日田 三隈川さんぽ (大分県)

大分県日田市を流れる三隈川、特に中ノ島周辺の風物詩。四季折々の花や鳥や風景をmorisongの写真でご紹介します。

土日はあいにくの雨

2014年03月31日 | 三隈川周辺




日田は折角さくらが満開なのに土日はあいにくの雨でした。
特に深夜に激しく降りました。
今回の桜は開花宣言してあっという間に満開になりました。さあ~今度の日曜日まではなんとかもってほしいもです。
三隈川も濁って少し増水していました。











ツヤツヤした柿の葉は元気そうです。

※今度の雨で池の水が増水してパニック!魚たちが上段の池から流れだしウヨウヨと下の狭い池に集まっていました。そこで網ですくって元のところへ!今後は増水時の事を考えなければ^^。



下の写真は日曜日桜を見に久留米へ
ここの枝垂れ桜はとてもきれいなのですが、今回は遅かったみたいで残念!




ご参考までに住所を紹介しておきます。
内山緑地建設株式会社
福岡県久留米市田主丸町地徳3558番地1




↓そこで見つけたウルトラマンみたいな蕾!おもしろ~~い!




春! 三隈川 夕暮れ散歩

2014年03月24日 | 三隈川周辺
良い季節になりました。



久し振りの、三隈川さんぽです。
歩いていると、菜の花の香りがしています。
中ノ島もソメイヨシノもご覧の通りです。


















ジャバジャバと長靴を履いて川の中を歩いたのが、昨日の午後3時過ぎ。水はもう冷たくありません。
魚たちにとってはこれからさらに心地よさを感じる水温になっていくでしょう。
川に浮いた葦の根元に、玉網を下からそーっと入れ葦をゆすると、たまに川エビがとれます。
今日は3尾!川エビが水中を浮遊する姿はユーモラスでとても可愛いです。
最近ハヤの類はすくい上げてもリリースします。何故ならわが家の池は今、色々な魚でいっぱいだから^^;。
でも昼間は沢山いるようには見えません。ちょっと見た目はメダカだけの世界に見えます。
しかし餌を与えて1分もすると、巣からハヤ等がウヨウヨと集まって来て過密都市に一変します。

どの魚も昼間より夜の方が活動的に見えます。とくに面白いのが「ギギ」。
上からそーっとライトを当てると、サメが泳いでいるように見え、また形もよく似ています。
ギギやオヤニラミなどは夜行性なのでしょうか夜になると活発に泳ぎ回っています。
彼らは肉食系だからメダカの池ではなく、ドンコのコーナーに入れています。
現在は体長5cmほどのギギですが、大きくなったらオヤニラミを食ってしまうかも。
いやその前に、ギギの方がオヤニラミにやられるかもしれませんね~。
※今現在オヤニラミは7~8匹いますが、大きいのは10cm以上あります。

最近水苔をそーっと持ち上げてみました。すると微生物がいっぱいいました。
水苔は昔から町内を流れる石垣に繁茂していたものです。
この微生物が魚たちに元気を与えているのかもしれません。
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川岸で土筆をみつけ、それから10数分ほど夢中になりました。
ウグイスの谷渡り、そして心地よい川風を感じながら、やはり春はいいなと思いました。
どうかこの自然がいつまでも失われませんように!


今朝の底霧

2014年03月17日 | 三隈川周辺
今朝の三隈川は濃い霧に包まれていました。河川敷の緑が段々濃くなって来ています。
土筆や菜の花、春の臭いも感じます。











渡りのカモたちは、夜になっても、「ピューイ、ガヤガヤ、ザワザワ」と騒々しいんです。多分帰りの飛行ルート会議、もしくは夜なべ談義でもやっているのでしょう。この時期になるといつもそうなんです。

昨日は鏡坂公園(上野町)にぼんぼりを設置しました。桜のつぼみは去年よりちょっと遅めですが少しずつふくらみ始めています。
作業をしている直ぐ目の前の枝で、メジロ達が挨拶代わりにちょっとした曲芸をしてくれました。
良い季節ですね~。

