい。国民にとっての利益に繋がりづらく、いらぬ混乱を招き、さらに国民に負担を強いること
になる。
本書では鼎談形式で話が進んでいるが、各氏の現場主義が徹底しており、とても説得力がある。よく
日本での「ものづくり」はすでに限界に達した、低賃金の東南アジアには勝てないとの話を聞くが、
すでに90年代に生産革新が始まり、2000年代には東南アジアの東南コストに追いついていると
いう。
何故日本に外国人観光客が増え続けているのか、その魅力はなんのなか?そこを見誤ると全く本質を
伴わない政策が乱立する。私は日本の独自の「ものづくり」が世界に発信できるものが、まだまだ沢
山あると思っている。
ものづくりの反撃 中沢孝夫/藤本隆宏/新宅純二郎 ちくま新書