三隈川も季節の変わり目

2014年03月10日 | 三隈川周辺



昨日、天気予報では良いお天気になるはずだったのに、雨が何度も降ったりやんだりの変なお天気でした。冷たい風も吹いていました。

写真は夕暮れに写したものですが荒れたお天気も落ち着き、とても美しかったです。遠くでは雷が鳴っていました。







今朝わが家の向かいの山で、ウグイスと共にイカルが美しい声で鳴いていました。ヒバリも鳴き始めました。

春を感じます。

池づくりパート2

2014年03月01日 | 三隈川周辺
最近この三隈川さんぽの更新が遅くなった。
いつものことだが、それには訳がある。



わが家の裏庭には、数十年前から放置された風呂釜がある。邪魔でしょうがないと思いながら重いので、ずっとそのままにしていた。
最近穴掘り上手(自画自賛^^;)になったmorisongは、この邪魔な風呂釜いっそ敷地内に埋めてしまおうと考えた。
しかし元々水を入れていた風呂釜をそのまま地中に埋めてしまうのは何故か抵抗がある。
そこで風呂釜分の土を掘りおこしそこにすっぽりはめ込みそして水を溜めれば、
裏庭の水やりをするのに丁度良いではないかと、また穴補りを始めてしまった。

今回掘り起こすサイズは余裕を考えて1.5m×2m、深さ1m。(3立方メートル)
元が四角い形だから、簡単なラフスケッチを描いた程度で前回のような図面はない。
前回の経験を元に感だけで始めた。



最初は小さめだからと簡単に考えていたが、どっこい簡単に掘り進めることが出来ない。
掘り初めてすぐ「カツン!」という音が。どこを掘っても同じで大小丸い石が山のように出て来る(想定外)。
前の池づくりではこんなに沢山の石は出てこなかったのに@@!
考えてみれば、ここは川から5、6mくらいしか離れていない。石の形からして三隈川の同じ丸い石だ。
だから以前このあたりも川原であったことが容易に想像できる。
と言うことは今あるわが家の位置は昔三隈川だっということだろう。

相当に幅の広い川だったろうな~~。
土砂が現在の位置、つまり8m堆積するのに、千年とか2千年、いやそれ以上かかったかもしれないと、
悠久の時に思いを馳せながら掘りすすめた。

それはいいのだが、最初は風呂釜の処分を考えて始めた作業なのに、今度は石の山が出来てしまった。
これでは本末転倒だ!
でも横に積み上げた石の山を眺めていると、気の遠くなるような時間をかけこの地に流れ着いのだから処分するのも惜しい。
これも何かの縁だと結果的にはご覧のように池の壁面をこの丸い石で囲った。
泥まみれだった石ころを洗い、モルタルをはさみながら適当に積み上げていった。

、、なんだか露天風呂みたいみえるのは、、まっ、しょうがないか^^.;。

材料は前回の池づくりで余っていたものばかり、だから殆どお金はかかっていない。
そんなこんなで散水用池は、思い立って一ヶ月ほどでほぼ完成。




これで植物の水やりが楽になるし、水道代も節約できる。
作った池を眺めていると、またまた魚を入れたくなってきた。
でもこれはあくまで撒水がメイン、色々な道具の洗い場に使用するつもりだ。




※そうそう、最初作った池ではメダカが悠々と泳いでいるが、そのメダカが産卵している。
まだ二月、こんな寒い時期にと思うが、水温が16度と高いからだろう。



↑右端に見える塩ビの輪っかの中に、産卵したものを水苔とともに入れた。底は網になっているので水質も水温も池と同じ。
ただ、これがちゃんと成長していくのかはまだ分からないが楽しみがまたひとつ増えた。

今朝起きると川ガラスの鳴き声が聞こえてきたので、さっそく窓辺からガラス越しに撮った。
あまりうまく写っていないが、川が奇麗になって、ヤマセミ、カワセミ、そしてこの川ガラスも以前の様によく見かける様になった。





川ガラスは野鳥としては珍しい冬に子育てをす鳥である。


今日の午前10時過ぎだったか、水門を開けるサイレンが突然鳴った。雨も降っていないのにと思いながら川を見ていると、三隈川の水が見る見るうちに減っていった。







対岸では国交省の調査員だろうか、川にロープを張り色々と調査をしていた。

我が家のすぐ下も50~60cmも水位が下がり、行き場を失った小魚が飛び跳ねている。
池の中の友達を増やそうと思い、早速川へおりて小魚をGET。
もちろん研究調査のための最低限の数です^^。

ハヤ、イダ、カマツカ、ギュギュウ、フナ、そしてこいつはギンブナ、いやウロコの数からしてタナゴだろうか、それにオヤニラミ等をGET。



池がとても賑やかになった。でも最初からいるドンコがびっくりしてオロオロしている様に見えた。
これから生存競争が厳しくなりそう。というか最初の目的であった三隈川の淡水魚の生態系が確立されつつある。



↑ここにいるのは以前捕まえた小さなカマツカ。こいつはひげをチョロチョロ動かしながら餌を探すのでとても可愛い。


↓これは1週間前の早朝。とても寒い朝だったが、ここ数日はとても暖かい。
うぐいすも鳴き出したし、春らしくなってきた。